サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
大谷翔平
osakanafurby.hatenablog.com
愛媛に住んでるじいちゃんが死んだ。最後に会ったのは今年の正月、コロナ対策で、窓越しに手を振っただけだった。その前に会ったのはいつだったか。「次わたしが東京から帰るまで生きといてよ」「頑張って生きとこわい」そんな話をした。なのに死んだ。危篤だと連絡があってから数日後のことだった。祈った。いるのかわからない神か何かに祈った。じいちゃんを生かしてくださいと祈った。祈るってこういう事なんだなと初めて理解した。初めてかもしれない。祈ったのは初めてかもしれない。 峠は越したはずだった。なのに死んだ。夜中の1時に、母から「じいちゃんが亡くなりました」とラインが来た。世界からすっと音が消えた。重力が何倍にもなった。じいちゃんが死んだ。電話越しに聞く母の声は滲んでいた。電話はすぐに切れた。思い出したように私も泣いた。声を殺して泣いた。殺しても殺しきれない涙が声が零れてきた。 「人は生き返らないのに、何故生き
地獄かと思った。 東京に引っ越してきて早半年、異様に寒いし異様に暑いし変なにおいするし湿度が尋常じゃなくて実質水中だし東京はなんて住みにくい所なんだろうなんて思っていたんだけど、今日スーパーでお買い物して外出たら雨がじゃんじゃか降ってて雷がEDMばりに鳴っててミラーボールと見紛う程に雷がぴっかぴかしてて消防車がと救急車がびゃーびゃーサイレン鳴らしながら走ってて、 地獄かと思った。 やはり東京は人間の住む場所ではない。家まであと数十メートルの距離だったのだけど、雨が四方八方から殴りかかってくるのでスーパーから動けない。 地獄かと思った。 しかし私は前向きなツイッター廃人なので、この地獄を是非フォロワーの皆さんにも体験していただきたいと思い(別に思ってない)動画を撮ってツイートした。 そのまま雨宿りがてらタイムラインを眺めていたら、衝撃のツイートが目に入った。 漫画家・さくらももこさんが死去
クソオヤジに朝ごはんを盗られた。 クソオヤジに朝ごはんを盗られた。 クソオヤジに朝ごはんを盗られた。 朝。まどろんでいた。 半分寝ながら半分起きていた。 「ごはんよー」と声が聞こえたので、「はーい」と返事をした。 まどろんでいた。半分起きていたけど半分寝ていた。 今「ごはんよー」と言われた気がする。返事をした気がする。 しかし夢かもしれない。たぶん夢だろうな。ごはんができるまで寝ていよう。 まどろんでいた。半分寝ていた。いや九割寝ていた。 起きた。夢じゃなかった。母さんは私に「ごはんよー」と声をかけたが、私が起きてこなかったので、ごはんにラップをかけて置いておいてくれた。私以外は皆ご飯を食べ終えていた。 しかしおかしい。机の上には、白ごはんと、納豆と、サラダしかない。メインがない。母さんがこんな投げやりなご飯を作るわけがない。これはおかしい。 父「机の上にあるの、お前のご飯か」 私「そうよ
めんどい。すべてがめんどい。 朝起きる。起きるのがすでにめんどい。ずっと寝ていたい。できることなら永眠したい。朝食をとる。咀嚼するのがめんどい。嚥下するのがめんどい。母ちゃんが野菜をてんこもりにしてくるからそれを咀嚼するのがめんどい。トイレにいく。ズボンを下ろすのがめんどい。便器に腰掛けるのがめんどい。出すのがめんどい。ふくのがめんどい。とにかくめんどい。 二度寝する。やはり起きるのがめんどい。ずっと寝ていたい。できることなら永眠したい。しかし許されない。仕方ないので起きて着替える。何を着るか考えるのがめんどい。着替えるのがめんどい。昼食の準備をする。めんどい。数時間前に食ったばかりなのに何故また食わねばならんのだ。しかし食わないと動けないので食う。めんどい。テレビをつける。やすらぎの郷を見る。別に面白くない。しかし見ないと一日が始まらない。化粧をする。めんどいがすっぴんを世間にさらすわけ
おもちゃ売り場に子供を放牧するな。 おもちゃ売り場に子供を放牧するな。 何を勘違いしているのかは知らないが、おもちゃ売り場というのはあくまでおもちゃを売る場所であって、親が買い物をしている間に子供を自由に遊ばせる場所ではない。 お前の子供がガチャンガチャンと音を立てて遊んでいるそれは、お前の子供のものではない。店の売り物である。おもちゃ売り場に子供を放牧するな。 いまリサイクルショップでバイトをしている。服やら家具やら雑貨やらおもちゃやらいろいろ売っているのだが、このおもちゃ売り場がもう地獄。子供が放牧されている。 その間親は何をしているのかというと、お洋服を見ている。子供に罪はない。洋服なぞみてもつまらないだろう。だからおもちゃ売り場で遊ぶ。理屈は分かる。しかし不快で仕方ない。 おもちゃ売り場はレジのすぐ近くにある。「ママー!」と耳をつんざくような不快な奇声を発する子供たち。無理。もう無
