サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
大谷翔平
evie-11.hatenablog.com
普段は日本近代文学の沼に住んでいて、海外文学はどうにも苦手意識が抜けなかったのですが、フォロワーさんに勧められて、四月頃にキニャールの『音楽のレッスン』を読みました。 音楽のレッスン 作者: パスカルキニャール,Pascal Quignard,吉田加南子 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 1993/04 メディア: 単行本 クリック: 5回 この商品を含むブログ (2件) を見る 図書館の閉架書庫に眠っていたこの本は、私にとって海外文学の目に見えない壁を打ち壊してくれた一作になりました。 海外文学の高い芸術性と、「物語ること」そのものの斬新さに衝撃を受けました。 なかでも私の興味を引いたのは、「成連の最後の音楽のレッスン」。 伯牙の逸話をこのようにリビルドしていく手腕に感服し、また幻想文学として昇華してくれたことに、もう感謝の念しかありません。 ちなみに伯牙というのは、「伯牙、琴
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『広寒宮』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く