サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
大谷翔平
footballweekly.jp
ニュース 【Jリーグ通信】ペトロビッチ監督、JFAとJリーグの組織体系に苦言を呈す Tweet 2015年04月13日21:58 Category:ニュースJリーグ 浦和レッズの指揮官であるミハイロ・ペトロビッチ監督は上機嫌だった。 2015J1第5節となった川崎フロンターレ戦は、ペトロビッチ監督にとって鬼門だった。「私は等々力競技場と相性が良くない」と自認しているように、サンフレッチェ広島時代を含め、等々力での勝利は皆無に等しい。 そんな対戦成績もあってか、自らのチームが“守備的”と評されることを極度に嫌うペトロビッチ監督が、「相手にボールを持たせて、前線は一度、センターハーフまで戻り、リトリートしよう」と指示を出し、慎重な試合運びを選択した。結果は1-1の引き分けではあるが、89分に同点に追いついた試合展開は、勝利の美酒に酔いしれたい気分にさせたのだろう。 試合後は笑顔でサポーターに手
コラム 【セルジオ越後コラム】浦和レッズへの処分に思う、これで何の解決になるのか Tweet 2014年03月13日19:38 Category:コラムセルジオ越後 8日に行われたJ1第2節の浦和対鳥栖戦で、『JAPANESE ONLY』という横断幕が掲げられた問題に対し、Jリーグが13日に処分を発表した。 内容は、けん責と、23日の清水戦を無観客試合で開催すること。無観客試合はJリーグ史上初めてのことだ。浦和自身も、15日に行われる広島戦以降、リーグ戦、カップ戦、ホーム、アウェーを問わずすべての横断幕、旗類の掲出を禁止したという。 人種差別行為が言語道断であるのは間違いない。僕は日系ブラジル人2世だから、余計によく分かっているつもりだ。差別のない国なんて世の中に存在しないし、動物である人間の本能として、自分の群れ以外に警戒心を示す、新しい血を拒むというのもあるだろう。悲しいがこれは事実だ
コラム 【再掲】セルジオ越後 すべての日本人へ「倒れた人の分まで走るのが、サッカーだ」 Tweet 2014年03月11日10:53 Category:コラムセルジオ越後 東日本大震災から丸3年が経った。3年前、震災発生から一日一日と時間が過ぎていく中、改めて感じる被害の甚大さと、それでも立ち上がらなければならない気持ちとの間で、多くの人が悩み苦しんだ。スポーツにおける自粛を巡る是非もその一端だった。そんな中、当時震災から約1週間後に掲載されたセルジオ越後氏のコラムが大きな反響を呼んだ。3年経った今にも通じる本質がそこにあるので、再掲したい。 ──────────────────────────────────── 日本は今、大変な困難に見舞われている。あまりにもスケールの大きい自然災害であり、戦争以来の大惨事と言ってもいい。被災者の方々が大変な傷を負ったのはもちろん、日本人全体の心に深い
刈部謙一 【刈部謙一コラム】香港の新年サッカーと日本人選手たち Tweet 2014年02月05日11:33 Category:刈部謙一ニュース 香港の旧暦新年を記念して行われるAET CUPにFC東京が参加した。この大会、以前はカールズバーグカップとも呼ばれ、日本代表も1996年と2000年に、93年はB代表が参加した、歴史ある大会でもある。正月を旧暦で祝う、香港人には意義深い大会だ。 FC東京は今年の旧暦の新年である1月31日に行われた1回戦で、ポルトガル1部リーグに所属するオルハネンセと戦い、1−1と引き分けたが、決勝進出を決めるPK戦で5−6と敗れた。さらに3日後の2月3日に行われた3、4位決定戦でもロシア1部リーグに所属するクリリヤ・ソヴェトフ・サマーラに0−1で負け、4位という結果だった。 試合の詳細はFC東京のHPを参考にして欲しいが、FC東京はわずか1点しか取れなかった。こ
