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DJ後藤まりこが、ヒップホップ・グループ キミドリの「自己嫌悪」と「白いヤミの中」のカバー音源を本日12月20日に配信リリースした。 「自己嫌悪」はDJ後藤まりことMarukidoがふたりでカバーし、「白いヤミの中」は後藤まりこが選抜した"一緒に何かやると面白そうなメンバー"でカバーしているとのこと。 「白いヤミの中」の参加メンバーはクリトリック・リス、ちゃんもも◎(バンドじゃないもん!)、CHIAKIZZ(でぶコーネリアスEX)、しーなちゃん(東京初期衝動)、ヤマトパンクス(PK shampoo)。どちらの曲もトラックは小倉ヲージ(ex-代代代プロデューサー)が制作している。 ■DJ後藤まりこ コメント 後藤です! なんにも考えず好きな曲を楽しい人たちをお呼びしてカバーさせていただきました! 計画性なく作りましたが、ただただ2曲とも最高です! それぞれのファンの方々も「こういう一面もある
Member:藍染 カレン 西井 万理那 巫 まろ 雅雀 り子 鎮目 のどか 大森 靖子 Interviewer:宮﨑 大樹 Photo by うつみさな 2021年2月8日の日本武道館公演"NEVER TRUST ZOC FINAL"にて香椎かてぃが卒業し、5人組となっていたZOCに、15歳の新メンバー 鎮目のどかが加入。新たな6人体制での活動がスタートした。そんな彼女たちが、このたびメジャー1stフル・アルバム『PvP』をリリースする。グループを率いる"超歌手"大森靖子が手掛けた本作は、女の子が混迷の時代を"クッソ生きて"いく道標になりそうだ。 -今年2021年5月13日に、新メンバー 鎮目のどかさんの加入が発表されましたね。鎮目さんがどんな人なのか、紹介をしていただきたいです。 藍染:私がのどかに初めて会ったのは2次審査のオーディションだったんですけど"すごく意志の強そうな子だな"と
Member:藍染 カレン 香椎 かてぃ 西井 万理那 巫 まろ 雅雀 り子 大森 靖子 Interviewer:宮﨑 大樹 "超歌手"大森靖子が率いるアイドル・グループ ZOCが、ニュー・シングル『AGE OF ZOC/DON'T TRUST TEENAGER』で、エイベックスからいよいよメジャー・デビューを果たす。2月8日に日本武道館公演"NEVER TRUST ZOC FINAL"を開催することも発表するなど、常に話題に事欠かない彼女たちに初のインタビューを敢行。メジャー・デビューへの想い、ZOCの音楽、メジャー・デビュー・シングルについてなど、メンバー全員に話を訊いた。 "治安の悪さ"はこのままでいたい -ZOCがいよいよメジャー・デビューです。 西井:私にとってメジャー・デビューは、夢というより目標だったから、果たせたことが嬉しいです。しかもあのエイベックス様から。だから、ここ(
sora tob sakanaの6年間にわたる旅路が解散という形で終着を迎える。 2014年7月に結成されたsora tob sakanaは、翌年2015年に照井順政(ハイスイノナサ/siraph)が音楽プロデューサーを務めてから、エレクトロニカ、ポスト・ロックのサウンドを軸にした音楽性の高さで、ポジティヴな意味での"楽曲派アイドル"の象徴であり続けている存在だ。2019年5月から現体制である神﨑風花、寺口夏花、山崎 愛の3人で活動をしていたsora tob sakanaは、作品ではTVアニメとのタイアップ、ライヴ活動ではシンガー・ソングライターやロック・バンドたちとの対バンを重ねていき、その音楽は、ジャンルという名の国境を越えて広まり続けていた。今年2020年は、2月にアイドル、バンド、アニメ(アニソン)がクロスオーバーした音楽フェス"sora tob sakana presents「天
