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社会学研究 7号+/5.荒木
同志社社会学研究 【研究ノート】 NO. 7, 2003 フェミニズム的諸文脈からの 「女性によるポルノグラフィ... 同志社社会学研究 【研究ノート】 NO. 7, 2003 フェミニズム的諸文脈からの 「女性によるポルノグラフィ消費」観 ──大衆雑誌記事におけるトレンドの変遷── 荒木 菜穂 ARAKI Naho はじめに 現代においてポルノグラフィへの批判は、主に 「わいせつ」と「女性差別」の観点から行われて いる。女性差別としての批判は、フェミニズムの 文脈において行われていることが多い。しかし、 フェミニズムには様々な立場があり、そこではポ ルノグラフィの否定だけでなく、対立するものも 含めたいくつかの態度が見受けられる。 昨今のポルノグラフィめぐる状況においては、 ポルノグラフィは男性のみが消費し女性はそれに よって差別されるという構図自体にも変化が見ら れ、女性もまた積極的なポルノグラフィの消費者 となるという現象も起こっている。 本稿の目的は、フェミニズム的諸立場のうち、 日本にお
2010/07/01 リンク