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iPhone 17
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まず、読み始める前に、このフローチャートで、自分の「音感型」を見つけてください Go!! ★禁無断転載! はじめに ここに「絶対音感」を持っていると自称する三人の男女に集まってもらった。 誰もが知っているであろう小学校唱歌の『チューリップ』(さいたさいた……)という曲がある。このメロディーを、ピアノでFのキー(ヘ長調)で弾いてみる。 「これをドレミで歌ってみて」と言われた三人の男女は、それぞれ次のように答えた。 ◎A君 「簡単さ、ドレミ ドレミ ソミレドレミレ……だね」 ◎Bさん 「違うわ。ファソラ ファソラ ドラソファソラソ……だわ」 ◎Cさん 「これをドレミで歌えですって? 無理よ。調律が狂っているもの。このピアノ、Aが445ヘルツくらいあるわ。いくらなんでもピッチが高すぎる。気持ち悪くて聴いてられないわ」 さて、この三人、誰が本当の「絶対音感」の持ち主なのだろうか? また、絶対音感が
日本という国が一度破壊的な壊滅を経験するまでの道筋を徹底検証。社会主義者と呼ばれた人たちが何を訴え、どのような迫害を受けたのか。それを大衆はどのように見ていたのか。政党や軍部の派閥争いが国を滅ぼしていった道程。思想弾圧・言論統制の実例。それらのテーマには特に重点を置いて、見逃されがちな視点を提示した。
↑XZ-10で撮影 1/1000秒、F5.6、USO 100、露出補正-2/3、23.50 mm(130 mm相当=望遠端) 望遠端で撮ってもここまで寄れるので、マクロ撮影が楽しいXZ-10 オリンパスのXZ-10をStylus1と並んで「オリンパス最後の傑作」かもしれないということで推薦しているわけですが、XZ-10をすでに所有しているかたから、「腕が悪くて、たくきさんほどのきれいなマクロ撮影ができません」と言われました。別のかたは、液晶モニターがタッチパネルになっていることに気づかず、モニターの左下を指で触れてしまっていて「シャッターが切れない」「ピントが合わない」「早くも壊れてしまった」と勘違いしていました。 カメラは初期設定のまま(買ったままの状態)で使ってはいけません。必ず、買ったらすぐにMENU画面から、初期設定を変更する必要があります。 しかし、XZ-10はMENU画面がとに
iPhoneに代表されるスマホが写真撮影ツールとして高性能化した今、従来のローコストデジカメは役割を終え、デジカメは高級機の時代に入りました。 1/2.3型という豆粒のようなセンサーに1600万画素、2000万画素などという高画素を無理矢理詰め込んだ量産CMOSではiPhoneやローコストスマホの内蔵カメラにさえ圧倒的な差をつける画質の写真は撮れません。 そこで、レンズ一体型カメラにも大型センサーを搭載したり、1/2.3型のセンサーを使うならその焦点距離の短さを生かして超望遠ズームカメラに仕立てるといった路線が定着してきています。 レンズ交換式ではフルサイズセンサー搭載機があたりまえになってきていますが、まだまだボディに20万円、レンズもいいものを揃えていけばいくら金があっても足りないという贅沢な趣味であることに変わりありません。 こうした状況を踏まえた上で、どんなカメラを選び、どのように
なぜiPhoneの内蔵カメラはきれいな写真が撮れるのか? アップル社iPhoneの広告コピーの一つに「iPhoneでは毎日、ほかのどんなカメラよりもたくさんの写真が撮られています」というのがあります。 これは本当でしょう。 そしてその多くのiPhoneユーザーが「スマホでこんなにきれいな写真が撮れるなら、デジカメなんかいらないっしょ」と驚嘆しています。 コンパクトデジカメが売れなくなった最大の理由はiPhoneのカメラ機能が劇的によくなったからかもしれません。 なぜiPhoneはそのへんのコンパクトデジカメよりきれいな写真が撮れるのでしょうか? それは「低画素だから」です。 iPhone6の内蔵カメラに使われている撮像素子(CMOSセンサー)はソニー製で800万画素です。 面積は6.1mm×4.8mm(29.3mm2)で、これは一般的なコンパクトデジカメに使われている1/2.3型CMOS(