Member:愛美(戸山 香澄/Gt/Vo) 大塚 紗英(花園 たえ/Gt) 西本 りみ(牛込 りみ/Ba) 大橋 彩香(山吹 沙綾/Dr) 伊藤 彩沙(市ヶ谷 有咲/Key) Interviewer:宮﨑 大樹 メディア・ミックス・プロジェクト"BanG Dream!(バンドリ!)"発のリアル・バンド、Poppin'Party。昨年2019年は夏と冬の大型ロック・フェス出演を果たし、"バンドリ!"の枠を飛び出してその活躍の幅を拡大している彼女たちが、2ndアルバム『Breakthrough!』をリリースする。今回、現在の修行期間中に得た彼女たちの経験が反映された表題曲や、メンバーそれぞれの思い入れのある曲のほか、ライヴやイベントのできない時期に感じた想いなどを訊いた。 ポピパは本当に歴史があるんだなっていうのを改めて感じました -昨年2019年は夏と冬の大型ロック・フェス出演もあり、リア
声優として数多くの作品に携わる上田麗奈が、久しぶりの作品となるニュー・アルバム『Empathy』をリリースする。2016年のデビュー・ミニ・アルバム『RefRain』では、クラシカルな曲や物語的な曲で、彼女の繊細且つ幅広い歌の表現、声の表現を堪能する作品だったが、今作は"Empathy"=共感をテーマとして、心を動かし揺さぶる、より躍動を感じる曲が揃う。Kai Takahashi(LUCKY TAPES)やORESAMAなどの作家陣が書き下ろしたポップな曲調の曲も増え、また自身も作詞を手掛け、より歌も内容もエモーショナルなものになっている。久しぶりのアルバムを作り上げるにあたって、シンガーとしてアーティストとして、どのような思いで向かっていたのか、話を訊いた。 私と誰かを繋げるものにしたい、誰かと共感できるような作品が作れたらって思って -久しぶりのリリース作品で取材もたくさん入っていると
個性的な4人の歌声とそれらが混ざり合った美しいユニゾンで、聴き手をノスタルジックな世界へ誘うガールズ・グループ、sora tob sakana。彼女たちを支えるポスト・ロック、エレクロトニカを軸にしたサウンドのプロデュースを手掛けているのは照井順政(ハイスイノナサ/siraph)だ。今回、sora tob sakanaのメジャー1stアルバム『World Fragment Tour』が完成したことを受けて照井順政にインタビューを敢行。彼の口から語られたメンバーの過去と現在、今作の制作エピソードを知ることで、本作をより深く堪能できるのではないたろうか。 ハイスイノナサ/siraph/sora tob sakana音楽プロデューサー:照井 順政 インタビュアー:宮﨑 大樹 -2月17日にZepp Tokyoで開催された主催イベント"sora tob sakana presents「天体の音楽会
Member:愛美(戸山 香澄/Gt/Vo) 大塚 紗英(花園 たえ/Gt) 西本 りみ(牛込 りみ/Ba) 大橋 彩香(山吹 沙綾/Dr) 伊藤 彩沙(市ヶ谷 有咲/Key) Interviewer:宮﨑 大樹 メディア・ミックス・プロジェクト"BanG Dream!(バンドリ!)"発のリアル・バンドであるポピパことPoppin'Party。2019年2月21~23日には日本武道館で開催される"バンドリ!"発の3バンド(Poppin'Party、Roselia、RAISE A SUILEN)による3デイズ公演、"TOKYO MX presents 「BanG Dream! 7th☆LIVE」"を控える彼女たちが、通算12枚目となるシングル『キズナミュージック♪』をリリースした。今回Skream!では、"ポピパらしさがMAXに表現できた1枚"と語る本作と、日本武道館への思いを訊いた。 -S