ニュース 【寺野典子コラム】中村俊輔、奮闘の2013年「サッカーを続けてきて良かった」 Tweet 2014年01月07日16:38 Category:ニュース寺野典子 長いロスタイムを経て、勝利を告げる笛が鳴ったとき、中村俊輔はわずかに挙げた両手を即座に降ろした。2014年1月1日。リーグ王者との天皇杯決勝戦で勝ったというのに、とても淡々としていたのだ。 2013年リーグ戦での対広島戦は2連勝。その前年も1勝1分と、横浜にとってJリーグ2連覇を果たした広島は、非常に相性の良い相手だった。 前半を2−0で終えた横浜は、GKの榎本をはじめ、守備陣の頑張りでピンチをしのぎながら、そこからも攻撃のチャンスを狙い続けていた。 そんなチームに強い頼もしさを感じた。試合展開を考えれば、余裕があったのは当然だ。しかし、中村が奮闘する姿だけが目につく、チームではなくなっていたように見えたのだ。 「リーグ戦
ニュース 【football newsを読む】イングランド代表のおとぎ話 Tweet 2013年08月16日10:46 Category:ニュースイングランド 日本代表がウルグアイに完敗した日、イングランドは長年のライバル、スコットランドと国際親善試合で対戦した。試合は二度も先行を許したが、後半に逆転して3−2で勝利。その決勝点を挙げた男が、このおとぎ話の主人公だ。 リッキー・ランバートは31歳。イングランド代表エースのウェイン・ルーニーと交代で67分に出場、代表デビューを果たすと、その166秒後には、レイトン・ベインズのCKを頭で決めて、ウェンブリーの大観衆を熱狂させたのだ。 試合後、ランバートは、「生まれてこのかたずっと夢見てきたことだった。なんかすごいことになっちゃたよ。この気持ちを言葉にしたいけど、できない……あれがファーストタッチだったのも、あとで知ったんだ。信じられないよ。CK
コラム 【寺野典子コラム】藤田俊哉の新しい冒険が、始まる。 Tweet 2013年05月22日08:28 Category:コラム寺野典子 「ジュビロは『キレイなサッカーをやっているけれど、詰めが甘いよね』とは二度と言われたくない。情けなかったね」 藤田俊哉の取材を続けるなかで私は彼の言葉をたくさん耳にしてきたが、もっとも心に残っているのがこのコメントだ。 2001年Jリーグチャンピオンシップで、鹿島アントラーズに敗れた直後、チームバスの陰で藤田はそう言葉を漏らしたのだった。 その年のジュビロはJリーグで両ステージ合計勝ち点71を積み重ねた。年間勝率も88.8%。勝ち点では、2位のアントラーズの54をはるかに上回ったがチャンピオンシップで勝てなかったために、リーグ王者には輝けなかった。そのシーズンはアジアクラブ選手権(現ACL)、ナビスコカップ、そしてJリーグとすべて準優勝という結果に終わ
コラム 【セルジオ越後コラム】拝啓Jリーグ、20歳の誕生日に寄せて Tweet 2013年05月17日20:43 Category:コラムセルジオ越後 5月15日で、Jリーグが誕生して20年を迎えた。新聞、テレビを始めとする各メディアでは、「Jリーグ20周年」を祝い、過去の映像やエピソードを紹介した。僕もそうした振り返り番組を見るにつけ、抱いた感想は「昔はよかったなぁ」というものだった。 スタンドは超満員。スタジアム周辺にはダフ屋が跋扈し、試合は民放で生中継。世界に名を轟かせたスター選手たちが、大歓声の中心で踊る。熱気があって、活気があって、夢があった。 あれから20年を経て、日本サッカー、Jリーグを取り巻く環境、文化はどうなっているか。改めて振り返った時に、あの頃はよかったと思うと同時に溜め息が出てしまったのは僕だけだろうか。 11日には、20周年記念試合と題した浦和対鹿島の試合が行われ
