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朝日新聞グローブ (GLOBE)|Breakthrough -- 突破する力 坂 茂
両腕を広げたキリスト像が見守る中庭に香ばしいカレーのにおいが広がる。 神戸市長田区のカトリックたか... 両腕を広げたキリスト像が見守る中庭に香ばしいカレーのにおいが広がる。 神戸市長田区のカトリックたかとり教会の食堂では毎昼、ここを拠点に活動する地域FM局や地元の女性や外国人を支援する団体などが、交代で炊き出しをしている。 冬の柔らかい陽光下のランチ。スタッフやボランティアの会話がはずむ。 神父の神田裕(51)は、15年前の冬を思い出す。阪神大震災で、教会はキリスト像と司祭館を残して焼け落ちた。焼け跡で青空ミサが開かれた日曜の朝。建築家と名乗る大柄の男がリュック姿で現れた。 「『紙』で教会を建てませんか」 意表をついた申し出に、神田は「火事場に紙の建物なんてふざけている」と思った。「街の復興が先。教会の再建は後からでいい」と引き取ってもらった。 男は次の日曜日も、その次の日曜日もやってきた。 「木材はパチパチ燃えるけど、本は違うでしょう。紙だから燃えやすいということはないんです」 「重機がな
2011/12/20 リンク