「てのひらサンニッパ」だけでは言い尽くせない魅力 2013年末にオリンパスからStylus1というレンズ一体型カメラが出て話題を集めました。今は初代機は製造終了し、後継機のStylus1Sになっています。 「てのひらサンニッパ」といううまいキャッチフレーズからも分かるように、望遠端300mm相当でも開放F値2.8という明るいレンズが売りのカメラです。 もちろんこの「300mm相当でもF2.8」はすごい魅力ですが、基本的には今までのカメラの「こうだったらいいのにな」をこれでもかというほど実現した「万能性」こそが最大の魅力でしょう。 さすがにポケットに入れたり腰に常時ぶら下げておくほどは小さくはありませんが、これまでの超広域ズームを搭載した中型カメラよりははるかに小さく、軽く、「コンパクト機」と呼べなくもない程度の大きさに収まっています。 レンズキャップが開閉式で、いちいちキャップを取り外さな
↑XZ-10で撮影 1/200秒、F2.5、ISO 100、露出補正-1/3、 4.70 mm(26 mm相当) ↑小雨の日の夕方。望遠で撮影しても明るいレンズのおかげでここまできれいに撮れる 1/25秒、F2.6、ISO 800、露出補正-1/3、19.00 mm(107 mm相当) オリンパスのXZ-10はオリンパスの高級コンパクト機シリーズのいちばん下のグレードをになう新モデルとして2013年に登場しましたが、すでに製造終了しています。残念なことに、XZシリーズはすべて消えて、オリンパスは現在ではレンズ一体型モデルはStylus1sを作るのみとなっています。 価格が倍以上するStylus1と比べれば画質が劣るのは否めませんが、このサイズ、グレードのコンパクト機としては大変よくできていて、2017年夏の今でも、私の腰には常時XZ-10がぶら下がっています。 XZ-10を買う前は、私の常
プロの道具としてなら口出ししませんが…… 2007年秋にNikonが、2008年秋にSONYがフルサイズデジタル一眼の製品を発表し、それまで事実上Canonだけだったフルサイズ機の市場が一気に活気づいたと言われています。 最初にお断りしておくと、私はプロカメラマンではありません。フルサイズ一眼はプロカメラマンの道具だと思っており、その意味では細かなことをあれこれ口出しするつもりはないのです。 ただ、一般的なカメラ好き、写真好きのアマチュアユーザーが、「20万円台なら手が届くかもしれない」と思ってフルサイズ機を買うことには、いささか疑問を感じます。 以下、アマチュアカメラマンの一人として、現在のフルサイズデジタル一眼について、感じていることを書きます。 メーカーは「ハイアマチュア」をバカにしているのではないか? 現在、10~20万円台でボディが買えるフルサイズ機としては、キヤノンのEOS 5
このコラムも今回を含めてあと2回。最後は軽い、楽しいことを書いて、ソフトランディングしたいと思っているところに、無視できない、とんでもないニュースが飛び込んできた。 1999年6月18日未明、石川県志賀町にある北陸電力志賀(しか)原子力発電所1号機で、定期検査中の原子炉から出力制御棒3本が抜け落ち、臨界状態に入るという事故が起きていた。一歩間違えば日本国中阿鼻叫喚となったかもしれないこの事故が、現場の一存で今まで隠し通されてきた、というのである。 最初耳にしたときには、にわかには信じがたかった。 さらに信じられないのは、このことをメディアがあまりにも小さく報道していたことだ。 第一報は2007年3月15日昼すぎに流れたと思うが、15日夜のニュースでも、それほど大きな扱いはされず、翌日にはほとんど取り上げられなかった。 ホリエモンに実刑判決とか、ハンカチ王子が卒業式で第二ボタンの行方は、など
iPaDが届いて1週間が経過した。 目下、iPaDは枕元に置いてあり、寝る前のテレビ(YouTube専用)およびオーディオ装置および読書(自分の本専用)マシンと化している。 要するに、iPaDというのは、何かを作りだすための道具ではない。既存のコンテンツを再生するための専用ギアだと思えばいい。 長所と短所がはっきりしていて、とっても悪魔的なツールだ。 長所は、圧倒的に美しい画面と、配線類がまったくない自由さ。マウスもキーボードもない。なんにもない。徹底的にない。つけるんじゃない! と主張しているようだ。 それはそれでアップルらしい美学だから、別にいい。 ただ、AV出力が、写真ではスライドショーのみしかできないとか、そういうのは困る。授業やイベント、講演などで、大画面テレビやプロジェクターに映写するために使えると思っていたのに、大誤算だ。 WEBで検索していたら、やはり同じように落胆している