コラム 【Jリーグ通信】スタジアムに生まれた連帯感 Tweet 2013年05月10日12:17 Category:コラムJリーグ ゴールデンウィーク最終日、埼玉県にあるNACK5スタジアムには、多くのサッカーファン、そしてサポーターが詰めかけた。現在首位の大宮アルディージャと去年のJ1覇者サンフレッチェ広島の一戦。今節の注目カードなのは詰めかけた観客の多さからもわかる。なにせ4月20日にNACK5で行われた上位同士の埼玉ダービーをしのぐ1万3365人もの人々がスタジアムに足を運んだのだ。これはNACK5で行われた試合での最高観客数でもある。数年前からNACK5には足を運んでいるが、首位であることがこんなにも影響力を持つものだと改めて思い知らされた。 気温27.1℃と選手たちにとっては暑く厳しい条件の中、15時3分にキックオフの笛が吹かれた。前半まずは15分、広島のパスを大宮の青木がパスカ
コラム 【石井紘人コラム】家本主審に必要なもの Tweet 2013年04月24日10:46 Category:コラム石井紘人 先日、Football Referee Journalにこんなコメントが寄せられた。 「家本(政明・プロフェッショナルレフェリー)さんの表現力は好きですし、ゲームのエンタメ度が上がって、ヤジウマ的に観ている試合は大変愉しめるのですが、正直なところ、自分が応援しているチームの試合は担当してほしくないものだ、と思ってしまうのです。家本さん、最高! けどウチの試合はカンベンな! という風に。(笑)(中略)どうも家本さんという方は謎です」 これを紐解くキーとなるのが、J2第5節の松本山雅×長崎戦だと思う。 この試合でも家本主審は、的確な判定をみせていた。そんな展開で迎えた88分。クサビを受けたパクが、ボールを斜めに出す。このボールをPA内で下田がハンドでブロックしたという
コラム 【アルビレックス新潟 田中達也 連載コラム1】ReSTART Tweet 2013年03月07日08:00 Category:コラム田中達也 第1回「アルビの達也として」 ---------------------------------------------------------------------- 「アルビレックス新潟の田中達也です」 移籍が決まったとき、ちょっと小さな声でそう言ってみた。ずっと浦和レッズでプレーし続けてきたから、少し恥ずかしさもあった。でも、新しいクラブのユニフォームだけじゃなくて、この新しい挨拶も、日に日に馴染んでいくはずだ。 2001年から在籍していた浦和レッズから、契約を延長しないという話を告げられたのは昨年の秋。ずっとレッズでプレーしていくことしか考えていなかったから、ショックはもちろんあった。でも、ここ数シーズンは、負傷やコンディション不良
インタビュー 【特別対談】「人生に必要なことはすべてサッカーで学べる!?かもしれない」〜木村元彦氏に訊く(第1回) Tweet 2013年02月20日08:18 Category:インタビュー刈部謙一 Jビレッジから日本を考える その1 刈部:日本には「一芸に秀でたものは……」のように一つのことをからいろいろなことを学べるという考え方があります。だったら、サッカーで人生に必要なことは学べることも可能だと思うので、サッカーから横断的にさまざまなことをドキュメントしているジャーナリスト木村元彦さんに登場いただき、サッカー界と社会の距離を考えてみたいと思います。 ジャーナリストである木村さんがサッカーを通じて、ものを表現しようということになったきっかけはなんですか。 木村:サッカーそのものは、おやじフットサルですが、やるのも好きですし、見るのも好きです。サッカーを通じて取材を最初にしようと思った
コラム 【セルジオ越後】国際的な視点がない日本人 Tweet 2013年02月16日12:33 Category:コラムセルジオ越後 先日、レスリングが五輪競技から除外されるというニュースが日本全国を駆け巡った。レスリングは古代五輪の中心的な競技であり、まさか除外されるとは──。というのが、日本での一般的な報道だった。 日本はレスリング大国であり、メダリストも多く輩出してきた。日本で五輪報道を見ていると、レスリングがものすごく盛り上がっているように感じ、まさかなくなるわけはないという安心感を持っていたことで、ショックが増大しているのだろう。けれど、実際はそれほど重要な競技ではない、と判断されたのだ。 僕個人として、レスリングのありなしを言うつもりはない。しかし今回のことで改めて、日本社会、日本文化の弱点というものを感じてしまった。やはりこの時代になっても、国際的な視点がまったくないのだ。海