変拍子を多用した曲で"楽曲派"として確固たるポジションを築いている4人組ガールズ・ユニット、ブクガことMaison book girlが、ニュー・アルバム『yume』をリリースする。インスト曲とポエトリー・リーディングを含む全21曲入りの本作のコンセプトは、ブクガ自身のテーマのひとつでもあるという"夢"だ。今回、彼女たちの新作に迫るべく、メンバー全員と、彼女たちを全面的にプロデュースしている音楽家のサクライケンタとの座談会を決行。謎の多いインスト曲の制作エピソードや、メンバーそれぞれの思い入れのある曲について話を訊いた。 Maison book girl:矢川 葵 井上 唯 和田 輪 コショージメグミ 音楽家/Maison book girlプロデューサー:サクライケンタ インタビュアー:宮﨑 大樹 Photo by 石崎祥子 -今年は"Maison book girl - UK May
吉澤嘉代子の作詞作曲における最たる特徴と言えば、そのほとんどが架空の主人公を設けた物語になっているということ。その人物が何を思い、どんなことをするのか。時にはそれを生んだ本人でさえも、理解し難い行動に出ることもあるという。作ったのも自分、歌うのも自分。しかしそこにいるのは別人。吉澤はなぜそういったやり方を取るのか。そのときどんな感覚を持っているのか。それによって、曲にどんな魅力が生まれるのか。彼女の普段の生活や、11月7日にリリースとなる"女性"をテーマに描いた4枚目のアルバム『女優姉妹』の制作に至った経緯や各曲に込めた想い、それだけ強い手法とテーマがありながら音楽家ではないゲスト たなかみさきを迎えた理由など、様々な角度からその魅力に迫る。 -アルバムのリリースは前作『屋根裏獣』(2017年3月リリースの3rdアルバム)から約1年8ヶ月ぶりです。作品が完成してから少し間があったと思うんで
ELLEGARDENが、"THE BOYS ARE BACK IN TOWN TOUR 2018"の開催を発表した。 同ツアーは8月8日 新木場STUDIO COAST、8月10日 仙台PIT、8月15日 ZOZOマリンスタジアムにて開催。実に10年ぶりとなるツアーをぜひお見逃しなく。 ▼ツアー情報 "THE BOYS ARE BACK IN TOWN TOUR 2018" 2018/8/8(水) 新木場STUDIO COAST 2018/8/10(金) 仙台PIT 2018/8/15(水) ZOZOマリンスタジアム ※3会場ともに同じアーティストがゲスト参加予定。一般発売(7月28日)前に告知 詳細はオフィシャル・サイトにて
Member:蒼山 幸子(Vo/Key) 沙田 瑞紀(Gt) 藤咲 佑(Ba) 澤村 小夜子(Dr) Interviewer:沖 さやこ 2017年2月にフル・アルバム『ETERNALBEAT』をリリースしたねごとが、約10ヶ月というインターバルで完成させた『SOAK』は、彼女たちが元来持っている洋邦それぞれのニュアンスや様々な音楽ジャンルをミックスさせるセンスが、十二分に感じられる作品だ。『アシンメトリ e.p.』からタッグを組んでいるBOOM BOOM SATELLITESの中野雅之と、ROVOの益子 樹という強力なプロデューサーとタッグを組み、バンド・サウンドにエレクトロ・ミュージック、R&B、シューゲイザー、ダウン・ビート、ドラムンベースなどを取り入れる。結成10周年を迎え、前進し続ける彼女たちの現在のモードを探った。 -『ETERNALBEAT』(2017年2月リリースの4thフ
記憶や想像力を刺激する、静謐で美しいエレクトロニカ・サウンドを生み出す音楽家、カキモトナオによるソロ・プロジェクト[.que]。2010年より[.que]名義で活動を本格化し、世界でも高い評価を得るインスト作品を発表してきたが、今回のミニ・アルバム『Daylight』ではヴォーカルにaquarifaの岩田真知を迎え、生のバンド・サウンドで歌モノの作品を作り上げた。そして、6thアルバム『Nightfall』は映像的なインスト作品で、[.que]の集大成的内容でもある。今回の2作の完成に至るまでを、作品に参加した岩田真知を迎え語ってもらった。 [.que] 岩田 真知(aquarifa) インタビュアー:吉羽 さおり Photo by 川村 隼也 -おふたりが最初に会ったのはいつごろなんですか。 [.que]:去年の7月かな。僕が大阪に住んでいた当時から、aquarifaを聴いていたんです。
