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大谷翔平
sueme.jugem.jp
自分の都合が大事なのは人の常なので、私はワクチンを打ったからテレワークをやめるとか、旅行に出るとか、極端な場合はマスクを外すとかいう人が出てくるかもしれません。しかし、接種しても絶対に罹らないとは限らないし、発症は抑えても実は感染しておりウイルスを拡げてしまうかもしれません。ワクチン接種が始まることで早々に社会の安心感が芽生え、人々が広範囲に移動したり密集するなどすれば、思ったほど新規感染者が減らない可能性もあります。やはり多くの人にワクチンが充分に行き渡り、社会全体で感染抑制効果が現れたときに初めて、制限の解除が検討されるべきだと思います。 一方、ワクチンを拒否する人もたくさん出るでしょう。医師でさえ、私はワクチンを打ったのにインフルエンザになった、あるいは逆に、私は打たなくても罹ったことがない、という理由で接種を拒否する人をSNS上で見かけます。しかし、これは個人の体験に基づいた主観的
バンクーバーオリンピックの最中、ついぞカーリングについて書くことができませんでした。こんなことじゃ宗像さんに申し訳ないので、第27回日本カーリング選手権が行われているうちに、とても久しぶりにカーリングのことを書こうと思います。 思い起こせば4年前、トリノオリンピックの最中に思わず書いてしまったこの言葉がきっかけでした。 おい貴様ら常呂町って知らんだろ。先生の故郷にほど近い小さな町だ。それを知ってたら負けがこんでるからって批判なんかできないんだよ。常呂町の女の子が世界を相手に戦ってるんだぞ。それだけでも先生は感涙にむせびます。 当サイト「カーリング女子(2006/02/17)」 この記事を宗像さんが取り上げて下さったのがきっかけとなり(カーリングの対スウェーデン戦のハイライト、そして対イギリス戦は今夜! : 小心者の杖日記)、いろいろな方々からのアクセスをいただきました。 今日は、今さらです
診察室に入ってきたのは明らかに不機嫌そうな顔をした、やせ細った老女である。 「今日はどうしました? どこが悪いのですか?」 「どこが悪いってかい、ちょっとせんせー、聞いてよー、あたしってさあ、女ばっかりの三人姉妹なのね、ところがその中で一番ブサイクで生まれてさあ、どこが悪いってかい、よくぞ聞いてくれたよ、ほんと、どこが悪いかって、ちょっとこれ見てくれる?」 そう言いながら女性はマスクを外した。 「これよ、これ、この鼻が低いのよー、それでねー、そのことに気づいたのは中学校の美術の授業があってさあ、そのとき授業で自画像を描いたのね、あたしはそのとき鏡を見てさ……」 ここで私はカルテに「主訴:鼻が低い」と書いた。
以下はカミング・アップの謎その4:サックス前編(2013/10/19)のおまけとして書いたものを改変したものです。いまだにフランク・ザッパのデンタルフロス発言の引用リツイートをTLで見かけるので、独立させておいた方がいいかなと思ったしだいです。しょせん素人の書くものですので、至らない点はどうぞお許し下さい。 * フランク・ザッパは風刺や社会批判の達人で、インタビューにおける発言、寄稿文、著作などから、短いワンフレーズがいわゆる「名言」としてよく引用されます。中でも、とりわけ次の会話が非常に多くコピペ、リツイート、リブログされ続けています。 ビートルズみたいに平和や反戦の歌を歌わないんですか?(記者) 今おれはデンタルフロスの歌を歌ったんだが、お前の歯は綺麗になったか?(フランク・ザッパ) フランク・ザッパは自ら大統領になろうとしたほどの行動派でした。みんなで歌って戦争が無くなるかよと反戦運
ひょんなことから、ウェブ上でロックバンドのマトリョーシカ人形を探すことに夢中となった。 マトリョーシカ人形は、日本起源説などそのルーツについては諸説あるものの、ご存知のとおりロシアの特産品として世界に広く知れ渡っている。いや、知れ渡っているどころか、今では世界各地で様々なデザインのマトリョーシカが氾濫しているという状況である。 そこでふと疑問が湧いた。ロック・バンドだったら、どんなバンドのマトリョーシカが存在するのだろう。ところが探し始めてすぐに驚いた。まああるわあるわ、あなたの大好きなあのバンドのも、あなたの全く知らないあのバンドのも、たぶんマトリョーシカの存在しないロック・バンドなんてこの世に存在しないのではないか、と思えるほど次から次へと見つかるのである。 そして世界的に有名なバンドともなると、たとえばビートルズなんかだと、それはもう数百種類ぐらいあるんではないか、と思えるほどだ。
