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トヨタ流問題解決というと、「A3仕事術」という言葉が頭に浮かぶ人が多いと思います。 しかし、その本質が語られているものは少ないと思います。 このトヨタ流問題解決を長年実務で実践してきた私が、 誰も知らない本当の狙いをお教えします。 トヨタ流問題解決では、「問題の明確化〜対策実施、標準化」までを8ステップに 分けて実施し、それをA3の用紙1枚にまとめるのが特徴です。 入社以来、このトヨタ流問題解決を実務で実践し、また、全社への普及浸透を 推進する立場にもいた経験を活かして、わかりやすくその真髄をお伝えします。 1. 「A3用紙1枚にまとめる」ということの本当の狙い トヨタ流問題解決において、「資料をA3用紙1枚にまとめる」ということには、 大きく言って3つの狙いがあります。 この狙いには深い意味があって、しかもそれを創業以来連綿と続けている ことに凄みがあるのです。 その狙いとは 【第一の狙
ここで十分注意しなければならないことがあります。 それは、「あるべき姿は現象で表現してはいけない」ということです。 たとえば、実現したい姿が「品質不具合ゼロ」だとします。 すると、あるべき姿も「品質不具合ゼロ」としてしまいがちです。 対して、現状は「品質不具合5件」であるならば、問題はあるべき姿と現状 とのギャップなので、問題は「品質不具合5件」となってしまいます。 これでは、現状と問題が同一となってしまって、思考が1ミリも深まっていません。 したがって、このステップが何の進展もない無駄なステップになってしまいます。 それでは、どう考えるべきなのでしょうか。 それは、あるべき姿は実現したい姿を成立させる条件として考えるのです。 その例を図3に示します。 図3.あるべき姿から問題を導き出す このように考えれば、実現したい姿から、それを成立させる条件をあるべき姿とし、 その条件が現状ではどうな
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