2016年にシングル『叫べ』でデビューした沼倉愛美の2ndシングル『Climber's High!』がリリースされる。放送中のTVアニメ"風夏"のオープニング・テーマであり、カップリングの「星の降る町」と共に作品中でも大事な役割を果たす曲となる。"風夏"は音楽をモチーフにした作品で、沼倉自身が声優を務める"たま"は、カリスマ的ロック・バンド HEDGEHOGSのヴォーカリスト。それゆえ音楽、歌、サウンドにこだわり、レコーディングにはSHO(MY FIRST STORY)、T$UYO$HI(The BONEZ/Pay money To my Pain)、高橋宏貴(ELLEGARDEN/THE PREDATORS)、ピアニスト 伊賀拓郎が参加。豪華な組み合わせのバンド・サウンドを背に、パワフルな歌声を響かせる曲となった。 -2ndシングルの表題曲「Climber's High!」(Track.
Member:蒼山 幸子(Vo/Key) 沙田 瑞紀(Gt/Cho) 藤咲 佑(Ba) 澤村 小夜子(Dr) Interviewer:沖 さやこ 昨年11月にリリースされた『アシンメトリ e.p.』で、現在のモードを提示したねごと。約2年ぶりのフル・アルバムとなる『ETERNALBEAT』は、その世界をさらに繊細且つエモーショナルに描いた作品でもある。ねごとのロック・バンドとしての音楽性のひとつの集大成が前アルバム『VISION』だとしたら、高校生のときにスタートさせてからこれまでの10年のバンド人生がもたらした精神性や世界観が音楽とともに実を結んだのが『ETERNALBEAT』ではないだろうか。彼女たちの想いや感性をダイレクトに感じられる渾身の4thフル・アルバムの完成だ。 -『ETERNALBEAT』は空気が澄んでいて星がきれいに見える、冬の夜のイメージにぴったりのアルバムです。『アシ
Member:蒼山 幸子(Vo/Key) 沙田 瑞紀(Gt) 藤咲 佑(Ba) 澤村 小夜子(Dr) Interviewer:沖 さやこ ねごとが、前作『DESTINY』より1年5ヶ月ぶりとなる新作『アシンメトリ e.p.』をリリースする。この期間、彼女たちは1本1本のライヴで自分たちを見つめ直し、自分たちがどういうバンドになっていきたいかをイメージし、それをひとつひとつ確かな形にしてきた。今作に収録されている4曲はそれを如実に物語る。経験を重ねるごとに様々な想いを感じ、音楽知識を増やし、それを自分たちの音楽へ取り込んでいる彼女たち。BOOM BOOM SATELLITESの中野雅之やROVOの益子 樹をサウンド・プロデューサーに招いた制作の話、音作りの話題を中心に、ねごとが発信したいことを探った。 -幸子さんは1年5ヶ月ぶりの新作である『アシンメトリ e.p.』に関して、オフィシャル・サ
元School Food Punishmentの蓮尾理之(Key)と山崎英明(Ba)、ハイスイノナサの照井順政(Gt)、映像作品への楽曲提供で知られるソロ・アーティストAnnabel(Vo)、MOP of HEADやAlaska Jamで活動する山下賢(Dr)の5人による新バンド"siraph"(読み:シラフ)が始動。5月18日に1stミニ・アルバム『siraph』をリリースすることを発表した。 セルフ・タイトルとなる今作は、蓮尾と照井それぞれが作曲し、強力な演奏陣によってレコーディングされたプログレッシヴ且つハイセンスな全6曲を収録。試聴音源も公開されているので、ぜひチェックしてほしい。 また、同作のリリース当日にはインストア・ライヴも予定されているので、続報をお楽しみに。 ▼リリース情報 siraph 1stミニ・アルバム 『siraph』 5月18日(水)リリース ¥2,000 1.
