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メイヤスーによるマラルメ|REALKYOTO
浅田 彰 渡邊守章を中心とするマラルメ・プロジェクトの準備中、カンタン・メイヤスー(Quentin Maillas... 浅田 彰 渡邊守章を中心とするマラルメ・プロジェクトの準備中、カンタン・メイヤスー(Quentin Maillassoux)のマラルメ論を検討する機会があった。メイヤスーは1967生まれ、人類学者クロードの子で、アラン・バディウに学んだ哲学者。デビュー作『有限性の後に』で、言語論的転回[→ポストモダン相対主義]への揺り戻しとして近年世界的に(私見では過度に→*注)注目されるいわゆる思弁的転回 speculative turn [→新たな形而上学]の代表格とみなされるようになった。「人間は人間が世界に投げかけたフィルター(とくに言語)を通したものだけを認識する」というカント−新カント派の「相関主義」を排し、人間と独立して存在する宇宙(数学的にとらえられる)の実在を肯定する。そのメイヤスーが最近出た『数とシレーヌ』でマラルメの「骰子一擲(さいの一振り)」の詳細な読解を試みているのだ。思弁性にお
2016/05/04 リンク