◆ 書 名:『裸のフクシマ 原発30km圏内で暮らす』(講談社) 種 別:単行本 352ページ 著 者:たくき よしみつ 版 元:講談社、2011.10 価 格:1600円+税 ISBN :978-4-06-217319-3 メディアが語ろうとしない驚愕の事実が満載 ■今すぐご注文できます で買う ■目次 ●まえがき 第1章 「いちエフ」では実際に何が起きていたのか? ●揺れる我が家を外から見ていた ●通信不能になることの恐怖 ●2時間も隠されていた最初の爆発 ●ツイッターとグーグルに真実を教えられた ●全電源喪失に至る「想定外」のバカさ加減 ●前年6月にも2号機は電源喪失で自動停止していた ●11日のうちに炉心溶融していた! ●4号機のミステリー ●東京にとっては3月21日が問題だった ●そのとき川内村の住民たちは ●避難を決断できた村とできなかった村 第2章 国も住民も認めたくない放射
「残念な」BS まず、「BS17って何?」というかたは、このページを読む前に「BS17とはなんなのか」という解説を行っている前回のページをご参照くださるとありがたいです。 地上デジタル放送波が受信できない難視聴地域は必ず出るので、そうした難視聴地域のために、BSを使って首都圏の地上波放送を、B-CASカードでスクランブルをかけて送信する、というのが、BS17です。 大騒ぎしている地上デジタル放送ですが、すでに大昔に完成しているBS、CSという衛星放送インフラを使えば、瞬時に、日本全国どこにいても高精細なデジタル放送を受信できるわけで、なにもわざわざ「地上波」(VHF、UHF)を使って放送する必要はありません。地上波を使うとしても、一部で使えばいいだけです。 しかし、BSを使って全国一律に無料放送を届けると、地方のテレビ局の存在意義がなくなり、今までの電波利権が喪失してしまいます。そこで、全
◇小学校唱歌「チューリップ」(さいたさいた……)を、ピアノでヘ長調(F Major)で演奏しました。それを聴いて、ドレミで歌えますか? ←クリックするとヘ長調の「チューリップ」が流れます。
2010年3月07日執筆 8月4日加筆 12月20日校正 BS17(BS291,BS292,BS294,BS295,BS296,BS297,BS298)とはなんなのか? 地デジ難視聴対策用BS放送(BS17)のスクランブル(暗号化処理)は即刻解除せよ 番組録画予約しようとしていて気がついた。録画機が今まで見たことのないチャンネルの番組をピックアップしている。BS294ってなんだ? 調べてみたら、BS17が放送開始していたのだった。 BS17とは、地デジ難視聴地域のために、首都圏のチャンネル(NHK総合、教育、日本テレビ、TBS、フジテレビ、テレ朝、テレ東の7チャンネル分)の放送をBSデジタルで放送するというもの。 で、このBS17というのは帯域を表す記述(物理チャンネル番号)で、当初はこう呼ばれていたが、今はもう誰も「BS17」とは呼んでいないようだ。「衛星(による)セーフティーネット」と
2009年3月10日執筆 3月19日、6月18日、12月8日改稿 日本の風力発電がダーティな発電であるという意味 風力発電のPRでよく、「発電能力○○kw。これは○○市全世帯が使う電力の○%に相当」といった表現にぶつかる。うっかりすると騙されてしまうが、よく考えてみるとおかしいことに気づく。 風力発電は人間の意思で発電量をコントロールできるものではない。いつ発電できるか予測がつかない上に、風が吹かなければ発電量はゼロ。これが火力、水力、地熱などの発電方法との決定的な違いだ。 例えば、日本最大級2500kwの風車はすでに南あわじ市にある。2500kw×15基で37500kwというふれこみだ。 川内村にそれ以上の規模(26基・65000kw)の風力発電プラントを計画しているCEF社のものだ。この「37500kw」は、一般家庭12000世帯が使う電力量であり、12000世帯は、南あわじ市の全世帯
