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大谷翔平
musikusanouen.hatenadiary.jp
「電気自動車の充電に太陽光発電が使える一番簡単な方法」というのを模索していたのですが、それはこの方法かもしれない、というのがひとつ見つかったので紹介します。 材料させ揃えておけば施工は半日~1日でOK。充電ケーブルなどをお持ちであれば、ソーラーパネルなどの材料を新品で揃えたとしても3万円以下から始めることができそうです(とはいえ3万円のシステムでは太陽光発電100%ではなく満充電まで時間もかかってしまうのですが)。 電気自動車をすでにお持ちの方で、手持ちのソーラーパネルで充電しよう思ったことのある方はお気づきのことと思いますが、電気自動車の駆動用電池を太陽光発電で充電するというのは、意外と難しかったりします。 スマートフォンやマキタの電動工具用充電池などを太陽光で充電するのは簡単なのですが、残念ながら電気自動車はそんなに簡単にはいかないのです。 マキタなどの充電池を太陽光発電で充電する方法
「車庫の屋根に中古のソーラーパネルを貼って(中継用にバッテリーや専用のインバーターを介すことなく)パワコンの停電モードを(インバーターとして)使って中古の電気自動車を充電し走らせる方法」を紹介したドゥーパ8月号が発売になりました。 ⇧本文ネームも虫屋として、自然の生態系への想いを込めて書きました。良かったら読んでくださいねー。 技術的な話も比較的詳しく紹介しているので、興味のある人はぜひ本屋さんで探していただけるとうれしいです。 雑誌の場合、記事は買取りで、印税のように売れ行きに応じてギャラをいただけるわけではないのだけれど、いま紙媒体はどこもかなり厳しい状況。ドゥーパは大手出版社から離れ、DIYを盛り上げようと少ない人数で一生懸命つくっています。もしも面白そうと思ったら買ってあげてくださいね。 ここではページスペースの関係で、雑誌では書ききれなかったことを補足として紹介しようと思います。
ニホンミツバチは、春、新しい女王バチが生まれると同時に、巣分かれによって群れを分け増えていきます。その際、巣箱の近くに「蜂球(ほうきゅう)」と呼ばれる、ハチの塊りをつくります。 これがそれ。 社会性のあるミツバチは、巣分かれの際、巣の近くに群飛する前の集合場所として蜂球をつくります。新たな巣をどこにつくるか、偵察隊が持ち込んだ数種類の提案の中から引越し先をみんなで吟味し、最終的には多数決で決める、と言われていて、蜂球の状態のときにそれらの判断を行います(このときに行われるハチたちによる意思疎通のダンスも少しずつ解明されてきています)。 ついでに言うと、このときのハチはこれまで集めた蜜を携えて引っ越しするので、お腹の中は蜜で満腹。そのため「蜂球に手を突っ込んでも刺されない」と言われるほどにおとなしく、ヒトを襲うようなことはまずありません。そんなわけで、もし、こうした蜂球を見つけても、引越し先
今の時期だとカエデの樹液をを煮詰めたり、台所にお湯を供給したり、大活躍中の薪ストーブなのですが、薪の燃やし方にはちょっとしたコツがあって、それを知ると、消費する薪の量を半分くらい節約できたりします。 また、薪ストーブだけでなく、キャンプなどで使うカマドでの煮炊きでも同様。燃費も良くなるし、火持ちも良くなります。ぜひ、試してみてください。 ところで、自動車のエンジンの場合「エンジンの燃焼効率がいい」ということと「エンジンがかかりやすい」ということとは、相反関係にあります。 一般に燃焼室がコンパクトで圧縮比が高い方が、燃焼効率には優れているのですが、圧縮比の高いエンジンは寒い朝、あるいはバッテリーが弱っていたりするとセルモーターが回りにくくエンジンがかかりにくかったりします。 ⇧左手で圧縮を抜くためのデコンプレバーを握りながら、右手のヒジを固定して体重を載せ、圧縮の高く、かかりにくい天ぷら廃油
枯れ枝や廃材を燃料に、ガスや電気がなくても、あっという間にお湯が沸かせて、ご飯も15分くらいで炊くことができるという、簡単に作れるけど、意外と性能のいい、簡易かまどの作り方を紹介します。 夜、屋外で暖を取る場合にも火の扱いが容易なので適していると思います(消すときはレンガから降ろし、上を鉄板などで密閉します)。 材料としては、空き缶が全般的に使えます。 ↑写真右から、ペール缶、4リットルのオイル缶、一斗缶。 今回は一斗缶を使った作り方を紹介しますが、ペール缶や4リットルオイル缶、あるいはもっと小型のトマト缶などでも作り方はほぼ同じです。 ■一斗缶かまどの作り方■ 密閉型の一斗缶の場合は、上面のフタの部分をスクレッパーやマイナスドライバー+石またはトンカチ、あるいは、缶切りなどで切り取ります。 内部が天カスなどで汚れている場合は、古新聞などで拭き取ります。 このとき油を拭いた新聞紙も捨てずに
