サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
大谷翔平
moon.livedoor.biz
この記事は、Board Game Design Advent Calendar 2014 の24日目の記事と、本ブログ「レイメイ期のウォーゲーム」の第3回目のエントリーとを兼ねて書かれました。 本エントリーでは、月刊ホビージャパン1972年4月号と、1972年6〜10月号まで連載されていた「ミニチュア模型による・ウォーゲーム(著:井出隆弥氏)」の記事を紹介しています。そして、この当時に国内で紹介されたばかりのミニチュア・ウォーゲームのオリジナルルールがどのようなものであったかということと、そのデザイン過程のレビューをしてみました。 ◆1972年4月号 勿論、ルールは精密化すればする程面白いし、兵科や兵力は多いほど迫力が増すのは当然である。 「ミニチュア模型による・ウォーゲーム」より ※原文ママ この号の記事では、読者にとってこれが誌上でウォーゲームについて初めて触れる機会でもあるため、海外
1969年は玩具業界にとって、歴史的分岐点にあった。 「怪獣玩具の冒険」 著:神谷僚一 フィルムアート社刊 当時「プラモデル」の商標を持ち、ソフビ怪獣人形の大ヒットを飛ばしたマルサンが、1968年の暮れに倒産します(倒産時の社名はマルザン)。業界大手の一角であったマルサンの倒産は各方面に衝撃をもたらし、そのことは一般誌にも報じられるほどでした(『週刊文春』1969年2月3日号など)。 マルサンは1969年4月に早くも事業を再開しますが、再建当初は役員3人のみ、本社は社長の自宅という状況でした。 [マルサン商店] http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%82%B5%E3%83%B3%E5%95%86%E5%BA%97
Legends of Andor (アンドールの伝説) は、2013年のドイツ年間エキスパートゲーム大賞を受賞したゲームです。この記事を書いている時点では未発売ですが、近日中に日本語版が発売される予定もあるようです。 先日、「アンドールの伝説」の英語版を購入し、ショップ添付の和訳ルールを元に、6月のSGC例会にてプレイしました。 それは、エキスパートゲーム大賞ノミネートにふさわしい、充実した内容のゲームで、一緒にプレイしたメンバー共々、楽しい時間を過ごすことができました(※6月の時点では受賞発表前)。 「アンドールの伝説」には、シナリオに相当する「伝説」を単位としてゲームを行います。本作にはこれが 5 つ収められており、そのいずれもが緊迫感に満ちたと演出が施されています。 それぞれの「伝説」は、物語として魅力的であることはもちろん、ゲーム的にも盛り上がるよう入念に作られているのです。このよ
個人的には初ビッグサイトです。コミケは晴海の時代に卒業しているし、仕事関連のイベントは出不精なので他人任せだったもので。開催場所が変わったことによる影響はといえば、以前の浅草に比べて電車に揺られる時間が10分ほど延びたくらいでしょうか。 [Game Market 公式サイト] http://gamemarket.jp/ 今回は午前 10 時の開場前から並ぶつもりで早起きしたのですが… 7時15分 約80人。7時30分 約100人。7時40分 約125人。といったところでしょうか。 — かゆかゆさん (@kayu2) 2013年4月27日 このツイートを読んで早々に諦めて二度寝しましたw 結局、会場に入ったのは 11 時半くらいだったかと思います。以下、購入したものを淡々と。 右の写真が今回のゲームマーケットで手に入れたもの全てです (ゲームではないものも混じってます)。 今回は事前の調査も
行ってきました。ゲームマーケット 2012秋。会場はおなじみの浅草は東京都立産業貿易センター台東館。前回は身近でトラブルがあって行けなかったので参加は1年ぶり。午前中に会場入りしたのは1年半ぶり。 開催日の何週間か前から、多数のサークルで予約を受け付けてくれていたので、興味がわいたタイトルはだいたい予約を済ませていました。一部のショップでも予約が受け付けられていて、自分としてはテンデイズゲームズが取り扱っていた話題の新作テラミスティカの予約申し込みが無事に受理されたのが本当に助かりました。おかげさまで今回のゲームマーケットは、自分にとって予約したゲームを受け取りに行くイベントと相成りました… ってこれは冗談ですけどね。 会場に着いたのが10:40ごろ。7階の待機列ではなく、4・5階へ直接行けるようになる予定時間が10:30ということだったので、電車に乗る時間を調整してそのあたりを狙って現地
