晴。 伊藤邦武『経済学の哲学』読了。副題「19世紀経済思想とラスキン」。ラディカルなエコロジストの源泉としてのラスキン。プルーストやガンディーに深刻な影響を与えたラスキンというのは、興味深いテーマではないか。いわゆる「ディープ・エコロジー」の功罪。 経済学の哲学 - 19世紀経済思想とラスキン (2011-09-25T00:00:00.000) 作者: 伊藤邦武出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2011/09/22メディア: 新書 クリック: 23回この商品を含むブログ (12件) を見る『柄谷行人 中上健次 全対話』読了。だいぶ前になされた対談が多いが、未だに読んでいると元気が出る。しかし。「柄谷 つまり、批評家なんてものは、ムチャクチャに頭がよくなかったらだめだよ。それ以外に何で小説家に対抗できるの。」ご尤も。柄谷行人中上健次全対話 (講談社文芸文庫) 作者: 柄谷行人,中上健