食やウルトラ怪獣など、ハヤシの偏愛するものだけを歌ったコンセプト・ミニ・アルバム『HEN 愛 LET'S GO!』シリーズを2作リリースし、改めてこのバンドのヘンテコでユニークな異形ぶりと、それでいてとてつもなくピュアな音楽愛を貫いている真摯さとを形にした、POLYSICS。そんなただただ好きなものを形にした作品を経てのニュー・アルバムはPOLYSICSがやっぱり、とてもいい意味で偏屈に、我が道を一心不乱に開拓していくバンドだということを伝えている。タイトルは"What's This???"。どの曲もキャッチーながら、咀嚼のたびに、歪さだったり、新たな味が飛び出てくるアルバムだ。 -前作『ACTION!!!』からは2年2ヶ月ぶりとなる待望のフル・アルバムですが、今回は結成19周年ということで19曲収録なんですね。 そう、19曲。最近、ベスト以外でいっぱい曲が入ってるアルバムってあまりないじ
イギリスの老舗テクノ・レーベル"Warp Records"が誇る、現代エクスペリメンタル・ロック・シーンの最重要バンド、BATTLES。実験性の追求とハードコア・パンクの精神というバンドの核となる部分はそのままに、音楽性を深化させてきた彼らによる4年ぶり3作目となるアルバム『La Di Da Di』が完成した。完全3人体制になったことで生じた音の隙間と、従来から持ち合わせる混沌とした過剰性というふたつの要素がせめぎあう先に生み落とされた3rdアルバム。ヴォーカルレスでメロディアスなリフを主体とした楽曲が揃う今作でBATTLESが打ち出した独自性とは? バンドの心臓部を担うJohn Stanier(Dr)に制作背景から作品性、バンド哲学に至るまで明かしてもらった。 -今作について詳しくうかがう前に、まず、過去2作品に関して教えてください。ミニマル・ミュージックとハードコアを掛け合わせ、スリリ
Member:Damon Albarn (Vo/Key/Gt) Graham Coxon (Gt/Vo/Cho) Alex James (Ba) Dave Rowntree (Dr) 90年代半ば、ブリット・ポップ・ムーヴメントの立役者としてUKロックをリードする存在にまで登りつめたBLUR。2003年より実質活動を停止していた彼らが、2009年にリユニオンを果たし、ロンドン・オリンピック閉会記念コンサートという大舞台を経て、待望のニュー・アルバムをリリース。オリジナル・メンバーとしては1999年リリースの『13』以来、実に16年ぶりとなった今作は、2012年、香港にて5日間の強行スケジュールでレコーディングされた素材がもととなったという。数々の幸運な巡り合わせと密なコミュニケーションによって生み出された今作により、強固な結束を確かめ合った4人の肉声をキャッチした。 -5日間という短いオフ
3人の開拓者が各々の土地で収穫したもの=スキルと感覚を持ち寄ったらとてつもなく新しくて屈強な製品が出来上がってしまった――時にそれは市場のニーズの半歩先を行くようなものだけれど、近い未来の日常ではポピュラーになっているようなもの。クラムボン、5年ぶりのオリジナル・ニュー・アルバム『triology』は、そんな音楽のプロフェッショナリズムの矜持が凝縮された1枚になった。5年という目まぐるしく変化するシーンにあっては決して短くはない月日を要したことを入り口に原田郁子と伊藤大助に話を訊いた。 -5年っていう歳月ってなかなかすごいじゃないですか? もちろんその間にカバー・アルバムやライヴ・アルバムのリリースはありましたが、この5年というのは"バンドにとってどういう必然の時間だったのかな?"と。 伊藤:うーん、まぁバンドの活動も大事ですけど、それぞれが自分ひとりとしてやることが多くなってきてるので。
