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猫
pianoman.hatenablog.com
前回の更新から4ヶ月。ブログ以外には自分の考えている事を長文で述べる機会がないので、たまには更新しないと書き筋が衰えると思い、キーボードを叩き始める。 直近のニュース valkneeさんに楽曲提供した「OG」が収録されている1stアルバム「Ordinary」が出ました。いいアルバムだと思います。ワンピース見すぎてスケジュールやばくなるの私も分かります。知ってか知らずか2曲目に私の中学時代からの友人であるSEKITOVAがいるのも良いですね。曲もビジュアルに合っててめっちゃ良かったです。ぜひ聴いてください。 linkco.re ちなみに、リリース同日には宇多田ヒカルのアルバムや、ナオト・インティライミの10thアルバムも出ています⚽️ 私個人も、アルバムかEPになるか分かりませんが作り始めてます。今年か来年リリースできたらいいな。今回はフィジカルリリースがメインになる予感です。 本題 最近ツ
まずは記事をご覧いただきありがとうございました。(未見の方は以下よりどうぞ) natalie.mu ナタリーさまからのリリースということで、この話題を衆目に触れる場ですると誰が書こうがそれなりに反響があることは容易に想像できたのですが、概ね予想通りそれなりの反響がありました。 緩めに設定して頂けましたが、期日や文量の設定がある中で書くと、どうしても言葉足らずな部分は出るし、書き足らない所もあります。なので、ここで幾らかの補足説明をしようと思います。 この記事を書いた動機 まず、再三言っておきたいのは、私は割れ行為を手放しに肯定したくはないということです。私も折角作ったものをタダで消費され続けたら流石にムカつきますし、生活に支障が出るから作ることをやめるでしょう。無断サンプリングにしても、そういったものを制作・受容しておきながらなんですが、こういうの嫌な人だったら申し訳ないなぁと罪悪感が頭を
サンプリング、ナードコアテクノと私 私が人生で初めてコンピュータで作った曲は、ダイヤルアップ接続音のmp3ファイルをカットアップした簡素なテクノだったと記憶しています。楽譜を書いたり、MIDIを打ち込んだりと当時から様々な作曲方法があるなかで、サンプリング・カットアップでもって活動を開始したのは、それまで制作に励んでいた「音MAD」の影響が多分にあると考えます。決して「サンプリング」という手段の性質に自覚的な状態で、俯瞰した状態で始めたわけではなく、ただただ中学生の直観で道具を選んだ、あるいは環境に選ばされた結果だったと回想します。 そこから私はおよそ10年にわたり、日本の「ナードコアテクノ」に影響を受けた制作やライブ活動を行ってきました。私が指し示す「ナードコアテクノ」については、以下のイアンの記事やNordOstさんの記事などでもって把握して頂けると良いと考えます。特にナードコアを「好
先輩たちのサンプリングに対する意識 part2では、自分がこれまで注目してきた先輩方のサンプリングに対する意識・態度について、あたれる文献から比較を試みます。今回、私が射程とするのは以下の分野の諸先輩です。 ナードコアテクノ・ガバ・現代美術(シミュレーショニズム) part1では、ナードコアテクノを「好きすぎるものへの愛情をテクノミュージックを通して見せつけたい気持ちで作られた音楽」であるとする解釈を紹介しました。ここで注目するのは、「愛情」です。もう少し広くとって、「サンプリング対象への想い」としましょうか。上の三つの間というか、サンプリングベースで活動しているアーティスト達の間で、サンプリング対象への向き合い方に差異が強く現れると考えます。以下では、各分野の特定の先輩方について取り上げて説明をしていきますが、その先輩方の見解が各分野の総意というわけではないことには注意してください。 ナ
先日、MU2020という、日本全国のクラブ・ライブハウス協力のもと配信されるライブストリーミングフェスに出演し、7000〜8000人に私のライブがリアルタイムで視聴された。 club-mogra.jp 自分の今までの活動に対する相対的な規模の大きさ、オンラインストリーミングに頼らざるを得なくなってしまった過去に例を見ない時期という点、バグった世の中の雰囲気など含め、自分にとって重大な事柄の一つであったと思う。 こういった個人的に重要な事柄は、その時何が起きて何を思ったか、という事を一瞬で忘れてしまったり、自分で気づかないうちに歴史修正してしまう可能性があるので、柄にもなく日記というフォーマットを頼りながら、良い悪い含め書き留めておこうと思った次第だ。恥ずかしくなったり自分のビジネスに支障が出たりしたら、非公開にするだろう。 5/9 MU2020の相談が来る 放送1週間前にオファーが来るとい
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