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大谷翔平
hidetchi81.blog.jp
当ブログで約1年前に取り上げたハンデ改善案(記事その1・記事その2)について、試行実験を実施した結果を81Dojoのお知らせ欄で発表しました。 81Dojoお知らせ: ハンデ方式の試行実験のアンケート結果 以前の記事でご提案頂いた「駒得」方式の優位性が確認できました。ご発案いただいたWhiteWizard様に感謝致します。「駒得」方式のメリットを、ざっとまとめると次の通りです。駒落ちでよく見られるように、「ハンデが逆に上手を利する」というトリック要素が無い「互いに角を成り込んでも下手だけ駒が取れない」(香落ち等) → 相変わらず取れないがその駒は既に貰っている「下手だけ大駒の弱点を突かれて攻められ、上手はその弱点が無い」(二枚落ち等) → 相変わらず弱点を突く対象はもう居ないのだが、その駒は既に貰っている「(そうやって攻め取られた)大駒を敵陣に打ち込めるのは上手だけ。下手だけ相手用の駒を持
前回記事に、早速多数のフィードバックを頂き有難うございます。当ブログへのコメントの他、Facebook・Twitterなどでもフィードバックを頂き、また様々な代替案が集まりました。 前回ご紹介した「駒持ち」の他、下手側をプラスにしながらも初期配置の保存を重視する「駒成り」(最初から角や飛車が成っている)、さらには上手の駒を落として下手の駒台に置くという駒落ち&駒持ちの合わせ技の大ハンデ(「駒得」)、など有力な改良案を頂きました。 「駒持ち」の一番のデメリットは、下手の初期配置が変わってしまうことです。このため、平手の普段通りの戦法を指すことが出来ず、またどう指せば良いのか分からないという事態に陥る可能性がありました。例えば、居飛車とか振り飛車とか、好きな戦法を指せません。そして、金銀や玉をどう駒組みすれば良いのかが分かりません。 一例として、「二枚持ち」から☖8四歩と指されたら下手はどうす
将棋の普及を考えるときに、よく問題視されることのひとつに、将棋のハンデのつけ方がイケてないという話があります。おそらく多くの方がそう思ったことがあるでしょう。先日も、海外普及について議論をする機会があったのですが、やはりその話題になり、改めて駒落ちには課題が多いと感じました。 逆に、ハンデがうまく出来ている例としてよく比較されるのが囲碁です。囲碁には置き碁というシステムがあり、下手が予め黒石をいくつか置いた状態から始めます。実力の違う者同士が対局を楽しむ上で、とてもうまく機能しているようですが、将棋との違いはどこにあるのでしょうか。今回は駒落ちの課題を2つのフェーズに分けて考えてみます。 フェーズ1: 駒落ちを始めるまで … 「変更内容が極端すぎて前向きになれない」 日本でもそうかもしれませんが、特に海外で初めて将棋を知った人と指す場合、駒を落とすということを拒否されるケースが多いです。理
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