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なぜ唐川侑己の輝きは消えたのか?復活期すロッテのエース候補は今。(永田遼太郎)
涌井秀章でもない。石川歩でもない。 「幕張のエース」の座には、唐川侑己が座るべき。そう思っている。... 涌井秀章でもない。石川歩でもない。 「幕張のエース」の座には、唐川侑己が座るべき。そう思っている。 通算3度の最多勝獲得で球界を代表する投手と、現在のパ・リーグ投手成績で防御率で“隠れ”1位であるロッテの投手2人を差し置いてそう言うのであるから、やや暴論であるかもしれない。 今季ここまで(6月5日現在)5試合に先発して1勝2敗。防御率5.14。とても称賛すべき数字ではない。それも重々承知。 今、唐川は「将来のエース」と呼ばれていたころの輝きを取り戻すため、必死にもがき、その一歩手前のところまで復調してきている。 その姿は昨年、復活を遂げた涌井秀章の、少し前の姿ともどこか被って見える。 言うなればこれはエールに近いかもしれない。 「無期限の再調整」の理由は数字だけではなかった。 昨年の唐川は、8月15日の京セラドーム(対オリックス戦)の先発を最後に一軍のマウンドから遠ざかっていた。千葉ロッテ
2016/06/07 リンク