神奈川中央交通(以下神奈中)の発表によれば、来る2017年3月21日(火)より町田営業所と多摩営業所を所管とする路線の神奈中バスが、一部の路線を除いて従来の前乗り前降り方式から全国的に主流の中乗り前降り方式に変更されるということである。 神奈中の前乗り前降りは、神奈川県の象徴だった 路線バスでありながら、前乗り前降りのバス。車体に前扉と中扉の2つがついているのに、中扉は始終点以外での乗降車に使わない。この他県からやってきた人間に初見殺しで恥をかかせようとする素敵な仕様は、神奈川県らしさの象徴でもあった。幼い頃から神奈中バスの前乗り前降りトラップに引っかかる他県民を見て、子供は神奈川県民であることの優越感を得るのである。それが失われてしまう今回の改悪。これからはどのようにして他県民に対する優越感を得れば良いのか、神奈川県のイイところなんてひとっつも(ひとっっっっつも)無いじゃないか…という嘆