boardgame.jp と boradgamegeek.jp の2つのドメイン名を取得しました。これらは汎用JPドメイン名なので JPRS の Whois で検索するとすぐわかることですが、登録者名義は私の所属する会社となっています(そして私はその会社の役員です)。 とりあえず、2つのドメイン名でウェブサイトを作ってみました。いずれのサイトも、ブラウザで表示されているページがあるだけで、その他のコンテンツは何もありません。 http://www.boardgame.jp/ http://www.boardgamegeek.jp/ これらのウェブサイトが今後どのようになるかは、現時点では何も決まっていません。恐らく、当面はここままの状態が続きます。なお、上記のサイトで何らかのサービスやコンテンツが提供され始めた場合、それは私個人が制作し、また管理するものとなります。念のため申し添えておきま
先週は、この日曜日(もう今日だ…)に開かれるゲーム会への準備に忙殺されることとなりました。おかげで購入メモもすっ飛ばされることに。ルール読みにかなり時間がかかったのが大きな誤算です。でもまぁ何とかなりそうですよ…たぶん… 何のゲームをプレイするかは、レポートをお待ちくださいませ。 ところで写真は、そのゲームに使うコンポーネントを実験的に自作したパーツです。青くて短いスティックが大量に必要だったのですけれども、当然そんなものが世の中にあるわけがありません。マッチ棒を青く染めることも考えたのですが、強度に不安がありました。何とかして手軽に作れないものかとダイソーを小一時間ほどぐるぐる回ってピンと来たのが「おでん串」。竹で出来た20cmほどの棒が一袋50本入りで105円。 作り方は簡単で、まず青い油性マジックで串を塗装してから、ペンチ状の大型カッターで切断しただけです。同じ長さにするのが少々工夫
「ボードゲームで豊かな人生」。アークライトで購入したゲームに添付されているルールブックにはこんな文言が書いてある。僕たちはボードゲームで本当に豊かになれるのだろうか? たいていのボードゲームはタダではない。店で売っているものだ。お金を出して購入したゲームが果たして面白いかどうか、事前にどんな吟味をしたとしても、箱を開けただけではよくわからない。そして、それを確認するためだけであったとしても、プレイ機会を実現するためには実に長い道のりが必要となる。 まずは遊ぶメンバーを集め、遊ぶ場所を確保しなければならない。もちろん長い文章が書かれたルールブックを、あなたの貴重な休暇の一部を費やして読み込み、それを人に説明できるほどに理解しておかなければならない。 そうまでして何とかゲームをプレイするまでにこぎ着けたとして、必ずしも良い結果が得られるとは限らない。短くもない時間をかけてプレイしたゲーム
見た目に豪勢で、威厳すら感じる木製の大型ダイスタワーです。がっちりとした作りで耐久性に優れ、また重量があるので机の上に置いて多少の衝撃を受けたとしても倒れるような心配はまずありません。放り込まれたダイスは激しく塔の中を回転しながら転がり落ちるので、ダイスのランダム性も十分に保たれています。 ダイスを受け止める部分がやや狭く、16mm角ダイスですと実用的には4個くらいまでが上限です。また、ダイスが内部を転がっている時にコンコンとかなり高い音がします。木製や軽めのダイスを使うと少しだけ軽減しますが、それでもうるさいでしょう。また価格は高めで、入手自体が難しいものが多いです。
ということで、日本ボードゲーム大賞2007の国産ゲーム部門にて組織hy36%もの得票率で見事に受賞した「ブルサ」を買いました。 「ブルサ」は株式ゲームです。カードによって株価が上下し、その後で株券を売買します。株券の売買は、前のターンに指値で予約して次のターンで取引する方法と、その場で成行注文する方法があります。 株券がプレイヤーにすべて買われた銘柄の株価は1ランク上昇します。あと、人生カードってイベントカードを5ターンごとに引きます。これでルールの6割くらいは説明がつきましたよ? ところで、ルールブックには次のような一文があります。 但し、「bursa」シート上にある株券を上回る「買い」注文が入るようであれば、ジャンケンで優先順位を決めて取引を成立させます。 ※ルールブックP9より引用 株式ゲームにジャンケン導入ってのは、ひょっとしたら世界初かもしれません。ボックスやルー
ダンボールの山に囲まれながらも、何とか残りのゲームを倉庫へ運び込みました。これでやっと運搬作業に一区切りがつきました。ふー。 下が「「第1の棚」。先日運び込んだゲームを少し整理して、今回持ち込んだゲームを棚の空いた場所に詰め込みました。