コラム 【セルジオ越後コラム】コンサート的雰囲気はメディアの責任 Tweet 2013年02月09日14:02 Category:コラムセルジオ越後 6日に日本代表対ラトビア代表戦が行われ、日本が3─0で勝利した。この時期の代表戦は、国内組のコンディションが十分ではなく、例年その位置付けに疑問符がつく。協会としてはオフ期間であるこのタイミングで興行を入れておきたいと考えるのであろうが、やはり今回も「強化より興行」、「地方での新年会」、「海外組のコンサート」だったね。 内容の是非はさておき、翌日の新聞には本田が一面で取り上げられ、快勝という論調で語られたのだから、興行としては成功だったと言える。 試合の出来に関しては、誰が見ても前半は悪かったろう。細貝が悪かったとは思わないが、このチームは遠藤がいなければゲームをうまく作れない。また、ワントップに据えるフォワードも、やはり前田が一番うまくハマ
コラム 【鷲津正美コラム】リッチなボールボーイが犯した愚かな過ち Tweet 2013年01月30日16:09 Category:コラム 鷲津正美 先週開催されたキャピタル・ワン・カップ準決勝のスウォンジー対チェルシー戦で、チェルシーMFエデン・アザールがボールボーイの肋骨あたりを蹴って退場処分となった前代未聞の事件を覚えているだろうか。 そのボールボーイが時間稼ぎのため故意にアザールにボールを渡さなかった疑惑が持ち上がり、警察が捜査に乗り出す事態に発展。しかも、彼がスウォンジー筆頭株主の息子で、自身のツイッターアカウントで「犯行予告」をしていたことが判明し、メディアからは自慢好きな金持ちの息子が犯した愚かな過ちとして大々的に報じられたのである。 それにしても、ソーシャル・メディアの恐ろしさを見せつけられた思いだ。チャーリー・モーガン君(17歳)の足がついたのは、ツイッター上で「ボールボー
コラム 【セルジオ越後コラム】J3構想の前に Tweet 2013年01月26日17:57 Category:コラムセルジオ越後 J2の下部リーグに相当するJ3の設置を目指す「J3構想」が現実味を帯びてきている。最短なら来年2014年に開幕、スタートは10クラブほど、その中にはJ1のセカンドチームが参戦する可能性もあるという。 この構想自体には賛成だ。けれど、Jリーグはサテライトリーグをなくしているという過去があることも忘れてはならない。ただ頭数を揃えて、とにかく3部制をスタートさせるというように、事を急ぐ必要はないと思うね。 サテライトがなくなったことを考えれば、今のJ1でセカンドチームを持てるクラブがどれだけあるだろうか。個人的には、J1とJ2の数を減らして、より密度の濃い3部制にすべきだと思っている。 実態がおろそかなまま、「J3構想」というただ一点に向って焦り、ただJリーグという価
コラム 【セルジオ越後】大阪の体罰事件に思う Tweet 2013年01月12日09:00 Category:コラムセルジオ越後 今週末に高校サッカー選手権は決勝戦を迎える。そんな折に、気になるニュースが飛び込んできた。大阪のバスケットボールの強豪校において、顧問の先生の体罰により、キャプテンが自殺してしまったというものだ。非常に痛ましい事件だね。自ら命を絶つ決断をした、あるいは命を絶つまで追い詰められた少年の気持ち、遺族の気持ちを思うと本当にやりきれない。 今回、被害生徒の自殺ということで白日の下にさらされることになったわけだけど、こうした体罰自体はもう何年も続いてきたものだろう。今いきなり起こった事件ではなくて、もうずっとそこにあった問題である。同窓会になれば、OBたちが懐かしくその指導を語ったりもするのだろうし、実際先生を擁護する声もあると聞く。 自殺して初めて調べるのではなく、今す
