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おみそ汁
kanokoo.hatenablog.com
遡ること何年か前ーーー。 あれは小学校卒業前に図工室で作業をしている時のことだった。 私は床でダンボールを一生懸命ちょきちょきしていた。なんでちょきちょきしていたかは忘れた。 すると突然、普段は大人しい天然パーマの小塩くんが私に向かって叫んだ。 「アカン!!!!!」 何事だ!?と振り返ると机に積み重ねられたダンボールが倒れそうになるのを小塩くんが必死に抑えている。 「危なかったー。かのこちゃんにぶつかるとこだったよ」 …キュン 「あ、ありがとう。ていうかなんで関西弁だったの?」 「俺、親が関西出身で家ではみんな関西弁なんだ。でも友達と話すときは恥ずかしいから使い分けてて…間違えて出ちゃった」 …キュンキュン 私をダンボール(中身は空だった)から守るために体を張ってくれた勇敢な彼。 さらに咄嗟に出てしまった関西弁を恥じる彼に完全にノックアウトだった。 今までは「天然パーマのお手入れってどうし
横浜に住むこと19年。 多くのメディアに 「横浜市民はプライドが高い」 「出身地を聞くと必ず神奈川ではなく横浜と答えるのがイラつく」 などと叩かれていることを知る。 マツコにも鬼の形相で「横浜と戦うって決めたの!」宣戦布告までされてしまっている。 …受けて立とうではないか。 横浜市民を代表して私が横浜の魅力を語り尽くしてぐうの音も出ないほどにしてしまおうぞ! まず知らない人には知ってもらいたい。 横浜市民の大半は横浜市歌が歌える。 多くの人は小学校に入って初めて横浜市歌に出会うことになるだろう。 行事があるたびに体育館に元気な声を響かせてみんなで歌うのだ。 県歌ではない。市歌だ。 これによって士気ならぬ市気が鼓舞されて「私は神奈川県民ではなく横浜市民である」という大いに矛盾を抱えた認識を小学生のうちに植え付けられる。 さらに、驚くべきことに最近の小学校では横浜市歌をアレンジした曲に合わせて
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