A man has to be what he is, Joey. You can’t break the mold. I tried it and it didn't work for me. 人は変われないんだ、ジョーイ。型を破ることはできない。やってみたがダメだった…… 映画:シェーン(1953年)より いきなりですが、映画シェーンのラストシーンで、主人公シェーンがジョーイ少年に語ったセリフから始めてみました。この映画は子どもの頃に飽きるほど繰り返して観ました。特にラストシーンは大好きです。"A man has to be what he is..." は様々な日本語に意訳されていますが、まだ幼かった先生の心には、「人は変われないんだ……」と呻くように言う吹き替えのセリフが突き刺さりました。おそらく、人生において生まれて初めて自分の中に受け入れた教訓です。 それからの先生は、「人は変
1962年のリトル・エヴァによる大ヒット曲、ロコモーションのカヴァー・バージョンをネットで探し続けていたら、なんと56種類も集まってしまった。ロコモーションというたった1曲のカヴァーを追い続けただけで徒労に終わるかとも思ったが、最後には世界のポップ・ミュージック全体の歴史の流れが見えてきた……。今回は最終回、何でもありの2000年代、まだまだ世界に広がるロコモーション!の巻、と題して12種類を紹介します。 古今東西のロコモーション・カヴァーを集めるという企画も、いよいよ最後です! 2000年以降のカヴァーを見ていきましょう。 大衆音楽も多様化し、情報化が進んだおかげで、各々が好き勝手な音楽を聴く時代、ジャンル分けが意味を持たないほど混沌としていきますので、年代順に羅列していくことにします。 注1)原則としてYouTubeで音源を聞くことのできるものに限定しました。興味のあるものはYouTu
1962年のリトル・エヴァによる大ヒット曲、ロコモーションのカヴァー・バージョンをネットで探し続けていたら、なんと56種類も集まってしまった。ロコモーションというたった1曲のカヴァーを追い続けただけで徒労に終わるかとも思ったが、最後には世界のポップ・ミュージック全体の歴史の流れが見えてきた……。今回は、その3:70年代ディスコサウンド〜80年代エレクトロポップの巻、と題して13種類を紹介します。 前回は70年代から90年代にかけての、ロック界におけるロコモーション・カヴァーを見てきましたが、今度はディスコ・サウンドが主流となった70年代ポップス、そしてシンセサイザーがフィーチャーされるようになった80年代ポップス(厳密には正しくないのかのしれませんが、便宜的に広義のエレクトロポップと総称します)におけるロコモーション・カヴァーの変遷を見ていきます。 注1)原則としてYouTubeで音源を聞
1962年のリトル・エヴァによる大ヒット曲、ロコモーションのカヴァー・バージョンをネットで探し続けていたら、なんと56種類も集まってしまった。ロコモーションというたった1曲のカヴァーを追い続けただけで徒労に終わるかとも思ったが、最後には世界のポップ・ミュージック全体の歴史の流れが見えてきた……。今回は、その2:グランド・ファンクで花開く70年代ロックから90年代へ〜でもグランド・ファンクが最初じゃなかった!の巻、と題して14種類を紹介します。 「ロコモーション」は、1962年のリトル・エヴァによる大ヒット曲。前回は、60年代を中心にオリジナルを含めた18種類のバージョンを紹介しました。 60年代半ばでいったん出尽くしたかに思われたロコモーション・カヴァーですが、74年のグランド・ファンクによるカヴァーが大ヒットしたことで、再び脚光を浴びることになります。そこで、この章では70年代ハードロッ