コラム 【寺野典子コラム】シャルケ・セカンドチームに見るACL飛躍のヒント Tweet 2012年12月24日09:53 Category:コラム寺野典子 ACL出場権獲得がかかる天皇杯だが、来季のACLは2月27日から始まり、3月1試合、4月4試合と例年にない過密日程となっている。決勝トーナメント1回戦がホーム&アウェイとなり1試合増えたことや、代表戦の日程などが影響したのだろう。 以前からACLとリーグ戦を並行して戦い、勝つためには、選手起用のターンオーバーが不可欠だと語られてきた。よって、保有選手数を増やし、選手層を厚くすることをクラブ首脳陣は考えるに違いない。しかし、ACLをグループリーグで敗退すれば5月以降には、余剰選手が生まれてしまう可能性も高い。ましてや欧州チャンピオンズリーグのように、出場することで多額の収入が得られるほどACLは成熟していない。アウェイへの移動費出費だけで
コラム 【セルジオ越後コラム】ワンパターンなクラブW杯報道 Tweet 2012年12月15日19:47 Category:コラムセルジオ越後 クラブW杯の準決勝が行われ、コリンチャンスとチェルシーが順当に決勝にコマを進めた。アル・アハリと戦ったコリンチャンスはかなり苦戦したね。前半に飛ばしすぎたのか、後半は足が止まってしまい、かなり押し込まれていた。僕も古巣ということで応援していたのだけど、試合後何人かの関係者に話を聞けば、不自然なほど出来が悪かったということだった。調整の失敗か、コンディション不良か、はっきりとはわからないけど、決勝戦にはしっかり照準を合わせてもらいたいね。 一方のチェルシーは、それなりの下馬評で、それなりの実力で、あっさりと勝利した。モンテレイも強いチームだから、ヨーロッパ王者の強さは伊達ではないということなのだろうけど、それにしてもクラブW杯はサプライズのない大会だ
インタビュー 【寺野典子インタビュー】横浜FC山口監督第1回「迷う暇なし」 Tweet 2012年12月05日11:30 Category:インタビュー寺野典子 2011シーズン18位と低迷しながら監督続投で新シーズンを迎えたものの、2分2敗と開幕から勝利することができなかった横浜FCは、早々に監督交代に踏み切った。指揮を任されたのが山口素弘だった。Jリーグ開幕前の1990年に東海大学卒業後、全日空に所属。横浜フリューゲルス、名古屋、新潟、横浜FCと、2007年シーズン終了後に引退するまでJ1だけでなくJ2でのプレーも経験。日本代表として1998年ワールドカップフランス大会にも出場した頭脳派のボランチとして活躍したが、プロリーグでの指導経験はない。文字通りの新人監督誕生だ。 「選手だけでなく、スタッフもみんな『何をやってくるんだろう』という目で僕のことを見ているんだよね」と周囲からの大きな
ニュース 【20日の日本人選手@欧州】 Tweet 2012年10月21日04:01 Category:ニュース海外日本人選手 プレミアリーグ第8節 ■香川真司 (マンチェスター・ユナイテッド/イングランド)ストーク戦ベンチ外、チームは4−2勝利、2位 ■吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)ウェストハム戦フル出場。4−1敗戦、18位 ■李忠成(サウサンプトン/イングランド) ウェストハム戦戦ベンチ外。 ■宮市亮(ウィガン/イングランド)スウォンジー戦ベンチ、2−1敗戦、16位 ブンデスリーガ第8節 ■細貝萌(バイヤー・レヴァークーゼン/ドイツ)マインツ戦ベンチ、2−2ドロー、5位。 ■内田篤人(シャルケ/ドイツ)ボルシア・ドルトムント戦フル出場、1−2勝利。3位 ■乾貴士(アイントラハト・フランクフルト/ドイツ)ハノーファー戦先発し73分までプレー。3−1勝利、2位 ■酒井 宏樹(ハノ
