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大谷翔平
mtwood.hatenablog.com
光文社古典新訳文庫のショーペンハウアー著『読書について』読了。この作品は岩波と光文社で出版されていますが、新訳というので光文社を選びました。 「自分の頭で考える」、「著述と文体について」、「読書について」と三部構成。 ここでは「読書について」を覚書として記しておこうと思います。 出口汪著『論理思考力をきたえる「読む技術」』では、書き手の立てた筋道を追って読むことで論理力を鍛えることが示され、私はそれを能動的だと思いました。 ところが、ショーペンハウアー氏いわく 読書するとは、自分でものを考えずに、代わりに他人に考えてもらうことだ。他人の心の運びをなぞっているだけだ。 やはり「読書」は受動的なものなのだろうかと悩んでしまいました。 したがって読書していると、ものを考える活動は大部分、棚上げされる。自分の頭で考える営みをはなれて、読書にうつると、ほっとするのはそのためだ。読書をやめて、他人の思
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