{つながりの家}とはハンセン病療養所である大島とその外とをつなぐアートプロジェクト。GALLERY15は入所者が暮らしていた住居=15寮を活用し、大島の生活・記憶・文化を表現している。カフェ・シヨルは入所者が手塩にかけた野菜や果物を調理し大島の土で作った器で大島を味わうことができる。また来島者と施設をめぐり大島の歴史と入所者の生き様を伝えるガイドツアーを実施。これらの取り組みが連携して来島の多様な機会を創り出す。また入所者の心情や生きた証に触れるアートプログラムによってハンセン病の理解を促し、傷つきやすく痛みを携えた人間存在を世界に発信する。