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大谷翔平
soseki21.hatenablog.com
このブログでは「ノード」というネットワークの用語と、易経の陰陽による世界観を使って物語の構造について考察してきたのですが、最終的には漱石の『文学論』のような位置づけにするつもりでした。つまり理論編を構築した上で、実践編として「小説を書く」流れにしようと考えていたわけです。 夏目漱石は三角関係のレンアイを扱ったどろどろした小説家のように思われがちです。事実「こころ」にしても「それから」にしても、端的に言ってしまえば「略奪愛」を描いた作品といえます。強引かもしれませんが。 こころ 作者:夏目 漱石 発売日: 2012/09/28 メディア: Kindle版 それから 作者:夏目 漱石 発売日: 2012/09/28 メディア: Kindle版 しかしながら、略奪愛のような小説を書く以前、もう少し具体的にはイギリス留学後に帰国したアラサー(というかアラフォー?)の夏目漱石は、大学で講師をしながら
何を隠そう、ぼくは正真正銘のアラフィフなおっさんであります(いや、何も隠してないし。実名で書いているし)。そんなおっさんの視線でいまブログを眺めると「なんか違うんじゃないか?」ということがたくさんあります。 しかしだな、「これだから若いもんは!」とは言いたくないですね。 エジプトの洞窟だったかどこかに、若いもんを憂いた壁画があった、ということを何かで読みました。年をくっちゃった老人が若いもんを嘆くのは、いにしえの時代から引き継がれてきた人類の定番トークなのかもしれません。 でもいい年こいたおっさんが勘違いしていることもあります。 ■ 少し落ち着いて考えてみます。 生まれてすぐ自動車があった時代のにんげんに、自動車のなかった時代のことは想像できないでしょう。同様に、生まれてすぐインターネットやブログがあった時代のにんげんに、それ以前のことは想像できません。 幸いなことに、おっさんは長く生きち
昨日、Amazonから手尾広遠著『母が認知症、家族はボロボロ 〜親が認知症を発症したら家族に襲いかかる100のこと〜』が届いて読了しました。表紙を描いている大山あさこさんのブログが好きで、そのブログで知ったAmazonのPOD(プリント・オン・デマンド)です。PODはAmazonの電子書籍を印刷物として出版するサービスですが、紙の本ではリンクが下線になってしまうため、電子書籍が便利かもしれません。 四六版の本かな?と思ったらムックの大きさで、表紙のインパクトに圧倒されました。文字も14ポイントぐらいで驚いたけれど非常に読みやすい。また、母親を介護施設に入居させるご自身の体験の経緯を客観的に整理されていて、すばらしいと思いました。 著者はとてつもない苦労をされたはず。しかし、母親や行政に対する腹立ちをストレートに書いている部分もあるけれど抑制されていて、何よりも「介護保険は破綻する」という業
現代の魔術師、落合陽一氏の講演に参加しました。なんと700名もの応募があったとのこと。約200席の定員に潜り込むことができたのはラッキーです。席の位置は2列目の左から2番目。大学時代にはあり得ないことですね。だいたい最後列に座っていたので。演台が向かって左側なので、ライトのせいかもしれませんが、落合氏のやや紅潮した顔がばっちり見えました。 平成29年度 ビジネスリーダー講演会「脱近現代 多様性のある世界のために」開催のお知らせ 会場の東京都立中央図書館は、地下鉄の広尾駅から出て、有栖川宮記念公園の池を眺めながら緑に囲まれた坂道を登ったところにあります。緑の木立に癒やされました。それにしても、外国人多すぎ。ここは欧米か?!という印象で、公園で遊んでいる外国人の家族の姿が目立ちました。はじめて訪れましたが、インターネットの設備も整っていて、すばらしい図書館だと感じました。 2時から4時までの講
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