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lipz.oops.jp
コメント (3) トラックバック (2) 【Essay】 アメリカ合衆国初代皇帝 ノートン1世 その男に初めて会ったのは サンフランシスコ・ブレティン紙の編集長だった。 軍服を着たその男は 「朕はアメリカ合衆国皇帝である」 と言い放った。 編集長は大ウケし 一見 食詰めた風に見えるその男を気に入り、余興で第1面にその男の宣言文を掲載した。 今なお語り草になっている アメリカ合衆国初代皇帝ノートン1世の 20年に渡る治世はこうして始まった。 ジョシュア・エイブラハム・ノートン 彼は 1819年にロンドンで生まれ、南アフリカに育つ。 そして 1848年に父が死去し、ノートンは家財一式を売り払ってブラジルへ渡った。 ゴールドラッシュに沸く1849年、ノートンは4万ドルを手にしてサンフランシスコにやってきた。 川を漁って砂金を探すよりも景気に沸く新興都市で働く方が金になると見極め、よろず屋を開き
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