予感は確信に変わった! 大森靖子――彼女こそが、この決定打が生まれえぬ時代に生まれた決定打だ。avexへ移籍後初のアルバム『洗脳』。これは"感情"という名の爆弾だ。涙と笑顔と血と汚物にまみれた叫び。生命のテロリズム。ここには"生きている"という実感だけが刻まれている。――1年ぶりの取材。急激に変化する環境の中で、彼女はとても変わったし、何も変わらない。話を聞きながら泣きそうになった。だって彼女は、あなたの命が、感情が、ただそこにあることを肯定するために歌い続けているのだから。さぁ、次はあなたが命を歌わせる番だ。 -アルバム『洗脳』、聴かせていただきました。今まで以上に大森靖子というアーティストがダイレクトに伝わってくる作品ですね。 あっ、よかった! -大森さん自身の手応えはどうですか? アルバムを作ってるときには、いろんな会いたかったミュージシャンとか、やってみたかった人といっぱい会えたし
生まれたてのロックの初期衝動を獰猛なまでの奔放さで表現した2人体制でのアルバム『変身』とその後のツアーから約2年。もうチャットモンチーが何をやっても驚かない! と思っていた矢先に、新体制はサポートに恒岡章(Dr、Hi-STANDARD、CUBISMO GRAFICO FIVE)、下村亮介(Key/Gt他、the chef cooks me)を迎えた4人でスタートするというニュースが。すでに今夏のフェスでこのメンバーでのライヴも初披露済みだが、4人体制の必然を高らかに表明するのはなんといっても両A面のニュー・シングル『こころとあたま / いたちごっこ』で聴ける新しいバンド・アンサンブルだろう。リリースを控える、橋本絵莉子と福岡晃子に、新体制に至る経緯や現在の思いを聞いた。 -2人体制のアルバム『変身』のツアーが終わってからの気持ちの変化あたりからお伺いできれば。 橋本:はい。2人のツアーが終
-自己紹介をお願い致します。 MC.K:ゲスの極み乙女。のVo/Gt/SynのMC.Kです。ラップと歌、作詞作曲、バンドのプロデュースを担当していますでゲス。 休日課長:休日課長です。ベース弾いてます。食べることが好きです。 ちゃんMARI:ちゃんMARIデス。自己紹介ッテナンデスカ?ニホンゴ、ムズカシイネー ほな・いこか:ドラム ほな・いこか(詳細不明) -バンド結成のいきさつと何かコンセプトがあれば教えてください。 MC.K:単純に僕が尊敬していたり一緒に演奏したかったミュージシャンを集めて結成しました。コンセプトは“みんなゲスである。”ということですね。 -最近はまっている音楽を、あれば洋楽、邦楽両方教えてください。 MC.K:洋楽ならSpeech Debelle、THE XX、邦楽ならアナログフィッシュです。 休日課長:洋楽はEsperanza Spalding, AREA, YE
近い将来に2013年を振り返った時、まず思い出すのはきっとこの人のことだろう。大森靖子。彼女が今年リリースした2枚のアルバムは、あまりに大きな衝撃だった。この度リリースされる2ndアルバム『絶対少女』は、前作『魔法が使えないなら死にたい』以上の洗練と強度を持って聴く者の耳と心を揺さぶる。感情とダイレクトに接続されながらもポップさを損なわないサウンド。よりストーリーテリングに特化した歌詞。ものと情報に溢れ、ブルースすら失われてしまった世代としての自覚を持ちながら、だからこそ彼女は、あなたの生を肯定するために歌う。 -本当に素晴らしい作品だと思いました。前作(『魔法が使えないなら死にたい』)から9ヶ月という短いスパンですが、表現のスケールも強度も格段に大きくなった作品だと思います。まず、前作をリリースしてからこれまでは、大森さんにとってどんな期間でしたか? 必死で曲作って録音してライヴやってっ
