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掃除・片付け
seizo-igawa.hatenablog.jp
VLAN備忘録 VLAN関係で文献であまり取り上げられて居ない事例について調べないといけない機会があったので、記録しておく。 タグ付きフレームはVLAN非対応スイッチを通過できるか? トランクポートから送出されたフレームは、VLAN IDが格納されたタグ付きフレームとなって、伝送路を流れる。さて、途中でタグ付きフレームがVLAN非対応スイッチを通る場合、どう処理されるのだろうか? 結論としては、大抵の場合は問題なく転送される。イーサネットフレーム長は規格では1518バイトであるが、VLANタグ付きフレームでは4バイトのヘッダが挿入されて1522バイトとなる。今日は大体がジャンボフレーム対応の機器であるから、問題なく通信できるだろう。ジャンボフレーム非対応の機器であると破棄される。 VLAN非対応の機器はフレーム内部に挿入されたVLAN情報を一切見ずに、宛先のMACアドレスに基づいて通常通り
CSSのセレクタとしてnth-of-typeがある。指定した番目の要素に対してCSSを適用できる便利なものである。別段難しいセレクタではない様に見えるが、属性が併記されたときに案外勘違いしやすい挙動になって居るので、今回はそれについて書きたい。 nth-of-typeの挙動の確認 最初にCSSの入門サイトでよく見られる様な記述でnth-of-typeの挙動を確認する。 <style type="text/css"> li:nth-of-type(2) { color : red; } </style> <ul> <li>ネオサイタマ炎上</p> <li>キルゾーン・スモトリ</p> <li>キョート殺伐都市</p> </ul> これをブラウザで表示すると下記の様になる。予想通り「キルゾーン・スモトリ」の文字が赤くなった。 属性が併記されたとき それでは次の場合はどうだろう。先程と違ってクラ
ファイルの書き出し処理といっても直ちにディスクにそのファイルが書き出されるわけではない。ディスクへの書き出しが遅れうるという挙動を失念して居て、以下のコードで意図通りの動作にならず困ったことがあった。 with codecs.open('filename', 'w', 'UTF-8') as file : file.write(body) subprocess.call('cmd filename', shell=False) 「あるファイルを事前に書き出して、事前出力したファイルを入力として外部プログラムが諸々の処理をする」という単純なコードだ。しかしながら、場合によっては、subprocess.call()の時点で入力となるべきファイルが空ファイルの可能性もあり、意図通りの動作にならないのである。 ディスクへの書き出しは直ちに実行されない ファイルの書き出し処理とはいっても、Pytho
日比谷図書文化館にて催された「情報化時代に考えたい漢字の話」を聴講したので、文字起こしをします。 内容としては大きく三つに分かれており、 - 常用漢字表とは - 平成22年の改訂はどのようにして決まったのか - 常用漢字表の字体・字形に関する指針 でありました。特に「常用漢字表の字体・字形に関する指針(報告)について|文化庁」については2月29日に文化庁が公開したばかりの指針であり、非常にタイムリーなお話です。 講師は文化庁国語課の武田康宏さんです。常用漢字表や今回の指針の策定にも携っている方で、日本の国語政策に関る官僚のお話を聞けた貴重な機会でした。 この文字起こしは当日のレジュメと講師の発言を概ね時系列順に提示しつつ、私の補足や意見を追記する形で行きます。 講師の発言やレジュメの要約は、文章の前にバレットをつけてリスト形式にしています。 常用漢字表とは 漢字の数はどれ位あるか? Uni
Django等でheadless test(GUIブラウザを利用しないウェブアプリケーションのテスト)を実行するための環境構築の覚書。尚、筆者の環境は以下の様になって居る。 Python 3.4 Django 1.7 準備 seleniumの導入 pip install selenium PhantomJSの導入 このサイト(http://phantomjs.org/)から導入する。導入後、パスを通しておく。 動作確認 seleniumの動作確認 下記の様なコードを書いて、適当な名前で保存しよう。このコードではFirefoxを起動させて、Python公式ページで検索して、Firefoxを終了させるまでを記述して居る。 from selenium import webdriver from selenium.webdriver.common.keys import Keys # ブラウザの指
映画ジュラシック・ワールドを観て、失敗事例報告書を思いつきました。感想代りに書いておきます(内容はちゃんと面白かったのでご安心ください)。 失敗事例:インドミナス・レックスの脱走 事例名称 インドミナス・レックスの脱走 代表図 省略 事例発生日付 2015年8月5日 事例発生地 コスタリカ イスラ・ヌブラル島 事例発生場所 ジュラシックワールド インドミナス・レックス飼育エリア 事例概要 飼育中の新種恐竜インドミナス・レックスが脱走し、飼育員2名を殺害した。また、捕獲のための部隊も全滅させられた。 事象 飼育中のインドミナス・レックスが防壁(コンクリート製)をよじ登って脱走したのではないかと勘違いした職員が、調査のために防壁内に入った。しかし、恐竜は熱カモフラージュができる性質を備えており、そのために熱源カメラに映っていないだけであり、実際にはまだ防壁内部に居た。管理センターは恐竜が防壁内
InDesignの文字組みアキ量設定による段落1字下げ - なんでやねんDTPで解説されているものの二番煎じであるが、行頭の始め括弧類について今日は考えたい。 今日々、多くの書籍は段落行頭を字下げする組版、それも本文一字分を下げる組版である。この段落行頭における字下げであるが、始め括弧類が行頭に来たときは少し注意が必要で、行頭における始め括弧類の組方として三通りにわけられる。 段落行頭:全角二分下げ/折返行頭:二分下げ 段落行頭:全角下げ/折返行頭:ベタ 段落行頭:二分下げ/折返行頭:ベタ どの組方を採用するかは自由であるけれども、一般的には(1)の組方は雑誌や新聞を中心に採用されており、(2)は一般書籍で広く採用されており、最後の(3)は小説といった文藝で最も広く採用されている。これらの組方が本文中に混在させないのが、行頭における始め括弧類の組方の基本。 さて、ここで漸く本題に入れる。I
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