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ローレンツ「攻撃」より4.無名の群れ | 意味不明なヒトビト
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ローレンツ「攻撃」より4.無名の群れ | 意味不明なヒトビト
竜馬伝も終わってしまったことであるし、我々はジャイアンと多数派の行動の冷静な考察に戻ろう。 ローレ... 竜馬伝も終わってしまったことであるし、我々はジャイアンと多数派の行動の冷静な考察に戻ろう。 ローレンツの「攻撃」には実際に動物たちの中で見られる現象がそのままに記述されている。それがジャイアン自身と多数派のいろいろな行動を理解するための理論的枠組み、仮説のヒントとなることが多く、実に参考になる。 ローレンツが「無名の群れ」 anonyme Schar と呼ぶ動物の集団行動がある。ニシンの群れや野牛の群れは、ローレンツによると、群れの中では「個体識別」が無く、順位やリーダー的な役割分担も無く、群れから離れると不安になり、何よりも種内の攻撃性と個体間の距離が消失している。 「烏合の衆」という言葉があるが、人間の社会ではそれに近いものであろう。 オオカミやハイイロガン、コクマルガラスなどの群れはお互いを識別でき、群れの中の役割や順位などがある「名前のある個体間のきずなをもとにした集団」であるのに