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東京でコワーキングスペースがブームになったのは2011年。それから5年が経とうとしている。今、日本では地方都市や、はたまた都市でなくても市町村レベルで、「自分たちの街にコワーキングスペースがあったら」と考える人たちも増えてきた。かく言う筆者もつい先日、沖縄でコワーキングスペースを作りたい人たちに、自分たちが運営するスペースImpact HUB Tokyoを案内したばかりだ。 そうやって訪れるみなさんの話を聞いていると、近年の地方創生ブームに単に乗っかるのではなく、コワーキングスペースを、「人が集まって仕事をする場所」と言うよりも、「そこから何か新しいモノが生まれる場」としてデザインしていこうという意思が見え隠れする。 コワーキングスペースは、単なる仕事場ではない。そこは多様なバックグラウンドをもった人が行き交い、コーヒーを片手に団欒し、時に互いのアイデアを披露し合い、事業アイデアをぶつけ合
「来週から長野県に住むから。」 私がImpact HUB Tokyoで働き始めた日、経営者から言われた言葉だ。 これまで通り経営にコミットをしつつ、自身の生活のことを考えて決めた結果だという。 私は仕事を始める間もなく、頭をガツンと殴られたような衝撃を味わった。 Impact HUB Tokyoに転職が決まった私は、職場まで自転車で通える部屋に引っ越した。これで好きなだけ仕事ができる、満員電車とも無縁な理想の生活を手に入れた、と思っていた私にとって、経営者の移住の知らせは驚きの一言だった。 それから一年が経つ。だが、その時に味わった衝撃は、日々向き合うべき、自分自身への問いへと変わった。それは、「プロフェッショナルであることの証とは、24時間、仕事のことだけを考え、動き続けることなのか」という問いだ。 これまでのキャリアの中で、ごく当たり前のものとして受け入れてきた、過去のプロフェッショナ
私たちは起業を美化しすぎている。最近の起業家ムーブメントのおかげで、こぞって様々な中間支援機関が起業家たちを量産しようとし、VCが支援するインキュベーションやアクセレレーター、アワードなども多々発生している。「起業家になる夢を売る」組織が増え、その夢は輝かしく、あっという間に伝播する。 社会的起業家やスタートアップの苦労を多々見てきた筆者としては、何か釈然としない思いがある。「これがノーマルな状態とかんがえていいのだろうか?このまま突き進んでいいのだろうか?」10月には、社会起業家のバーンアウトについて、コモンズ投信のイベントでもその違和感を話したばかりだ。 そこで、今回は、2014年に出会った一つの記事を、ご紹介したい。この記事は最終的にジャーナリスト・アワードを受賞することとなり、一躍、「起業家」にまつわる裏側の話を表舞台に出すことに貢献した。その題は「The Psychologica
「ソーシャル・エンタープライズ(社会的企業)のスタートアップで働きたいんですが、どうしたらいいですかね?」最近、学生や第二新卒の世代の人たちから、こんな相談を受けるようになった。そういう情報が世の中に少ないらしい。 そこで本日は、Nextbillion.netに掲載された「”Want to Work at a Social Enterprise? Stand out with these skills”(ソーシャル・エンタープライズで働きたいの?ならこのスキルを磨け!)」の記事をご紹介しよう。 この記事はImpact Business Leadersというソーシャル分野の転職やキャリア相談をするコンサルタントが執筆。(アメリカには、そういう分野のキャリア・コンサルタントが誕生するようになったということだ!) このコンサルティングで支援した人たちの多くは、成長真っ盛りの若い社会的企業において
Bコーポレーション、またはB Corpについてはこれまで何度か記事にしてきたが、今回は自分の会社のBコーポレーション取得を目標に実際に動いている筆者が、その取得過程についてみなさんに赤裸々に打ち明けてみようと思う。そして、今後その過程を共にシェアできる人たちと繋がりたいと考えている。 B Corp…
今年、SOCAP というカンファレンスに行くことがきっかけで、私たちはサンフランシスコで5つのAirbnb物件を借りるという、普通の個人旅行や、旅行代理店ではしないようなことをした。 実際には8〜10物件と交渉をし、最終的に5つの物件に落ち着いたが、毎年そんなことをやっているせいもあって、今年はなんだか違うと感じた。 中小業者が大量流入でテンプレート化 予約したうちの数件はアットホームな対応で個人オーナーだとすぐにわかったが、何件かは決まり切った会話のテンプレートや鍵のシステムなどが統一されていた。情報量や丁寧さはよかったのだが、最終的にオーナーの顔をみることはなく、Airbnbを使った醍醐味を感じられなかった。 ひどいものは同じ通りの2物件を借りたのだが、メッセージのテンプレートが全て一緒。オーナーはJasonとNaokoだったが、結局のところ彼らに会うこともなかったし、彼らがオーナーで
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