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昨日の朝から大忙しである。 信濃毎日新聞は10/4朝刊で、信州大学とJCFが協力して行った福島の子どもたちの血液検査の結果を1と3面に大きく取り上げた。 それを受けて、テレビ各局がJCFや諏訪中央病院にやってきたので、できるだけセンセーショナルにならないように対応に追われた。 コスモスが咲く諏訪中央病院の庭 今夏、白樺湖に来られた福島の母子約1000人のうち、健診を希望した130人の子どもの甲状腺検査をしたところ、甲状腺刺激ホルモンが基準値より高い子が7人、低い子が1人、サイログロブリンという腫瘍マーカーが高い子が2人いた。 サイログロブリンが上がるのは、甲状腺がんや急性甲状腺炎、甲状腺機能亢進症の可能性が考えられるが、あくまでも目安として用いられるマーカーなので、数値が上昇=甲状腺の病気というわけではない。 もちろん、将来、甲状腺がんになるというわけでもない。 サイログロブリンが上昇した
「チェルノブイリ・ハート」 2003年のアカデミー賞ドキュメンタリー短編賞でオスカーを受賞している。 いい映画であるが、最後が気になる。 心房中隔欠損や心室中隔欠損、そのほかの複雑な心臓奇形の子どもは、日本でもある比率で、それなりにたくさん発生している。 それらの子どもたちは粛々と心臓外科手術を受け、救命できるようになっている。 が、ベラルーシでは医療水準が低いためになかなか心臓手術の順番がまわってこない。 そこにアメリカの心臓外科医がやってきて、手術を行っている。 母親たちは泣いて喜ぶ。 この映画は、女性ドキュメンタリー作家がチェルノブイリの現地に入る話から始まって、心臓に疾患をもつ子どもが暮らしている施設を取材し、そして、最後にアメリカの心臓外科医が乗り込んで手術をしている。 この映像をみていくと、心臓に重大な疾患をもつ子どもは全部、チェルノブイリ原発事故が原因というストーリーになって
京都精華大学の山田教授らが、福島市の放射線量を測定したところ、通学路の草むらで28マイクロシーベルトを検出したという。 ぼくが昨年、チェルノブイリ原発から3.5キロにあるプリピャチの公園内で測定したときは、18マイクロシーベルトだった。 そこよりも高い値である。 28マイクロシーベルト×24時間×365日=245ミリシーベルト ホットスポットである。 3月15日前後、福島市や郡山市でも放射線量が高い値を示していたことがたいへん気になっていた。 アスファルトが多い都市では、放射性物質は何度かの雨で流されてきれいになる。 しかし、土があるところ、路地や花壇、道路わきの用水路などは放射性物質がとどまっている可能性がある。 チェルノブイリ原発から200キロ離れたゴメリでは、町中は早い時期からきれいになったが、その周りの畑や山林では今も高いレベルの汚染が残っている。 いろんなグループが呼びかけをして
チェルノブイリと関わって20年になります。 20年の経験から、体内被曝がどうしても、気になってしかたがありません。 今回、最も高い放射能が検出されたほうれん草をたべても胃の検査の0.5回分、 汚染された牛乳を1キロ飲んでも胃の検査0.05回というような事がテレビや新聞で言われています。 だからそう心配ない。だいじょうぶ。 自分もその通りだと思っているけれども、体内被曝は気になります。 このブログの「原発事故51」の回で報告したように、外国の人がかなり帰りだしている。 もう一回、日本に戻ってきた時に、 彼らはホテルの食事をとる。ホテルが汚染された野菜を除外しているかどうか、 外国人の人達はきっと不安だろう。 それを非科学的だと、外国人を教育したり、批判したりできるだろうか。 日本人の中でも神経質な人はかえって、産地を確認して買うようになり、 結局は根拠のない風評被害を生む事になる。 ならば、
2002年4月、ヨルダン川西岸の町ジェニンの難民キャンプを、アパッチヘリが無差別銃撃をし、軍用ブルドーザーが家々を押しつぶした。 5000人の人々が家を失った。 52人が殺されたといわれている。 2005年11月、ジェニンで再び悲しい出来事がおきた。 12歳のアフメドという少年がイスラエル兵に撃たれたのである。 イスラエルの病院で、脳死が宣告された。 そして、臓器移植の説明も受けた。 父親のイスマイルさんは、悲しみのなかで、わが子の臓器を提供することを承諾する。 息子の命を奪ったイスラエル人に、臓器提供することによって、イスラエルの人たちの気持ちを変えたかった。 イスラエル政府の政策を変えたかった。 そして、このまちで自分たちパレスチナ人の子どもたちが、安全に遊べるようになることを願ったのである。 アフメド君の心臓、肝臓、腎臓などは、イスラエルの大人や子ども6人に移植された。 ぼくは、この
本日よりAmebaブログへ引っ越します! 鎌田實オフィシャルブログ「八ヶ岳山麓日記」 Powered by Ameba 2008年からスタートしたココログですが、 ついに容量オーバーとなってしまいました。 毎日更新し続けて、17年。 アクセス数は、約1500万 となりました。 たくさん方にお読みいただき、 ありがとうございました! 今後は アメブロで毎日更新していきます。 どうぞ、おたのしみに。 空調メーカーのダイキン工業がある大阪府摂津市では、地下水から国が定めた目標値の420倍のPFASを検出したという。 ダイキンでは現在では使用を中止しているが、元従業員7人で血中濃度が測定され、 近隣の住民に比べて40倍近くのPFASが見つかった。 肺のCTスキャンをしたところ、間質性肺線維症の症状が確認された人が7人のうち3人いた。 PFASという有機フッ素化合物は自然界に吸収されず、 地下水だけ
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