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ブラックフライデー
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ImageJは無料の画像処理ソフトです。マックでもウインドウズでもリナックスのOSでも使えて、研究で必要な画像処理が比較的簡単にできるので、バイオ研究者の間で非常によく使われています。自分も長年にわたり使ってきましたが、画像データを見直したり簡単な解析(特定の領域の平均輝度を取得するなど)を行うときには、Image Jを使うのが一番手軽で便利な方法だと思います。 Fijiの勧め 実際には、Image Jよりもさらに高機能なFijiを自分は使っています。Fijiは単にImageJそのもので(Fiji is just ImageJ)、プラグインが最初からたくさんくっついてくるだけです。Image Jは様々なデータ処理・データ解析のためにプラグインを入れることができますが、Fijiには最初からこれらのプラグインがてんこ盛りで入っていますので、いちいち後からインストールする手間がなくて良いです。顕
論文を書く力、プレゼンのスキル、英語力、科研費獲得能力、研究能力を身に付けるうえで役立つ本の紹介(アマゾンへのリンク) 科学研究で結果を出すマインドを養うための4冊 中村修二 考える力、やり抜く力 私の方法 (2001年)実験科学者には強烈な刺激。量子力学の理論よりも自分の実験結果を大事にして、徹底的に考え抜いてそれに基づいて理論を作って、みんなが不可能と信じ込んでいたことを実現してみせたわけだから、本当に恐れ入る。とても真似できないが、実験科学者として突き詰めるということがどういうことかが学べる。 利根川進 精神と物質 研究の進め方、キャリアパス追求の参考になる。研究者として生きるためのバイブル。 下村脩 クラゲに学ぶ 一点集中の力の凄さ。学会すら時間の無駄という徹底ぶりに、感銘を受けた。自分の実験データを出すことが最優先。 旅人―湯川秀樹自伝 科学者の自伝を読むのは本当によい刺激にな
ディオバン事件の概要 今回の問題は、ノ社の依頼で臨床研究をした大学の研究者が、降圧剤としての効能自体ではなく、高血圧以外の疾病、例えば、心疾患などに対しても効能があるとする論文を発表し、それが、医学専門誌等での広告宣伝に使われたことで、他社の同種薬より優れている、との認識を医療関係者に持たせた。ところが、その根拠となった臨床試験のデータが不正に作られていたことが判明し、論文が撤回された、というものです。(高血圧薬ディオバン問題、難航する真相解明 検察、公取委の出方は?Asahi Judiciary 2013/08/26) ノバルティス社の関与 ノバルティスの薬ディオバンの効果を調べる5つの臨床研究で、ノバルティスの社員がデータの統計処理を一手に引き受けていました。 ノバルティスの三谷元社長は、臨床試験や論文執筆への会社としての関与を否定していた。 しかし、3月28日に毎日新聞が、京都府立医
サイエンス誌が、弘前大学の故 佐藤能啓氏の論文不正を取り上げています。不正調査に関わった研究者の1人は、これを「史上最大級の研究不正の一つ」と位置づけています。 Researcher at the center of an epic fraud remains an enigma to those who exposed him (By Kai KupferschmidtAug. 17, 2018 , 9:15 AM sciencemag.org) Sato’s fraud was one of the biggest in scientific history. The impact of his fabricated reports—many of them on how to reduce the risk of bone fractures—rippled far and wide
新しい記事⇒阪大が2017年入試「物理」出題ミスを解説 2018年1月6日の報道によれば、大阪大学が2017年前期日程の物理の問題で出題ミスおよびそれに伴う採点ミスをしていたことが明らかになりました。 出題・採点においてミスがあった問題 注意:この問題を解くうえで、〔3〕のA.の問題文中の実験条件、および、問A-I,A-IIで説明されている条件設定なども重要になりますので、問題文全体(PDF)(10ページ~)をご覧ください。 大阪大学の説明 問4 には複数の解答が存在したが、採点時において特定の解答(下記「当初の正答」) のみを正解として扱ってしまった(採点誤り)。また、問5 については問4 の特定の解答の みを前提とした出題であったため、問4 の複数の解答(下記「検討後の正答」)と整合しな いこととなった(出題誤り)。 問4:当初の正答 2d=(n-1/2)λ → 検討後の正答 2d=n
2016年8月にOrdinary_researchersが東京大学の6研究室から発表された学術論文の不正を告発した問題に関して、2017年8月1日に東京大学が不正調査委員会の調査結果の結論を公表しました。 (画像キャプチャー元:データねつ造など…東大教授らが研究不正 日テレ NEWS 24 2017年8月1日 18:28 ) 分子細胞生物学研究所(分生研)の不正認定は先日、一部新聞等で報道されていましたが(記事)、今回は東大が記者会見を行い公に発表したものです。分生研論文の不正認定が大きく報道されてその影に隠れていますが、注目すべきは、分生研の疑惑論文と同等かそれ以上に不正の疑いが強いと多くの研究者がみなしていた医学部論文に関して、東大が不正はなかったとしたことです。東大が医学部論文に不正はなかったとし、新聞はそのまま言葉の受け売りで「不正なし」と報道していますが、読者がそれを鵜呑みにする
対立する主張 ネットには真偽不明な情報が氾濫しています。正反対の主張を目にしたとき、どちらを信じればよいのでしょうか? Ordinary_researchersの主張 東京大学は、この夏に2回にわたって届いた研究不正の告発書を受けて、規程に従って予備調査を行い、正式に調査に入ると9月20日に発表した。医学部を中心とした6つの研究室から出ている合計22本の論文で、不自然な点があるという。6つの研究室の主宰者は、いずれもその分野では名前の知れた大物教授ばかりだ。国から受けている研究費の額も大きい。 (ヤフーニュース 2016/10/15) 告発された東大教授らの一人の反論 “This is a totally groundless and false accusation by a faceless complainant,” Kadowaki told ScienceInsider in a
在職中のハラスメントは事実無根で、退職金が支給されなかったのは不当として、宮崎大の元准教授の男性が退職金や慰謝料など約1045万円の支払いを求めた訴訟の上告審で、最高裁第3小法廷(大橋正春裁判長)は6日までに、大学側の上告を棄却する決定を出した。大学側に約313万円の支払いを命じた二審判決が確定した。(宮大の敗訴確定、元准教授へ退職金 ハラスメント訴訟 宮崎日日新聞 2017年3月7日) 宮崎大学(宮崎市)は28日、教育文化学部の40代の元男性准教授が、複数の女子学生の半裸写真を野外で撮影し卒論に掲載して提出させるなど、懲戒解雇に相当する不適切な行為があったと発表した。3月末に辞職しているため懲戒処分はできないが、退職金の不支給を決めた。元准教授は「写真は学生が撮った」などと主張してハラスメント行為を否定しているという。 被害を受けた学生からの申し立てを受け、大学が調査していた。大学による
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