エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
【シェークスピア史劇】「英国版ジャンヌ・ダルク」の罪深さについて - 諸概念の迷宮(Things got frantic)
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
【シェークスピア史劇】「英国版ジャンヌ・ダルク」の罪深さについて - 諸概念の迷宮(Things got frantic)
中世の女性観というのは非常に残酷である。純潔性をことさら重視して身体の純潔性と魂の純潔性とを相互... 中世の女性観というのは非常に残酷である。純潔性をことさら重視して身体の純潔性と魂の純潔性とを相互に補完させることを求める。一方で性的な暴力の危険は実に多く存在する。 「中世の司法は、ごく若い娘と聖別された処女の強姦を非常に厳しく罰する。しかし、抵抗しなかったり、叫んだり助けを呼ばなかったりした被害者は、合意しているとみなされる。もっともこの身体の純潔を防御するという点では、神は奇蹟によって処女たちを救う。」(コレット・ボーヌ「幻想のジャンヌ・ダルク―中世の想像力と社会」P152) ゆえに、前述のジャンヌの戦友たちの証言は魂と身体の純潔性とが結びついた存在としてジャンヌを見ていた結果として理解できよう――ジャンヌに魂の純潔性を見ていたがゆえにジャンヌの身体に対する性的な欲求を、おそらく意図せず至極当然のこととして自ら抑えていた――そういう中世的心性が見え隠れする。このように一次史料をただ受け