コラム 【セルジオ越後コラム】イラク戦、「負ける」という劇薬の必要性 Tweet 2012年09月10日11:34 Category:コラムセルジオ越後 6日に行われた日本代表対UAE戦は、1─0の辛勝だった。先日のベネズエラ戦に続き、内容の芳しくない凡戦だ。日本代表は今、停滞している。 UAE戦は、イラク戦に出場できない内田篤人と今野泰幸の代わりを試す機会として、また足首痛で長友佑都が欠場したこともあり、いつもと違う守備陣で臨んだ。試合内容を見れば、「代役探し」という監督のミッションは失敗だったね。連係面で不安は拭えず、UAEに崩されるシーンも多かった。 これは選手個々の問題ではない。ザッケローニ監督によるメンバー固定化の弊害と言っていいだろう。主力の出場停止という、いつでも起こりえる事態に対して、たったそれだけのことでチグハグになるほど、このチームは脆いということだ。 それは守備陣の問
コラム 【セルジオ越後コラム】独島プラカードより問題なもの Tweet 2012年08月14日10:33 Category:コラムセルジオ越後 ロンドン五輪が閉幕した。男子サッカーはメキシコが金メダル、ブラジルはまたしても五輪では勝てないというジンクスを打破することができなかった。 「呪われている」なんて声も聞くけれど、メキシコとの決勝戦では、単純に開始すぐの先制点が大きくものをいったと思うね。堅守を誇るメキシコとすれば願ったりかなったりのゴールで、ブラジルとすれば想定外の失点だ。ブラジルは引いて守るメキシコに苦しみ、時間が経つにつれ慌ててしまった。ボールを持って押してはいたが、「感情的な」サッカーになってしまったね。 この決勝戦が象徴するように、今回の五輪はディフェンシブな大会だった。ハイプレスで勝ち上がった日本もしかり。その日本を破った韓国のサッカーもそうだった。そうした流れの中で、メ
コラム 【寺野典子コラム】五輪4強、ゆとり世代の躍進 Tweet 2012年08月05日08:35 Category:コラム寺野典子 「アトランタ五輪のとき、初戦でブラジルに勝ったけど、グループリーグで敗退したんですよねぇ」 「あのときはその後にチームが崩壊しちゃってね。1勝1敗で迎えた第3戦に勝つんだけど、得失点差で届かなかったんだよね。だけど、今回はどうなるんだろうねぇ」 7月26日、中国・上海で、香川真司の取材を終えた深夜、タクシーの中で若い記者の言葉に、1996年の夏のシーンを思い出した。マイアミの奇跡と言われた場所に私はいた。 ワールドユース(現U‐20W杯)への出場経験はあったものの、1996年のアトランタ五輪は、日本サッカー界にとって、28年ぶりの世界大会出場だった。厳しい予選を勝ち抜き、ユース世代ではない世界の舞台への進出に誰もが歓喜した。アジアを勝ち抜くだけでも快挙と言わ
コラム 【石井紘人コラム】関塚監督にあって、前任者になかったもの Tweet 2012年08月03日20:11 Category:コラム石井紘人 関塚隆監督率いるU-23日本代表が、中田英寿や中村俊輔を要したシドニー五輪以来、12年振りとなる決勝トーナメント進出を果たした。山本昌邦監督のアテネ五輪と反町康治監督の北京五輪と散々な結果が続いていただけに、各方面から快挙という声も上がっている。 だが、Jリーグをベースに考察すれば、この結果は不思議なことではない。 反町康治監督が五輪代表監督に選ばれた時、違和感を覚えずにいられなかった。Jリーグで優勝争いをしたことがない監督が、アジアナンバーワンで、かつ世界のトップを目指す五輪代表監督に相応しいのかどうか。反町氏が率いた新潟に、浦和のミシャ・ペトロビッチ監督のような期待感があったわけでもない。山本氏に至っては、Jリーグでの監督経験は皆無。にもかか
