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大谷翔平
literary-ace.hatenablog.jp
はじめに 短編小説の集い「のべらっくす」さんの企画第11回。添嶋は7回目。 テーマは「祭り」。これをご覧の貴兄は祭りは好きだろうか。僕は好きだ。屋台も祭りそのものも、祭りに出かけてきているちょっと浮き足立った人を見るのも好きだ。同級生が浴衣を着ているのを見かけて、ちょっといつもと違う気持ちになるのも好きだ。 novelcluster.hatenablog.jp というわけで、続きを読むからどうぞ。3000字弱くらい。 「きみのようにはなれない」 買ったばかりの甚平が意外と風通しがよくて、暑いからと下になにも着てこなかったことをヤマウチは少しだけ後悔した。せめてタンクトップくらいは着てくればよかったと思う。 誰かに誘われていく祭りなんて初めてだったから、格好とかそういうことを気にするなんて頭になかったのだ。 せっかくだから祭りっぽいカッコしていこうぜ、と同級生のヤマナカに言われて商店街に安く
はじめに 短編小説の集い「のべらっくす」さん企画。添嶋が参加して5回目。通算9回目だそうです。 novelcluster.hatenablog.jp 今回のテーマは雨だそうです。去年(あれ、一昨年?)、雨をテーマに掌編集を作って、文学フリマで頒布しましたが、雨はいろいろ喚起させてくれる、良いテーマですね。今回は、えーと、雨を降らせる人、の話し(たぶん)。3700字強かな。 では、続きを読む、からどうぞ。 「天気予報」 朝、自分の持ち場に着くとスケジュールを確認する。月間の予定と、修正後の週間予定、それと明日の予報。 ワールドウエザー社に勤める彼の仕事は天気の調節だ。予報にしたがって、日光、雲、雨、風、時には雪や雷などのバルブやスイッチを調節するのがその役目だ。すべての気象が自在に操れるようになった現在、そのわりにはレトロな仕組みですべてを調節していた。 明日とあさっては雨。なんだ、あさって
はじめに のべらっくすさんの企画です。自分が参加するのは3回目。お題は未来。久々の難問。某文芸サークルさんの毒というお題で書いて以来の難問でしたねえ。与太話はエントリーを改めますので、とりあえず。今回は一番ベタベタの、わかりやすくBLですな。苦手な方には申し訳ない。というかどうしてこうなった。たぶん4600字くらい。では続きを読む、からどうぞ。 novelcluster.hatenablog.jp Hard to say I'm sorry 中学校を卒業して何年もたって、くたびれたおっさんになってしまったように思う。映画で見たような車の形をしたタイムマシンも、ピンク色のどこにでも行けるドアもあるはずもなく、毎日満員電車を乗り継いで朝からくたくたになって仕事をする。帰りだって遅い。 そんな中で無理やり誘われた同窓会。本当は仕事も終わらないし、飲んでる場合じゃないのだが幹事がどうしても来いとい
はじめに 「短編小説の集い のべらっくす」さんの企画に参加再び。 novelcluster.hatenablog.jp 今回は「桜の季節」ということです。卒業とか入学とか桜の森の満開の下とか、いろいろあるんでしょうが、古い桜の樹ってなんか願いを叶えてくれそうだよなあと常々思っているところからの話です。あんまり春関係ないかも(レギュレーション守れよ)。 今回は4000字弱。自分としてはわりと標準的な長さ。飽きる前に書き終わり、飽きる前に読み終わる。 今回は三人称。大丈夫かな。それでは続きを読むからどうぞ。 「願い桜」 市の外れ、高台にあるこの学校には一つ言い伝えがある。 「桜が咲く直前に学校にあるいちばん古い樹に、その年一番最初に願い事をすると叶う」 いつからそんなことになったのか、誰が言い出したのかなんか誰も知らない。部活の試合でレギュラーになる。好きな人に告白する。志望校に合格する。みな
はじめに これは「短編小説の集い のべらっくす」さんの企画によるものである。 【第5回】短編小説の集いのお知らせと募集要項 - 短編小説の集い「のべらっくす」 普段からわりとこういうのに参加しよう参加しようと思って、気がついたときには募集期間がおわっていることが多いので、あーあ、がっかり、みたいなことになっていたりする。今回はタイミングが合ったので(というかアイデア出しの段階で出てきたものを順に書いていっている感じであるが)参加してみることにした。イベントの準備の現実逃避ともいう。テーマは「猫」だそうだ。 猫なのに名前がライカ。ライカはカメラじゃなくて、宇宙に行った犬のこと。ライカは飼い主に似て宇宙が大好きだ。というところから始まったなんてことのない話。3600字弱。 では、以下からどうぞ。 「ライカ・ケイム・バック」 ふと、自分が猫だったことを思い出す。 一緒に住んでいた犬のように悪そう
いろいろいっぺんに変わっちゃうと戸惑ってばかりになりますね。添嶋です。 とある方から、本の仕様を聞かれたので、ここにメモ程度に公開しますね。「文芸コンピレーション input selector」を作ったときの話です。 使ったのはちょこっと製本工房さん。とにかく安く作れるのがいいところです。そのかわり、選択肢がそんなにないので、凝った本を作るのにはむいてないかもしれません。ただ、たくさんありすぎても、経験値の少ない人には迷うだけなので、ここで慣れてから他に行ってもいいかもしれないなーと思います。 ポプルスさんはイベント会場に直接配達してくれるので、当日楽です。オンデマンドでもけっこういろいろ仕様を選べるので、僕は好きです。思ったより高くないしね。 本の仕様(印刷所篇) これはちょこっとさんにお願いした見積もりから抜き出したもの。 冊子のサイズ A5 本文の印刷方法 モノクロ(
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