母の家の薪ストーブがやっとセットできました。畑や山で採れた食材を、楽しく、そしてできるだけ化石燃料に頼らずに調理して、美味しくいただく、ということを一番大切にしたいというコンセプトで、この家は風の森さんに作っていただきました。 残念がらこの家で一緒に暮らすはずだった父は間に合わず、母がひとりで暮らすことになってしまったのですが、車椅子の父が気持よく移動できるようにと家の真ん中に広めの居間を配置し、その居間の真ん中にキッチンと薪ストーブがある、というシンプルな作りの家でもあります。 ということで薪ストーブが家のメインのひとつでもあるのですが、そこにどんなストーブを選ぶか?いろいろ悩んでいたのでした。そして最終的に選んだのはこのストーブ。日本で古くから使われている鈑金ストーブです。新保製作所というところの角型ストーブと呼ばれる製品で、ベースになった薪ストーブは7000円というもの。中の火が見え
韓国・自作ストーブとオンドルの旅11「私はストーブだ」ロケットストーブと意見交換会からのつづきです。 日本の山と較べて、韓国の山は小さな里山であっても、傾斜が急で尖っているように感じられました。だからどちらかというと、八ヶ岳南麓というよりも、丹沢あたりの山里、そんな風情の景色の中に、その家はありました。 アースバッグハウスです。しかも女性がほぼひとりでコツコツと建てた、そうです。 テーマパークにあるメルヘンチックな建物と違って、実際に暮らしで使われている「本物」ということが、そのたたずまいからにじみ出ていました。 ↑サイドから見ると円筒形の家。構造的にはふたつの円筒形の家を棟木(むなぎ)でつないだような構造です。 屋根の構造がまた非常にユニーク。垂木(たるき)が放射線状にでていて、その中央に、丸太がオモリのようにぶら下がっているのです。連想するのは日本の五重の塔の心柱。 こけらは、製材の際
韓国のワンジュで行われた自作ストーブのイベント「私はストーブだ!」に行ってきました。情熱ほとばしる熱い6日間でまだ体と頭がポカポカしています。 見てください。この林立する煙突の数々。こんなに乱暴に横引きしても、みんな性能がいいからちゃんとに煙を引いてくれるのです。 一緒に行った仲間がまた素晴らしくて、(わがままで団体行動が苦手な私が)グループ旅行でこんなに楽しかったのは久しぶりかも? 夜、酒を飲みながら、そして移動中のクルマの中でも、ストーブのこと、自給的な暮らしのこと、農や食べもののこと、民族と国境のこと、それにヒトとしての生き方の話、盛り上がりました。違うことをそれぞれ認め合うという(韓国の人たちを含めた)みんなの考え方がそれぞれにあって、それが本当に素晴らしかった! 前半は自作ストーブのイベントに参加させていただきました。イベントを見学させていただくと共に、日本における適正技術事情の
業者が施工するタイプの太陽光発電設備は猛烈な勢いで増えているようですが、興味があるのは、自分でセルフビルドするタイプの系統連結型太陽光発電所でした。そしてついに「自分で作るマイ発電所キット」なるものが登場しました。ただ、値段がまだ若干高いような気がします。 これまで調べてきたものだと、単管パイプで空き地に設置するタイプだと、もう少し安くできそうな感触でした。円高ということもあって、いま単結晶のパネルは1ワット当たり130円くらいで手に入るので、パネルだけだと、10キロワットで130万円くらいで調達することができます。系統と連結するためのパワーコンディショナーの設置はプロにお願いしたとしても、パネルを自分で施工しコーディネイトすれば、少なくともさらに100万円くらいは安く作れそうな感触でした。 最初に紹介した12キロワット315万円の自作キットとは別に、そうしたDIYタイプの太陽光発電を普及