1962年のリトル・エヴァによる大ヒット曲、ロコモーションのカヴァー・バージョンをネットで探し続けていたら、なんと56種類も集まってしまった。ロコモーションというたった1曲のカヴァーを追い続けただけで徒労に終わるかとも思ったが、最後には世界のポップ・ミュージック全体の歴史の流れが見えてきた……。今回は、その1:世界がヒット曲を共有していた古き良き60年代の巻!と題してオリジナルを含めた18種類を紹介します。 「ロコモーション」は、1962年のリトル・エヴァによる大ヒット曲で、カヴァーとしては、グランド・ファンク・レイルロードのハードロック・バージョン(1974年)、カイリー・ミノーグのエレクトロポップ・バージョン(1988年)が有名ですが、他にも数多くのカヴァーバージョンが存在します。 ふとしたきっかけで、そのカヴァーをネット上で可能な限り収集してみようと思い立ったのですが、果てしなく見つ
ついに、「あのとき引き分けておいて本当に良かった」と思える日が来たね! ほんとうにおめでとう、マーカキス君! コンスタンティノポラリス君! と、これまでの人生を振り返って、そうでなくても数少ない友人の中から、ほんとうに数少ないギリシャ人の顔を一生懸命思い出しながら、そうつぶやいてみる。 コロンビア戦に3-0で完敗してから母国のマスコミは敵になった。コートジボワールも日本もすごいスピードだった。まるでスローモーションのようなあなたたちは、どうやって彼らに勝つつもりなんだ? 日本戦では予想通り、圧倒的にボールを支配された。 要のカツラニスはよもやの退場。一人少なくなる。 泣きっ面に蜂とはこのことか。 だが負ければ終わりだ。 ここは10人でなんとか引き分けに持ち込んで、少ない可能性を残す。 そのわずかな可能性に賭けた決断が、今、薄氷の勝利となって実を結んだのだ! ところでネットでは、ギリシャがア
このブログも何とかせんとな、と気にはなっています。そこでようやく重い腰をあげて、全国で約三名の熱心な読者に向けて書き始めたものがあるのだけれど、例によって作者でさえ読むのが苦痛なほどの長編になりつつあります。だってまだ二つ目の死体も出てきていないのにもう一万字ですよ。収拾がつかなくなってお蔵入りになる可能性もある。でも、どちらにせよそれで今すぐ更新するわけにもいかないので、代わりに何か書こうかな……と思って、キーボードを打ち始め、特にあてもなく書き始めたのが前回のエントリーだったわけです。 そうだよね。そんなに自分で壁を高くすることもないのに。 気楽に日記や備忘録を書けばいいじゃないか。常日頃そう考えてはいるのですが、いざとなるとそれならツイッターでいいか、となりますよね。それでツイッターに書いてみたりもするのですが、そうすると今度は、わざわざツイッターに書くことでもなかったかな、とすぐ反
けさ、バスターミナルのトイレに入ろうとしたら、思わず後ずさりしてしまった。 うんこ…… そう、便器にこんもりとうんこが残されていたのである。 いったい彼はなぜ、流すという簡単な行為を行わなかったのだろう。 あれこれ考えたが、結局、私の納得できる理由はこれしかなかった。 そう、彼はこの自分のうんこを「すごくいい」と思ったのである。 誰かにも見てもらいたい、とはっきり意識したとまでは言わないけれども、 少なくとも、あまりにも良すぎるので流してしまうに忍びなかったのであろう。 だが、往々にして、自分が良いと思ったうんこをそのまま他人に理解してもらうことは不可能である。 彼がすごく良いと思ったうんこも、私にとっては目を背けたくなるような代物だったのだ。 そういう意味では、うんこと芸術はよく似ている、といえるかもしれない。
僕のもっとも好きなミステリー作家、殊能将之さんの作品には、クラシック、ジャズ、ロックといったジャンルを問わず、これでもかこれでもかというぐらいに音楽が登場するものが多いです。そこで、殊能さんの全作品から、原則として年代順に作品に登場した音楽を、のべつ幕なしにピックアップしてみました。
WoodenshipsおよびSlowpokeのharurinさん曰く、先日ジェスロ・タル全盛期70年のライブがNHKBSで放映されたようだ。なーんて、もちろん先生も見てましたよ。ところで先生はイアン・アンダーソン本人が出てきて当時のことをいろいろ語るのにも驚きましたが、彼がまだ現役バリバリのミュージシャンであることにも驚きましたが、ロックの象徴であるはずの長髪が完全に消え失せているのにも驚きましたが、先生が言うのもなんですが、すっかりハゲヒゲおじさんになってしまっているのに驚いたのなんのって。 全盛期のイアン・アンダーソン ↓ 現在のイアン・アンダーソン こ、恐い…。ロックミュージシャンといえども私たちと同じ人間なのです。悲しいかな、年はとってしまうものなのです。ま、どちらかというと色物のジェスロ・タルですからあまりインパクトも感じないかもしれませんが、これが当時一世を風靡した美少年美青年