ニュース 【NEWS】スコールズが香川を絶賛 Tweet 2012年07月29日21:58 Category:ニュースイングランド マンチェスター・ユナイテッドのベテランMFポール・スコールズが英紙に、香川真司が「チームに違いをもたらすだろう」と語った。 昨季、プレミアリーグのタイトルをライバルのシティに奪われたユナイテッド。その悔しさは相当なものだったらしく、スコールズは次のように語っている。 「リーグ優勝するのはベストチームと言われるし、シティは昨季のベストチームだった。彼らがシーズンを通してやったサッカーは見事だったしね。認めたくはないけど、見ていて楽しかったし、一番いいサッカーをしていたと思う。そういう意味では、彼らはベストチームだったし、優勝するに値した」 「彼らがハードルを高くしたから、僕らは彼らよりもっといいサッカーをしないといけない。だけど、優勝を逃したというのは、いいモチ
インタビュー 釜本邦茂×稲本潤一スペシャル対談「見える世界が広がって、今サッカーが楽しい」 Tweet 2012年07月24日12:00 Category:インタビュー 2002年W杯、日本を熱狂に誘うスーパーゴールを決めた稲本潤一が、再び輝きを放っている。風間八宏氏が川崎フロンターレの新監督に就任して以降、ボールを「止めて蹴る」など、サッカーの本質とも言える基礎トレーニングの中で、サッカーをプレーする喜びを感じ、日々手応えをつかんでいる。さらに、レーシック手術による視力回復を施し、新たな視野を手に入れたとことも、稲本のモチベーションを後押しする。プレーヤーとして新たな境地に到達した稲本と、稲本の存在を子供の頃から知っていて、日本を代表するFWとして未だに誰も超えられない記録と記憶の中にいる釜本邦茂氏が、「視力=見ること」をきっかけにサッカー談義に花を咲かせてくれた。(取材協力:神戸神奈川
コラム 【セルジオ越後コラム】代表招集を断るのはご法度だ Tweet 2012年07月23日09:30 Category:コラムセルジオ越後 香川真司がマンチェスター・ユナイテッドで実戦デビューした。僕も、香川のマンチェスター・U移籍にはワクワクしていた。どんなデビューをするのか、どんな活躍をするのか、非常に楽しみだった。「だった」と過去形にしたのは、僕の中で興味を失ってしまったからだ。 彼はロンドン五輪への出場を断った。本人の強い意志でそうなったのではなく、周囲がそう差し向けたのかもしれないにせよ、自分から出ようとしなかった。 日の丸を背負うことは、代表選手であることは、特別であるはずだよ。たとえアンダーエイジの代表でもそれは変わらない。国を背負って戦うことに、サッカー選手としては最大の意義がある。 こんなことがまかり通っていたら、サッカーの五輪競技には本当に意味がなくなってしまうね。ブ
コラム 【寺野典子コラム】宮本の別れの言葉に思うJリーグのこれから Tweet 2012年07月20日08:00 Category:コラム寺野典子 7月16日、神戸・ホームズスタジアムでは、宮本恒靖の引退試合が行われた。 ガンバ大阪、ヴィッセル神戸と過去に在籍したクラブ、日本代表で共に戦った懐かしいチームメイトたちとボールを追った。2002年W杯日韓大会で着用したフェイスガードをつけたり、息子さんが登場したり、現役時代の印象強いゴールを彷彿させるようなシュートシーンも何度もあり、微笑ましくにぎやかな夜だった。 そんな試合のあと、神戸から吹田市のホテルまで戻った。その移動の車内には、引退試合のパンフレットを持った年配の男性や、宮本の日本代表時代の携帯ストラップをつけている女性などの姿があった。誰もが幸せそうな表情を浮かべている。いわゆるヴィッセルのホームタウンから、ガンバの地元までの移動なの
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『Web Sports Magazine FOOTBALL WEEKLY』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く