青森県在住の秋田ひろむを中心としたバンド、amazarashiが、今年4月10日にリリースされた『ねえママ あなたの言うとおり』から約7ヶ月というインターバルで、新作『あんたへ』をリリースする。2010年のデビュー以来、一切本人のメディア露出がないながらも、絶望の中から希望を見出す強烈な詞世界が口コミになり、またたく間にリリースされた6枚のアルバム全てがロング・セールス。ライヴはステージの前にスクリーンが貼られタイポグラフィなどを使用した映像が投影されて行われるため、謎が多く、クローズドなイメージも強かった。だが、今年はLIQUIDROOMにてTK from 凛として時雨とのツーマン・ライヴ、RISING SUN ROCK FESTIVALへの出演、秋田ひろむは中島美嘉へ楽曲提供を行うなど、外に向いた活動も盛んだ。秋田ひろむはプライベートでも出身地であるむつ市を離れたとのことで、今年は大き
その妄想を現実に引きずり出してやろう……「夢の外へ」の歌詞にもあるが、前作『エピソード』以降の星野源の表現はもっとシンプルに音楽の楽しさや面白さを追求したものへ変化していった。もちろん、変えられない重い現実をちゃんと携えながら。だからこそ年齢もジャンルも異なるさまざまなリスナーから待望されたニュー・アルバムである。タイトルは『Stranger』。急病で倒れ、入院中にアルバムを再び通して聴いた上で付けられたという。パブリック・イメージや音楽的向上心に悩み、格闘してきた2012年という時間の濃密さ、星野源という人の独特な存在感の理由に迫ってみた。 -今回のアルバムは3枚のシングル表題曲「フィルム」「夢の外へ」「知らない」も収録されていますが、それも含めてこれまでと作り方は違ったりしましたか? 去年出たそのシングル3枚の中で意識的にそれまでの自分のやり方を変えていこうっていう気持ちがありましたね
ロックンロール界の"ハブとマングース"状態か!? 今年で日本デビュー20周年を迎え、キャリア最高傑作との呼び声も高い新作『Meat And Bone』を引っ提げ8年ぶりの単独来日で完全復活を遂げたTHE JON SPENCER BLUES EXPLOSION。そして結成25周年を迎え、世界を舞台に今なお恐るべきエネルギーを放ち続けるギターウルフ。なんと、この両者がぶつかるスプリットEPがリリースされるということで、恐れながらもメール・インタビューを敢行! 簡潔な文面ながらも、あの濃厚なロックンロール魂が漂ってくる......。 THE JON SPENCER BLUES EXPLOSION (以下JSBX) -昨年11月に行なわれ最高に盛り上がったギターウルフとの対バンの感想を聞かせてください。今回の一戦は"仁義なき天下分け目のロックンロール頂上決戦"なんて呼ばれましたが、振り返っていかが
2011、2012年にSHERBETSでの制作と並行していた浅井健一のソロでのニュー・アルバムが完成した。ハードでソリッドなロックンロールやラウドなモダン・ロックも楽器やヴォーカルの存在感が際立っていることと同時に、なんとベンジーひとり多重録音による楽曲も5曲収録。それらの楽曲での1対1で語りかけられるような声の表現は今作の白眉といえるだろう。音楽に対する動機は不変でありつつ、未だに変化と進化を続けるアーティストとしての姿勢を発言から読み取ってもらえると思う。 -いきなりですが、この事務所でも作業するんですか? うん。何かと。こないだまでここでレコーディングしてたんだけど、(機材を)全部違うところに移した。 -じゃあここでレコーディングした音は今回のアルバムにも入っている? うん、入ってる。全部じゃなくて、スタジオで録ってダビングはここで全部したかな。 -ソロは久しぶりのリリースですが、根
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