ゲームの話は(いろいろな意味で)ひと休み(汗)。 さて、僕は自宅では ThinkPad G40 を使っている。つい最近買い換えたばかりで、もちろんこのブログの制作にも活用している。こいつは実にパワフルなマシンで、Photoshop も Visual Studio も Delphi もサクサク動く。画面は広いし、キーボードは打ちやすいしと、スペック的には何の文句もない優秀なノートPCだ。バッテリーが1時間しか持たないし、重さも4kgもあるので携帯にはまるで向いていないが、デスクトップマシンの代替として使うということであればまったく問題はない。 ところがたったひとつだけ気に入らないことがある。それが「ブラウザ・キー」の存在だ。ブラウザ・キーとは、簡単に言うとウェブブラウザの「戻る」「進む」の機能を持ったボタンのことだ。G40 には、これがカーソルキーのすぐそばについている。写真の「↑」キー
このエントリーは、War-Gamers Advent Calendar 2022 の24日目として投稿しました。 11/19(土)に、武蔵小杉にて開かれたゲーム会にお誘いいただきましたので参加してきました。参加者は、一味さん、宇賀愛一郎さんと私の3人です。コロナ禍ですっかり対面ゲームとは縁遠い生活を余儀なくされてきましたが、4回目のワクチン接種するなどして家族の了承も得られたこともあり、久しぶりのゲーム会となりました。 Wars of Religion, France 1562-1598 / Fellowship of Simulations ユグノー戦争テーマの3人ウォーゲーム。 「Wars of Religion」は、16世紀のフランス全域で、長期間にわたり断続的に続いたカトリックとカルヴァン派(改革派)プロテスタント(通称"ユグノー")による内戦「ユグノー戦争」を題材にしたウォーゲー
30日(日)は、川崎は武蔵小杉で開催された「第2回素人ボードゲーマーNo.1決定戦」の見学に行ってきました。未発表のオリジナルゲームをその場でいきなりプレイし、総合的な得点を競うというユニークな競技会です。決定戦について詳細は、以下のサイトをご覧ください。 [ 第2回素人ボードゲーマーNo.1決定戦 ] http://members2.jcom.home.ne.jp/numberone_two/ この競技会にはもうひとつの側面があって、それはアマチュアゲームデザイナーの作品発表の場であるということです。前回は如月狩賭さん(当時はりんちゅさん)おひとりだけで競技対象となるゲームのデザインを全て担当していましたが、今回は制作側が5人に増えて、それに伴ってプレイするゲームの数も増加することとなりました。 今回僕は参加メンバーとしてではなく、ただの見学者としてだけおじゃましました。ですが
多忙にて小ネタをひとつ。 Amazon のおすすめ商品になぜか入っていたのがこれ。 「花めくりウルトラマン」 初代ウルトラマンの花札です。 発売元はバンダイ。990円。 1月からいきなりこんなのです。「スプーン」って。 カス札でちょいキモなダダ。 いや、ダダはキモいのがウリですから。 おされな「ゾフィー」。これは梅の2月。 ニセウルトラマンも健在。なぜか6月。 青札と思いきやバリヤーなんですよ。 右は何月だかわかりますか? 牡丹(6月)なんです。四次元怪獣ブルトン。 ピグモンはもちろん風船が付いてます。しかも20点札。 「最終回」はゼットン。ウルトラマンはやられています。 火の玉1兆度。しんでしまうとは(ry 渋い札2枚をご紹介。 月は、赤い玉を押して飛ぶウルトラマン。 そして雨に打たれるジャミラ! いやー、泣けるわ、これ。 ル
Polarity は、磁石が入ったコマを使ったアクション思考ゲームです。 1986年に発売されたやや古いゲームです。奇抜なアイデアに富んだ他に類を見ないユニークなゲームなのですが、商業的にはまったく恵まれなかったようで、高い評価のわりには長らく絶版となっていました。最近になって再販が決定したようで、これで入手しやすくなることでしょう。 コマです。ルールでは「Disk」と表記されています。コマは、片面が白で、もう片面が黒です。よくオセロのコマに例えられます。 全てのコマは色と極性の関係が同じとなっています。いずれも大変に強力な磁力を持っています。 フィールドマットです。厚い布製です。 この赤く丸い円の中でゲームが行われます。 これは赤い特殊なコマです。これはフィールドの中心に置かれます。 これも磁性を持っています。そしてゲーム中に、この赤いコマに触れたら自動的に負けとなり
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『moon Gamer - ボードゲームブログ』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く