自分が知っている情報を相手も知っている前提で話しかけてくる奴が嫌いだ。 たとえば、 90代のおばあさん「何してるの?」 わかもの「ライン」 90代のおばあさんにラインと言って通じるのだろうか。 「何してるの?」 「友達と連絡とってる」 この方が親切な気がする。 別の例、 にんげんA「髪きった?」 にんげんB「うん井上に切れって言われてー」 いや井上って誰やねん。 「髪きった?」 「うん彼氏に切れって言われてー」 この方が親切な気がする。 例がいまいちだが、とにかく、自分が知っている情報を相手も知っている前提で話しかけてくる奴が嫌いだ。 私は人と話すとき、微妙に嘘をつく。たとえばネットに疎い人と話すときは、ラインのことをメールと言ったり、ツイッターのことをブログと言ったりする。ツイッターとブログは全くの別物だが、相手がツイッターが何かをわかっていなかった場合、 わかもの「昨日ツイッターで見た
朝。『ありがとう浜村淳です』を聞いていた。 一番好きなラジオ番組。浜村淳がふがふが喋っているのを、聞き役の”ありがとう娘”が「そうですか。そうですか」と優しく相槌を打つのが、完全に介護福祉士と利用者の関係でじわじわくるのだ。 失礼。 そのラジオ番組には、占いコーナーがある。私は5月生まれ。5月生まれの人は、遠くにドライブに行くと、気分転換になって、良いらしい。そんなの5月生まれじゃなくても誰でも遠くにドライブしたら気分転換になるだろうとは思っても、絶対に言ってはいけない。 失礼。 だからという訳ではないが、久々に原付に乗った。駅前に用事がある。約20分の距離だ。あまり遠くはない。 用事はあっという間に済んだのだが、帰る前に、もう一軒寄ることにした。バイク屋だ。原付の調子がどうにもおかしい。もののついでに修理してもらうことにした。 バイク屋に原付を預け、歩いて家に帰ろうとした。そこで、スマホ
意外なことに飽きなかった。というわけで「愛媛県新居浜市で遊ぼう②」です。 「他府県民である恋人または友達と新居浜に旅行に行ったというていで」という予定だったのですが、めんどうくさいので胸毛(彼氏)と行くなら、というていで書いていきます。はい。 前回↓ osakanafurby.hatenablog.com というわけで乗船です。 電車に乗って、フェリーターミナル駅に向かいます。船は事前にネットで予約しておきます。港に着いたら、乗船手続き。用紙はホームページにも載っているので、事前に書いておくと便利です。今回は学割を使うので、窓口で学生証を提示。新居浜駅行き無料バスの整理券もここでもらいます。 20時。乗船。安定の2等寝台です。(前記事参照)貴重品はフロントで預かってもらえます。私は面倒なのであずけません。 荷物を置いたら、クソほど混むのでまずは飯を食います。船内にレストランがあります。でも
お久しぶりですがそんなことより今私は薄暗い部屋の中で布団に潜り込み打ち震えながらこの文章を書いています。 部屋の電気がつかない。 なんかトイレが壊れた。 あとすんごく寒い。 約三ヶ月ぶりの更新です。三ヶ月前、注目のブログにちょくちょく載って、アクセス数がどんどん増えてきて、調子に乗ってはてなブログProとかに登録して、よっしゃこれからどんどん更新していくぜと思っていた矢先に大学生活が忙しくなりすぎて心が死んだので同時にこのブログも死にました。みなさんご存知ですか。そういえば私まだ大学生だったんですよ。5年目の芸大生。 先ほどはてなブログのトップページを見たら、おすすめの記事という欄に芸大生のブログ記事が載っていました。芸大は芸大でも藝の方です。クソFランのこちらとは無関係の藝の方です。 向こうの芸大生がどんな感じなのかは知りませんが、こちらの一部の芸大生はちょっとアレです。アレな人たちのお
