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『アノスミア』 -失われた”匂い”を求めて – HONZ
アノスミアとは嗅覚脱失の症状を指し、匂いを感じる能力がないことを意味する。かつてシェフを目指して... アノスミアとは嗅覚脱失の症状を指し、匂いを感じる能力がないことを意味する。かつてシェフを目指していた著者も、交通事故をきっかけに嗅覚を失ってしまった経験を持つ人物だ。本書は、その喪失から回復までの日々を、当事者としての立場から綴った一冊である。 嗅覚は身体の中で最も直接的な感覚であるという。どんな匂いもはじまりは一個の分子に過ぎず、体内に入り込まなければ始まらない。ゆえに息を一回吸うたび、分子は鼻孔を抜け脳へと伝わっていく。そのプロセスはほぼ解明されているのだが、分からないのは分子から始まったものを「これは◯◯だ」と意識するに至る仕組みの方である。既知の匂いであることに気付き、何の匂いであるか判断するプロセスには、未解明な部分が多いのだ。 嗅覚がないことの最もありふれた弊害は、調理や摂食に関する問題である。匂いの知覚には、鼻から空気を吸ったときに感じる鼻先香と、口の奥からゆっくり鼻に抜ける
2014/03/05 リンク