「週刊新潮」に掲載されたコラムについて語る作家の深沢潮さん(右)=東京都千代田区で2025年8月4日午後4時43分、松原由佳撮影 新潮社の週刊誌「週刊新潮」に掲載されたコラムが外国にルーツのある人に対する差別的な内容だったとして、コラムで実名を挙げられた作家の深沢潮さん(59)が4日、東京都内で記者会見し、同社に謝罪を求めた。深沢さんは「世界文学の一端を担っていくはずの出版社が、レイシズム(人種差別主義)を放つとはどういうことか。今こそ立ち止まって考えてほしい」と抗議。新潮社は同日、ホームページに「深沢潮様の心を傷つけ、多大な精神的苦痛を負わせてしまった」とする「おわび」をアップした。 コラムの筆者は元産経新聞記者の高山正之氏。7月31日号に掲載された連載「変見自在」で「創氏改名2・0」と題し、海外出身者が日本国籍を取得する方法などについて記した上で「日本人を装って日本を貶(おとし)める外