1年半くらい前に図書館のあり方について書いたことがあった。だしに使った『図書館戦争』はその後ざっと読んだが作者の有川浩さんが前書書かれているように「テレビドラマを見ているよう」で、私はあまりそそられなかった。それはさておき。 図書館と戦争犯罪責任と - 椋箚記(2007年3月18日に書いた文章) 主題は戸井田とおるという姫路選出の衆議院議員が、南京事件についての書籍『レイプ・オブ・南京』(アイリス・チャン著)が真実でない記述をしているという理由で国立国会図書館の蔵書から外すよう発言した、ということだった。そのような発言が通るようでは『図書館戦争』の世界が実現化してしまう、ということを書いた。 その時にそんなバカな要望は通ってはいけないという意識で書いていたのだが、まんざら笑って聞いていられない話があった。 てえへんだ、てえへんだ…国会図書館が裁判権放棄を裏付ける文書を急きょ閲覧禁止に! -