作品紹介 『サカサマのパテマ』は2013年~2014年にかけて全国劇場公開した長編アニメーションです。吉浦康裕とスタジオリッカが約2年の制作期間を経て完成させた作品で、”空想科学漫画映画”と称し「ヒロインだけ重力の方向がサカサマ」というコンセプトで制作しました。凄く王道で…でも凄く変わった物語。ワクワクを感じられるような娯楽アニメーション作品です。 それまで室内劇&会話劇が中心だった自分の作風から一新し、今作はとにかく舞台がドアの外へと飛び出します。さらに前作同様、3Dを積極的に導入する制作スタイルを生かし、横軸はモチロン、縦軸を意識した画面設計・物語導線・そして舞台装置を詰め込みました!サカサマなヒロインが織り成す奇妙なボーイミーツガール物語です。 ストーリー その世界は、どこまでも予想外。 どこまでも、どこまでも坑道が続く地下世界。狭く暗い空間であっても、人々は防護服を身にまとい、慎ま