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大谷翔平
sdm.hatenablog.com
ソフトウェアエンジニアを会社の外から雇うと、500万円($50K)くらいかかりますよという話がある。 blog.usejournal.com これはエンジニアに直接払う給料は含まない数値で「ほんとにそんなにかかるの!?」と思うけど、冷静になって考えるとそれに近い値段がかかることが多いなというのが実感としてある。というよりも、それ以上のコストがかかるケースも多々ある。何と言ってもコストのうちでわかりやすいのは外部のエージェントに対して支払う紹介料(年収の30%前後)だけど、それ以外にもインタビュー等に費やされた時間・エネルギーや、チームにジョインして生産性が上がるまでにかかる時間(3-6ヶ月。場合によっては12ヶ月)に必要なトレーニングコストなんかも考えると、500万円という概算は全然おかしくないなと思う。 さらに、これが国をまたいだインターナショナル・リロケーションだったりすると、ビザ取得
今の職場にいる何人か日本人のエンジニアや、外資系他社の日本人エンジニアなんかの話を聞いていて思ったことをまとめてみます。 いまどきのテック企業では、Individual Contributor(IC)として、マネージメント要素は一切含まない形でエンジニアやその他の職種で高位のポジションを目指すことができます。最近では日本の一部企業でもマネージメントに行かなくても出世する道を用意してくれているところが増えているようですが、ICとしての活躍するキャリアパスや待遇などについては欧米圏のテック企業のほうが制度面・機能面で先を行っている印象があります。しかし、外資系テック企業において周りを見る限りでは、日本人のソフトウェアエンジニアはシニアレベルまでは頑張ってリーチできても、その上のレベルに行っている日本人は見たことがないなー、というのがこの記事を書こうと思ったモチベーションです。 平均的に言って、
時間が経って記憶が風化しそうなので(?)、GoogleのOfferをもらいそこねた経験を書いてみます。プライベートで書いている日記からの引用なので、インタビューの質問や、センシティブな情報はマスクしてあるのでご了承ください。 M/N、何の前触れもなくGoogleのリクルーターから連絡が来た。 曰く、次のステップに進みたいから話をしよう、とのこと。TokyoのGoogleは過去に何回か面白そうなポジションを見つけてレジュメを送ってはいたけど、記憶にある限り最後に送ったのは連絡が来る1年以上前で、何の反応もなかったので箸にも棒にもかからなかったのだろうとすっかり忘れてた。 どうやら最近になって某SNSでXXのポジションにプロモートされたことがトラックされていて、そのトリガーによって過去のアプリケーションが引きづり出されて今回の連絡ということになったらしい。 で、M/Nに日本にいるXX人のリクル
会社の役員や従業員が所属する会社から自社株式を購入できる権利としてのストックオプションはよく知られています。 成功したベンチャー企業では、この権利で一般社員でも大きな資産を手に入れられる可能性がありますが、一部の外資系企業ではRestricted Stock Unit(RSU=制限付き株)という形で自社株を社員に与えていることがあり、現職では著者もこのRSUを賞与に近い形で受け取っています。 RSUの仕組みは独特で、特定のタイミング(入社時、プロモーション時、など)で社員に対して一定数の株が割り当てられ(Grant)ます。RSUの「制限」はGrantのタイミングで定義されますが、一般的なのは2-4年に渡ってGrantされた自社株が小出しで社員のものになる(Vest)されるパターンだと思います。Grantされたタイミングでは,株を一定の条件(会社の在籍し続けている)に基づいて段階的にもらえる
大手のIT企業(FANGやMicrosoft)ではソフトウェアエンジニアの職位の定義がはっきりとしていて、上位の職位のエンジニアになればなるほど会社のビジネスに対する大きな影響力が求められます。 一般的なのは4段階に分かれた職位で、例えばGoogleでいくと T3 (Engineer II) T4 (Engineer III) T5 (Senior Engineer) T6 (Staff Engineer) といった区別になっていたりします(エンジニアの職位名は会社によって異なる)。 T3はソフトウェアエンジニアのエントリーポイントで、例えばNew Graduateや経験の浅いエンジニアはこの職位。与えられた仕事を周りのサポートを受けながら一通りこなせます、というポジション。 T4は与えられた仕事をサポートなしに自力でこなせます、という職位。ソフトウェア開発の直接的なアウトプットをもっとも
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