おはようございます。風邪が治りました。 あっ、ブコメありがとうございました。ほんと病人はさっさと寝ないとダメですね。 風呂に入らなきゃ入らなきゃと思いつつも、熱くてしんどくと結局入れずじまいで寝落ち。今朝11時くらいに汗でびしょびしょになって目が覚めまして。 熱もすっかり下がったので、風呂に入ろうと全裸になったらその瞬間インターホンが鳴った。受話器を取ると警察。なんか知らんけど世帯調査票? を書いてほしいらしい。急いで服を着てオートロックを解除。 オートロックって便利。望まない客はその場でシャットアウトできる。わしの弟も今一人暮らしをしているのだけど、オートロックじゃないからいろいろ大変らしい。 osakanafurby.hatenablog.com 宗教勧誘とかね。あとNHKとかね。なんか受信料の契約をしろとかで、弟の下宿先にNHKの人が来たらしくて。ドアに足を挟まれて、断るに断れなかっ
「彼氏と飯に行ったのに、割り勘なんか?」 「奢ってくれんのか?」 とバイト先の店長によく聞かれる。私が彼氏(胸毛)と飯に行く時は、ほぼ毎回割り勘だ。初デートの時もそうだった。別にそれがおかしいと思ったことはなかったのだが、バイト先に行くたびに「また割り勘か?」「情けない男やなぁ」と言われる。もしかして毎回割り勘なのはおかしいのか……? ふとテレビを見ると、似たような茶髪の似たような服を着た似たような女たちが、「割り勘とかありえない」と言っている。奢ってもらって当然という態度でふんぞり返っている。いやおかしいのはこっちじゃないのか……? ほんこれ https://t.co/b9hUXZ9qqt— 無人味醂爆弾 (@abyss0514) 2016年8月31日 思えば、胸毛と付き合いたての頃は、向こうはバイトをしておらず貧乏だったので、私の方が多めにお金を出していた。結構情けない気持ちだった。
※ネタバレ、自分語り注意 海が好きなので、ファインディングドリーを見てきた。 海の映画は、映画館で見るに限る。スクリーンを通して、まだ行ったことのない海の世界を旅するのだ 最近はゴーストバスターズやらシン・ゴジラやらを観たので金欠気味。観にいくかどうか少し迷った。しかし、ツイッターで 「ファインディングドリーは、発達障害の子を持つ親にはぜひ観にいってほしい」 というつぶやきを見つけ、行くことを決意した。一体どういう映画なのか。 ドリーは記憶障害。なんでもすぐに忘れてしまう。ついさっき喋ったことを、もう忘れている。そんなドリーを、両親は沢山の愛で包み込む。「できないからダメだ」と撥ね付けるのではなく、どんな小さなことでも「できたね、すごい」と言って褒める。 映画が始まって数秒、ベビードリーの「あたしすぐ忘れちゃうの」の次の両親のセリフが始まった時には、もう泣いていた。私は映画を見るといつも開
熱が出た。しかしどうしても書きたかったので、書く。 しくじり先生に天津木村が出ていた。 エロ詩吟がブームになったのは2008年。当時私は15歳。 15歳。下ネタや性的な物事に対して潔癖な年ごろ。 本当に本当に不愉快でしかたなかった。 性的なもの=汚いもの。下ネタ=汚いもの。だからそれで笑いを取る人も笑う人も汚い存在。そんな風に真剣に思っていた。なので天津木村のネタで笑ったことなんて一度もなかった。 しかしいつだったか、年末年始の特番で見たエロ詩吟 「おせち~~~~~~~ おせち~~~~~~~ おちち~~~~~~~~」 というネタで何故か笑ってしまった。そして突然エロ詩吟が受け入れられるようになった。 「この人は別に人を不愉快にしようと思ってエロ詩吟をやっているじゃないんだな」 と、当たり前と言えば当たり前なのだが、その時初めて理解した。 しかしそれから、天津木村の姿をテレビで見ることはほと
巨乳になりたい。 現世はもう諦めたので、来世は巨乳の美人になりたい。 胸元に手を突っ込んでみる。本来なら谷間があるはずのそこには、谷ではなく平原が広がっている。広大な平原だ。どこまでも広く地面は硬い。滑走路建設に向いている。 (イメージ画像。ぽつんと立っているのはちくび) 元々、貧乳であることはさして気にしていなかった。 しかしこの世の中にいる大勢の心ない人々の声により、私はすっかりヘコんでしまった。乳が既にヘコんでいるのにこれ以上ヘコんでどうするんだっていう話だが、ヘコむものはヘコむので仕方ない。 ある日、父がニヤニヤしながら、「なんぼなんでも可哀想ぞよ〜」と言っている。なんのことかと思えば私の乳のことである。私の乳が小さいのは製造元である父にも多少なりとも責任があると思うのだが。しかし父方の祖母は巨乳だし母も巨乳だ。私は橋の下で拾われたのかもしれない。 なんにしろ余計なお世話である。
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『osakanafurby.hatenablog.com』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く