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sobameshi5.hatenablog.com
もう何年も人間のフリをしながら生きている 「自分には人間の生活というものが見当つかないのです。」 太宰治の人間失格の冒頭にある一文だが、ある日、この一文が自分にしっくりくるようになった。 それは、色とりどりのペットボトルのキャップが一人暮らしのわたしの部屋を埋め尽くした時だった。 人1人、それは大量なゴミを生み出すには十分な存在らしかった。一人暮らしを始めて一応やかんとお茶ポットは買ったけれど湯を沸かして茶を作るなどという芸当は私には到底わたしには無理だった。そうなるとどうなるか。大量のペットボトル飲料を買った。 するとなんだ、溜まる溜まる。ペットボトルの山だ。溜まる前に、ペットボトルの回収の日に合わせてまとめてゴミに出せばよかったのだけれど、わたしは決まったゴミの日にゴミを出すということも出来なかった。もうお気づきであろうが、私は部屋の片付けをすることが出来ない。 結果わたしの部屋にはペ
東京事変の修羅場を聞いていて急に思い出したことがあるので書く。 もうこのブログでも何回か書いたけど昔コンパニオンのバイトをしていた。 コンパニオンとは、おじさんたちの宴会を盛り上げるために呼ばれる女の子のことである。この説明でも「どういうこと?」とアホづらで聞いてくる人には「出張型のキャバクラみたいなもんだよ!」とか言っていた。まあ正直全然違うんだけど。 キャバクラと違う所は色々あるけど、その中の一つはお客さんに特別気に入られない限りもう一度会うということがないというところだ。一応チーフになったら名刺を渡して「これからもごひいきにどうぞ~」的なやり取りをするので、ごく少ない可能性でまたその人たちが来た時に指名してもらえることもある。 まあそんな感じで一期一会でどんなお客さんとも、ほぼ会うことがないというのがコンパニオンの利点だと個人的に思っていた。 ある時入った宴席で、控室でチーフの女の子
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