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◆ 書 名:『デジカメに1000万画素はいらない』(講談社講談社現代新書) 種 別:新書 194ページ 著 者:たくき よしみつ 版 元:講談社、2009.06 価 格:940円+税 ISBN :978-4-06-287963-7 4刷4万部の快進撃 ■今すぐご注文できます で買う で買う bk1で買う 紀伊國屋で買う ■はじめに デジカメの世界には、大きな嘘や迷信、間違った「常識」がはびこっています。 その最たるものはカメラの高画素化競争でしょう。今の技術で500万画素のCCDを作れば、確実に1000万画素のデジカメより「きれいな写真」が撮れるのに、メーカーは「結果的に写真が汚くなる」ことを承知の上で、無理な高画素CCDを開発し続けています。 理由は単純で、高画素をうたったほうが「売れる」からです。結果として、ユーザーは本来実現できる性能以下のカメラを買わされているわけで、技術者に
デジカメ業界に激震を走らせたヒット作『デジカメに1000万画素はいらない』(講談社現代新書)の著者が、デジカメをいかに楽しく使いこなすかという話を、「ガバサク理論」を踏まえて分かりやすく解説しています。 はじめに ビンボーさんにとっての写真撮影趣味とは(このサイトの趣旨など)
現在、デジタル一眼の大半はAPS-Cサイズという撮像素子(CCDやCMOS)を持つモデルです。 よく、デジタル一眼レフカメラのカタログ記事で、フォーサーズ機とAPS-Cサイズ機、フルサイズ機を一緒くたに紹介しているのを見ますが、あれでは初心者はどれも同じ「デジタル一眼レフカメラ」と勘違いしてしまうでしょう。 フォーサーズ機は、オリンパスが提唱しているデジタル一眼レフカメラの統一規格ですが、現時点ではオリンパス以外ではパナソニックしか出していません。 一般的な(APS-Cサイズ)一眼レフの撮像素子は、メーカーや機種によって多少のばらつきがありますが、概ね23mm×17mm程度(約390平方mm)です。これはフルサイズ撮像素子(36mm×24mm=864平方mm)の半分弱の面積に相当します。 これに対して、フォーサーズの撮像素子は17.3mm×13.0mm(=224.9平方mm)で、APS-C
明治「維新」がいかに愚劣なクーデターであったかを告発する本は多数出ている。本シリーズの第2巻でも、戊辰クーデターは「維新」などと美化されるものではなかったことを順を追って解説したが、そのクーデター後に始まった明治という時代を作った明治新政府は、やはりダメダメだった。副題では思いきって「馬鹿が作った」と言いきっているが、では一体どのへんが馬鹿だったのか。 例によって、講師と生徒一人の対話形式で、講談を聞いているようにスラスラ読める。
おーしまえぐぜ、と読みます。 作者が語っているように、自分用に開発したソフトが出発点らしいですね。複数の機能がありますが、メイン?は、携帯端末で使う独自の絵文字をパソコンから入力できるようにするという機能。 上の画面は、各社携帯からDoCoMoを選び、その絵文字一覧を表示させ、コード変換しているところです。 DoCoMoの絵文字をいくつか指定してShift-JISテキスト表示させています。 念捻殮簾獵令煉濾旅廬女礪濾旅廬 ↑ こういうコードが出力されています。これをそのままHTML内に記述すると、 念捻殮簾獵令煉濾旅廬女礪濾旅廬 ↑ このように、読めない漢字の羅列になります。Wind
このページは過去の記録(2007年9月編)です。2012年秋バージョンがこちらにあります 今デジタル一眼を買うなら(2007年9月編) デジタル一眼でなければならない条件を考える デジタル一眼レフカメラの問題点は、 暗いレンズしか持っていなかったら使用条件が限定され、あまり意味がない 「使える明るいレンズ」があまりなく、あってもあまりにも高価すぎる 液晶モニターで同時モニターできないものが多い 大きくて重い シャッター音がする といったところです。 そこで、今、デジタル一眼レフカメラを買うならば、次のような作戦をたてたらどうかと提案します。 レンズはメーカー純正の暗いセットもの(F3.5-5.6がほとんど)ではなく、タムロンやシグマなどのレンズメーカーで出している、一段階明るいレンズ(全域F2.8など)を選ぶ レンズが暗いのをカバーするため、ボディに手ぶれ補正機能を搭載した機種を選ぶ これ