最近チューブ誤挿入に関する共同通信の記事をよく見かけた。 A市の病院で、入院していた男性が胃に栄養剤を入れるチューブを気管に誤って挿入された後に肺炎で死亡し、A県警捜査1課が業務上過失致死容疑で捜査していることが、捜査関係者らへの取材で分かった。 私としては、この文章の、"胃チューブが気管に誤って挿入されること"それ自体がとても危険だという印象を与える点がやや気にくわない。胃チューブの気管への誤挿入が生命を脅かすのは、そこから何かが投与された場合だけであり、胃チューブの誤挿入だけではほとんど危険は発生しない。しかし、肝心の、実際に栄養剤を入れてしまったのかどうか、については記事の最後まではっきりとした記述がないのである。 チューブは自力で食事ができない人に、鼻からのどを通して胃に挿入する。県警はチューブの誤挿入が死亡につながった疑いがあるとみて、担当だった看護師らから事情を聴いている。 し
僕の学年はアベ学級とカヲル学級の二クラスだった。 今から考えると僕はカヲル先生の相当なめんこ*だったようで、何度クラス替えがあってもいつもカヲル先生のクラスだったから、アベ先生のクラスになったことは一度もなかった。アベ先生はとても厳しいという噂だったので、クラス替えのたびに僕はいつも内心ほっとしていた。でも父兄のあいだではアベ先生のほうが圧倒的に人気があった。ユウちゃんのお母さんも、ユウちゃんはアベ先生が担任になってから見違えるように勉強するようになったって喜んでいた。 アベ先生は普段は物静かで口数も少なく、クラスの違う僕はほとんどその声を聞いたことがなかった。そしていつも、どこか悲しげな眼で遠くを見つめている、というような印象があった。 一度、アベ先生のクラスの友だちに学級通信を見せてもらったことがある。当時の先生たちはみんな学級通信を鉄筆で手書きしてガリ版で印刷していたのだ。見慣れたカ
全く文章が書けない状態に陥ってしまった先生ですが、いくらか快方に向かいつつあるので、今日はリハビリもかねて先生の専門分野である超能力について少し書いてみましょう。 先生は子どもの頃から多種多様な超能力を発揮していました。中でも得意としたのは予知能力です。先生は12歳のとき、その後の自分の人生をすべて完璧に予知しました。51歳になる今日までの先生の人生は、その予知したものと全く寸分も違わぬほど同じでした。てゆーか、別の言い方をすれば、先生はついさっきまで、洗面台で顔を洗っていた12歳の美少年だったのです。ところが洗顔し終わってふと顔を上げてみると、鏡の中には今日で51歳を迎えるやつれた中年男がいるので、それはもう腰が抜けるほどびっくりしました。え? なになに? どうして? これからあんなことやこんなことやそんなことを経験して、めくるめく青春時代を駆け抜け、どろどろした大人社会を這い上がり、そ
2023年12月12日、国連総会はガザ情勢に関する緊急特別会合を開き、「即時の人道的停戦を求める決議」を153カ国の賛成で採択した。この件については、当初イスラエルに理解を示す西洋諸国が多かったものの、やがてフランス、スペインなどの首脳が停戦をはっきりと訴えるようになった。そして、10月の「人道的停戦を求める決議」を棄権した日本も、ついに、アメリカに追従することなく、はっきりと賛成に回ったのである。もちろん、決議には法的拘束力がないし、戦闘縮小もいつ始まるのかさえわからず、戦争そのものが終わる見通しは全く見えない。だから、非常に小さな一歩ではある。それでも私はいま、やっぱりみなさんの声が集まれば世界を動かすことができるのだという思いを強くし、たいへん感動している。 12月22日、国連安全保障理事会では、「人道支援を拡大するための決議案」が、日本、イギリス、フランスなど13か国の賛成と、アメ
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