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水戸学の成立から観る日本人の精神 - 坂本晶の「人の言うことを聞くべからず」
徳川三代将軍家光の時、中国明王朝が滅亡し、日本に儒学者朱舜水が亡命してきた。 朱舜水は水戸光圀に招... 徳川三代将軍家光の時、中国明王朝が滅亡し、日本に儒学者朱舜水が亡命してきた。 朱舜水は水戸光圀に招聘され、天皇を日本の真の君主とし、将軍を覇者とする尊皇論を生み出した。 日本人は戦乱の時に形而下の思考をし、泰平の世で形而上のことを考える。南北朝時代の高師直の 「王(天皇)だの、院は必要なら木彫りや金の像で作り、生きているそれは流してしまえ」という言葉や、後柏原天皇が即位式を執り行えなかった時、「即位の大礼を行うことは無益である。儀礼で飾ろうとも、中身の無い者を人は王とは認めない」と言い放った細川政元など、小気味いいほどのリアリズムである。しかしこのリアリズムは、日本の実態を必ずしも写し出していない。このような小気味良い言葉を吐く武士達が、なぜ天皇、公家、朝廷を完全に排除できなかったのかが、彼等のセリフからは見えてこないからである。形而上の思考を読み解くことで、日本の実態が見えてくる。 水戸
2014/10/23 リンク