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taiwahen.hatenablog.com
上記まとめを読みました。 「ラノベは文学か?」 みたいな議論は定期的にTLに上がってくる。 これは「漫画は芸術か?」の議論と同じで個人的にはどうでもいいことだと思う。 だが、本音の部分では全然どうでもよくないと感じている自分もいるので、その相反する感情を一度言語化しておきたい。 ラノベも純文学も両方読めばいい 上記のような議論に対してどうでもよさを感じる最大の理由は、僕自身がラノベと純文学両方読むからだと思う。 当たり前だけど、両者を読み比べると全く趣を異にしている。文章に基準を置くか否かなんて些細な問題に思えるほどに。 どっちもいいよね。両方読めば違いをそのまま認めることができるのだけど、これがどちらか一方に偏っているとフラットに考えることが難しくなり、自分の好きな側に肩入れし、相手には厳しくなりがちだ。 やっぱり人間自分の好きなものが一番って思いたいですからね。 純文学も1つのジャンル
彼は「ゴブリン退治は人気がない」と、言葉少なに教えてくれた。 農村の依頼だから報酬が安く、新人向けだから熟練者は選ばない。 (p77より引用) 蝸牛くも『ゴブリンスレイヤー』を読んだ。 ゴブリンスレイヤー (GA文庫) 作者: 蝸牛くも,神奈月昇出版社/メーカー: SBクリエイティブ発売日: 2016/02/13メディア: 文庫この商品を含むブログ (9件) を見る 最近はずっと古典作品ばかり読んでいたので久しぶりのラノベは大変読みやすく、読者を飽きさせない趣向に富んでいるなぁと感じた。おもろい。 宝島社が年に1回刊行している『このライトノベルがすごい!』の2017年度版において、本作は文庫部門5位にランクインしている。 作者へのインタビューも一緒に掲載されていたので目を通したのだけど、特徴的なのは、作者自身が過去にインスパイアされた作品はアメコミやTRPGで占められており、小説やその作者
先日、社会学者の宮台真司さんとAV監督の二村ヒトシさんによるトークイベント『希望の恋愛学』を語るに参加してきた。 場所は下北沢にある世田区立男女共同参画センターらぷらす研修室。変な名前。 日曜日は宮台先生とトークします。 8/21(日)19:00~宮台真司 二村ヒトシ 『希望の恋愛学』を語る (男女共同参画・男女素敵化プロジェクト)@世田区立男女共同参画センターらぷらす研修室 https://t.co/8dVM0lTRlu— 二村ヒトシbot (@love_sex_bot) 2016年8月19日 僕は知らなかったのだけれど、二人によるトークイベントはこれで通算4度目になるらしい。 それもあってか、とても自由な雰囲気でナンパやAVをはじめ色々なことに話は飛んでいたのだけど、二人が言わんとしてることはアプローチの方向は違えど共通しているように感じました。 自分的に気になった部分をちょっとまとめ
東京タラレバ娘(1) (KC KISS) 作者: 東村アキコ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2014/09/12メディア: コミックこの商品を含むブログ (19件) を見る 先日、遅ればせながら東村アキコ『東京タラレバ娘(1)』を読みました。 アラサー独身女性の等身大の葛藤を知ることができた点では、アラサー独身男性として読んでよかったです。 でも漫画というよりは、恋愛カテゴリにいるキラキラ女子アカのブログを読まされている感じで、登場人物の言動には最後まで賛同しかねました。 きっと僕が男だからでしょう、共感よりもこういう女とはリアルであまり会いたくないよな〜w という拒否反応がどうしても先行してしまいます。 倫子たち三人娘の言動や恋愛エピソードを見て、「だからダメなんだよこの人たち」と無性に上から目線で批判したくなる自分がいることに気づかされます。心情としては、1巻で主人公たちに手厳しい
「異世界転生小説」をご存知だろうか? 宮部みゆきや東野圭吾といった一般文芸をメインに読んでいる人には聞きなれない言葉かもしれませんが、ライトノベルやウェブ小説の世界では王道の物語形式です。 簡単に説明すると、現代日本で暮らすパッとしない主人公がひょんなきっかけで中世ヨーロッパ風ファンタジー世界に召喚され(あるいはその場所で新たな生を受け)、元いた世界とは打って変わって大活躍する。そんな夢物語を描いた作品群の総称です。 トールキンの『指輪物語』や栗本薫の『グイン・サーガ』のように、主人公が異世界の住人(異世界ネイティブ)である従来のハイ・ファンタジー作品とは違い、資本主義以後の価値基準を持った現代人を主人公とした点がこのジャンル一番の特徴です。 試しに小説投稿サイト「小説家になろう」にアクセスしてみれば、読者の人気を獲得し、ランキング上位に掲載されている作品のほとんどがこのジャンルであること
ドラゴンキラーあります (C・NOVELSファンタジア) 作者: 海原育人,カズアキ 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2007/07 メディア: 単行本 購入: 1人 クリック: 37回 この商品を含むブログ (59件) を見る 一昔前のラノベ。シリーズ全3巻完結。 1巻目の『ドラゴンキラーあります』はリアルタイムで読んで面白かった記憶があり、先日ブックオフで続編の『ドラゴンキラーいっぱいあります』、『ドラゴンキラー売ります』を見つけたので買って読み切った。 他レーベルの人気作に比べて当時それほど話題にならなかった本作だが、久しぶりに読んでみると古き良きラノベといった感じで普通に良作である。 竜の肉を食べて超人的な身体能力を獲得した人間=「ドラゴンキラー」とするシンプルな設定とハードボイルドな世界観の相性が良い。ニヒルな主人公と他登場人物の軽妙な掛け合いもグッド。あとがきを見る
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