サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
iPhone 17
nikubeta.hatenablog.com
吉本秀之「初期近代における読書と思想 ロバート・ボイルの化学的原子論の場合」『人文科学研究 キリスト教と文化』第43号、2012年、27–49ページ。 http://ci.nii.ac.jp/naid/40019385580 知識人はみなしているけれどその実態が見えにくい活動の最たるものが読書です。この読書の実態に迫る研究が近年盛んに行われています。この問題意識をロバート・ボイルに適用した論考を読みました。 初期近代の知識人にとってどうやって効率よく情報を収集・保存するかというのは、彼らの活動の成否がかかった死活的問題でした。様々な証言からは彼らが読書法を大いに工夫していたことがわかります。本を解体して切り貼りすることでコモンプレイスブックをつくる。助手をやとって本を読ませ、重要な箇所を抜き書きさせる。二番目の例からわかるように、読書には一人ではなくチームで行う共同作業という側面があります
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『オシテオサレテ』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く