図書館司書のための格闘技・武術分類講座 - 火薬と鋼

図書館司書として、格闘技や武術・武道に関わる資料の選書、分類やレファレンスで知っておくと便利な知識を書いておこうと思う。 先日公開した書きかけ記事は利用者向けの話だったが、これは図書館で働く人間のためのものだ。長々と書いたが、実際にはここまで全てに注意することはないだろうし、注意しなくとも問題のないことが多い。 日本十進分類（NDC)９版の分類別にポイントを書いていくこととするが、話は分類のためのものに留まらず、他の領域の業務にも少し関わる事柄を解説する。 788 相撲. 拳闘. 競馬 格闘技のための分類には日本十進分類では主に788と789の2つがある（例外もある）。 このうち、788は"Combat sports"、789は"Military arts"とあり、788は戦いを行う競技、789は戦争・戦闘のための技術である。素手で行う格闘技で競技・イベントとして成立したものが788以下に

[machida77]

書いてみたら皆知ってそうな話になった…。

[pribetch]

前の記事で概要が判っていても「分厚い本を両手に持って巧みに攻防に生かすクールなメガネ司書」を想像してしまうタイトル。

[type-100]

タイトルから図書館戦争とかRODとか戦う司書みたいな話かと思ったら違った

[shomotsubugyo]

これはやはりサ、自分の専門知識でNDCを再解釈するというところが奏功していると思うわけ。館界で各専門家を動員してNDCの各類、各二次区分三次区分の注釈・クレームを書いた連載なんか、ものすごくよいと思うわけ。

[myrmecoleon]

NDC版。

[kitone]

格闘技がお好きなんですね。こういう資料って体育系大学とかで豊富に揃えてるんだろうか。

[aliliput]

これは勉強になる。

[Guro]

この記事をＮＤＣに貼り付けておきたい。この分野に限らずＮＤＣの解説が増えるといいな。

[min2-fly]

面白かった！／格闘技・武術を分類する際の参考に（そんな機会はあるのか？）＋学生さんに「考え出すとどの綱目／要目／細目もこれくらい考えられるわけでですね」とかいう時用に（そっちはよくありそう）

[frothmouth]

プロのこだわりを感じる。武術家はたぶん全然気にしてないと思うが。

[daybeforeyesterday]

へえ