2015年03月21日22:33 カテゴリコラム 将棋電王戦FINAL第2局は永瀬六段がSeleneに鬼軍曹っぷりを見せ付ける 人間対コンピュータの団体戦で争われる電王戦FINAL第2局は、永瀬拓矢六段があえて無慈悲な勝ち方を選び、人間側の2連勝となりました。 終盤に入り、解説の屋敷九段が後手有利と判断するも、去年のやねうら王が先手有利と判断していて、何でだろう、何か受けの妙手でもあるのかなといったところで、永瀬六段が爆弾を投げ込みました。 △2七角不成り。不成り? その後Seleneが内部的に投了となり、一体何が起こっているのか、教授こと勝又六段が永瀬六段とSelene開発者の西海枝さんに確認を取りました。 するとSeleneが飛車、角、歩の不成りに対応していないというまさかの展開に。この局面で王手がかかっていることを認識できずに△2二銀と指し、そこで王手がかかっていることを認識して投了