まるで葉っぱ、新種のキリギリスを発見

木の葉にそっくりな新種キリギリスのメス。ボルネオ島に生息。（PHOTOGRAPH BY PETER KIRK） 葉っぱにしか見えないキリギリスの新種2種が、マレーシアで発見された。 オスの体は緑一色なのに、メスだけなぜか赤とピンクでかなり目立っている。オスもメスも木の葉にそっくりで、羽にはまるで葉脈のような翅脈があり、脚までもが葉の形をしている。（参考記事：「「男子はブルー、女子はピンク」の理由はなぜ？」） この2種はともにボルネオ島北部に生息しているが、そのうちの1種は写真だけで新種と同定され、議論を呼んでいる。（参考記事：「残酷非道な標本作り」） 2013年、英ロンドン自然史博物館の動物学者ジョージ・ベッカローニ氏は友人からきれいな色をしたキリギリスの写真を見せられたが、種を特定できなかった。そこで、アジアのキリギリスに詳しいジークフリート・イングリッシュ氏へ写真を送った。 「写真を見

[kamei_rio]

"写真だけで種を同定することはできても、新種記載をして名前を付けるところまでやっていいとは思いません" 標本必須じゃないんだっけ？

[machida77]

写真から新種が発見されるという手法の意義と問題についても。

[betelgeuse]

「分類学者が新種を見つけたいなら、実は写真サイトを検索するというのもひとつの手なのです」