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大谷翔平
d.hatena.ne.jp/stnet
丸いドーム形の屋根が特徴的で、区民に親しまれてきた両国公会堂(東京都墨田区横網1)が、89年の歴史に幕を閉じる。 夏に解体作業が始まり、跡地には渋谷区から刀剣博物館が移転してくる。墨田区は公会堂の模型などを展示することも検討しており、「解体は苦渋の決断だったが、公会堂の歴史を刻んでいけるようにしたい」としている。 両国公会堂は1926年(大正15年)、旧安田庭園内に完成した。建築主は「東京市政調査会」。安田財閥の祖・安田善次郎からの寄付で日比谷公会堂とともに建設し、東京市に寄贈した。 ドーム形の屋根のほか、正面に三つ、両側面に一つずつアーチ形の入り口を持つ特徴的な外観。建物内の円形のホールも当時としては珍しかった。 戦後は進駐軍に接収されるなどし、67年に都から区に移管された。その後、大規模改修で内外装は様変わりしたが、下町有数の文化施設として区の行事や地域の音楽祭などに利用された。 しか
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