技術史からみた西南戦争 | Kousyoublog

中岡哲郎「近代技術の日本的展開 蘭癖大名から豊田喜一郎まで (朝日選書)」に日本近代技術史から見た西南戦争について端的にまとめられていて面白かったので、簡単に紹介しておきたい。同書については同じく中岡哲郎「日本近代技術の形成―“伝統”と“近代”のダイナミクス (朝日選書)」、石井寛治「日本の産業革命――日清・日露戦争から考える (講談社学術文庫)」とともに日本近代の持続的経済成長（いわゆる「日本の産業革命」あるいは「後発工業化」と呼ばれる）の過程についてなんらかまとめたいと思っているので後日がっつり紹介するつもり。戊辰戦争が終わり、明治新政府は富国強兵のスローガンの下、士族の解体から徴兵制の施行に至る国民軍の形成過程を突き進むことになるが、同時に各地に兵器工場の開設が計画された。明治三年（1870）に開設された大阪砲兵工廠もその一つで、後に東京砲兵工廠と並ぶ二大砲兵工廠へ発展していく。さて

[asamaru]

イデオロギーでは技術に勝てないことを認識するための内戦。西南戦争が1877年、学制改革が72年頃からはじまり工部大学校が73年に成立。この時代の改革の速さは凄まじい。その後、急速に硬直化していくことになるが。

[spoichi]

西南戦争が成功体験による呪縛になったなら、海上のそれは日本海海戦か。

[cruyf]

花神、飛ぶが如く 司馬遼太郎にこのあたりは描かれてるよねぇ。

[minoton]

なるほどねえ。熊本城とか攻めてる場合じゃなかったのかな。それともすみやかに奪取して、逆に籠城するつもりだったとか

[mochidori]

全部買ってしまった。日本版「戦争の経済学」が読みたい

[boobooboowy]

技術史からみた西南戦争

[yohichidate]

この手の造兵史は興味をひくよね

[kaionji]

戦争するぐらいだから利益がすごかったんだろうな

[yancy1969]

興味深い

[technerd]

後で読む。技術史と戦史は我々の業界ではご褒美です。

[dgwingtong]

忘れられない成功体験。だから新技術への取り込みが遅れる。今成功している所も危ないよ

[frivolousman]

『戦いで心に刻んだものが、以後の陸軍の戦術の核となる。小銃戦の重視、大砲では機動性の高い軽量の野・山砲の重視、陣地戦の最終段階は銃剣を抱えた突撃による白兵戦で決着をつけるという、昭和期まで続く』

[gryphon]

なんでまあ、こうも面白そうな本ばかり見つけるのか。

[daybeforeyesterday]

うーむ

[kenzy_n]

抜刀警視隊が活躍していた

[kousyou]

ブログ更新しました。がっつりしたものではなく軽いメモ的な記事です。