材料さえ用意できていれば、ほんの30分で作れてしまうという、かなりいい加減だけど、でも意外と高性能な石釜です。当初、本格的な石窯を作る前のプロトタイプとして実験的に作ったのですが、これが意外と使い勝手が良くて、改良を重ねているうちに性能もあがってきました。というわけで、今回はこれの作り方を紹介させていただきます。 ■お願い■最初にお断りしておきたいのですが、石はとても重くて、しかも高温になっていても外観からはそれが分かりにくかったりします。さらに自然石は品質が統一されているわけではないので、モノによっては割れたり崩れたりする可能性があります。もしも事故がおきてしまった場合でも、申しわけないのですが、責任を追うことはできません。特に身近に小さなお子さんがいらっしゃる可能性があるような場合は、十分な注意が必要だと思います。そのあたりのことを考慮し、小さなお子さんがいない場合でも十分に注意して楽
ソーラーパネルの値段が驚くほど安くなっています。今回購入した5Wのソーラーパネルは2000円しませんでした。その他に手に入れたのは、パソコンの入力電源用に直流電流を変圧してくれるDCDCコンバーターでこれが1980円。バッテリーは自動車修理工場からいただいた廃品だからタダだし、このシステムだとチャージコントローラーも不要で、あとお金がかかったのは1個100円ほどのダイオードが1個。だから合計金額は送料を入れても5000円以下。これで5ワットのソーラー発電システムが我が家に誕生したのでした。 ↑自分で言うのもなんですが……このシステムがちょっと画期的だと思うのは、出力5ワットという比較的小型のソーラーパネルを採用したこと。これに自動車用のバッテリーを組み合わせることで、トリクル充電に近い充電システムとなり、過充電防止のためのチャージコントローラーが不要になるのです。ただし、使える電気の量はパ
超小型太陽光発電所はカートに載せ、移動可能なポータブルタイプを考えています。でもそのカートが、あまりにもボロボロなので簡単にレストアすることにしました。 バッテリーは意外と重いのでカートに載せておくと扱いやすいのですが、バッテリーをカートに載せるメリットは実はもうひとつあります。それはバッテリーを揺らすこと。希硫酸の濃度が上と下で違ってしまうことを防ぐ上でもカートに載せてときどき揺すってあげるのが有効だったりします。 ↑塗装は助手が担当。(サボらないように)見張り番付きです。でも、ホントは見張り番の方が「ねぇ、早くボール遊びしようよぉ」と誘惑していました。 塗装が乾くまで、ちょっと時間ができました。そのスキにちょっと火遊びをします。 ↑やっとどうにか材料が集まり、以前からこれを試してみたいと思っていたのでした。 ↑マイナスドライバーをタガネの代わりに使ってキッカケをつくり、その後は金ノコの
問合せをいただいたので、計画停電時の非常用電源にしぼって具体的に書きます。 ■必要なもの■ ①バッテリー、②充電器、③インバーター、基本はこの三つです。 ■仕組み■ 自動車用のバッテリーを電源として、停電していないときにそのバッテリーを充電しておき、停電したらそれにインバーターと呼ばれる変換機(直流の12ボルトを交流の100ボルトに変換してくれる)をつないで、そこから電話機やモデム、パソコンなどの電源をとります。 電話とパソコンとネット環境が確保できれば、ユーストリームでテレビも見れるし、各種の情報を得ることができる、情報を得る手段が確保できていれば、精神的な安心感をえることができる、それが最大のメリットではないでしょうか? [ ]■必要なものの補足■ ①バッテリー。自動車用のバッテリーがお勧めです。とりあえずは1個あれば十分です。足グルマのバッテリーをはずしてしまうとその間、クルマが使え
「上農は草を見ずして草を取る」 「中農は草が見えてから草を取る」 「下農は草が見えても草を取らず(手に負えなくなってからようやく草刈りをする)」 という中国のことわざがあり、日本でも江戸の頃からよく知られています(宮崎安貞の「農業全書」にすでにでてきます)。 虫草農園の場合、ぐうたらなので普段の畑作業では「下農」。雑草といえども、好きな草は刈らなかったりもします。(「刈り残しのススメ」土手草などはこんな感じでかんりしています)。 musikusanouen.hatenadiary.jp でも、無農薬のお米づくりでは、土手草のようなわけにはいかず、毎年毎夏、嫌と言うほど上記のことわざを噛み締めさせられているのでした。そして今年こそは、と思っていたのですが、今年もまた、草が見えてきてしまったのでした。 草が見える前(タネは根から発芽するので、土の中に根が伸びはじめた頃)、まだ緑色の芽は見えない
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