パソコンの性能は概ねCPUの速度とメモリの搭載量で決まります。 メモリといえば、DIMMなどの物理メモリ(マザーボードにささっていますね)のことを言いますが、作業中、CPUが要求するメモリ量がこの物理メモリでは足りなくなると、ハードディスクの空き部分を臨時にメモリの代わりとして使用します。これを「仮想メモリ」などと呼びます。 仮想メモリは物理メモリに比べてアクセス速度が落ちますので、物理メモリがたくさん積まれているコンピュータのほうが安心してサクサク仕事ができるわけです。 物理メモリは仕事が終わって開放され、再び空き容量として使えるようになりますが、長時間作業を続けていると、これがうまくいかずに、いつまでもメモリが開放されないことがあります。これを「メモリリーク」現象などといいます。 Windows 98までは、もともと16ビットOS部分が残っていて、物理メモリをいくら搭載しても有効に使え
……という感じになるらしい。 1.3以下の国はざっと26くらいあるわけだ。 日本が特に「子供を産まない国」というわけではないのである。 イタリア人は情熱的で、男は一歩外に出るや、見境なく女を口説いているようなイメージを持っている日本人が多いが、実際には日本人と同じくらい子供を作らないのである。 東欧圏諸国でも、子供はそうそう作らない。 お隣の韓国に至っては、2000年から2004年にかけての合計特殊出生率は、1.47、1.30、1.17、1.19、1.16と急激に低下している。 さて、ここで注意したいのは、日本の合計特殊出生率は特別低いというわけではないけれど、日本人の平均寿命は間違いなく世界一である、ということだ。 男女総合の平均寿命は82歳で、世界1位。 その結果、全人口に対する60歳以上の人口の割合は25.6%で、これも当然、世界1位。 上のリストに出てくる、出生率の低い国々は、すべ
デジカメ業界は、すでにコンパクト機で儲けることを断念し、完全に一眼レフ商戦に移行したと言われています。 価格が大幅にこなれてきて、今ではレンズキットでも3万円台で購入できるものさえあります。 多くの人たちは、コンパクトデジカメの性能に満足せず、デジタル一眼レフを買うのですが、本当にデジタル一眼なら「よい写真」が撮れるのでしょうか? キヤノンもニコンもペンタックスもソニーも、キット販売されているズームレンズのF値は判で押したようにF3.5-5.6で、かなり暗いレンズです。広角開放側でF3.5というのは、普通の室内では、ストロボをたかずに撮影することは無理です。望遠側のF5.6に至っては、室内ではまず使えません。 内蔵ストロボをたいたら最後、人物写真などはみんなテカテカになり、いわゆる「素人写真」になってしまいます。 どんなに撮像素子が大きくても、どんなに高解像度でも、基本的に内蔵ストロボをた
みなさんがデジタルカメラを購入しようとするとき、広告、パンフレット、仕様表などで何をいちばん重視するでしょうか? メーカーがまっ先に謳っているのは「画素数」です。500万画素、800万画素といった「画素数」が多ければ多いほど、解像度の高いきれいな写真が撮れる……一般にはそう思われています。 本当にそうなのかをよく考えてみましょう。 まず、今あなたは、この文章をパソコンのディスプレイ上で読んでいると思います。そのディスプレイの解像度はどのくらいでしょうか? 1024×768 あるいは 1280×1024 程度ではないかと思います。 一般的な液晶ディスプレイを例に取ると、14インチや15インチのディスプレイは1024×768、17インチや19インチのディスプレイは1280×1024に設定されています。 この1024×768という数字の単位は、ピクセル、またはドットです。要するに「点」のことです
・おなじみ、ガバサク流のお勧めカメラ案内です。(紺色太字部分は製品販売情報ページへのリンクがあります) ・新製品が出るたびに書き換えるのは難しいので、基本的な考え方をコンパクトに⇒こちらのページにまとめましたので、まずはぜひ⇒こちらを読んでください。 ・さらには、選考対象をポケットサイズのズームモデルのみに絞って簡潔にまとめた「2020年代のコンパクトデジカメ論」を⇒こちらのページにまとめましたので、小さいモデルに限る、というかたはこちらをどうぞ。 コンパクト機は絶滅危惧種に レンズ一体型コンパクトモデルは、1型センサー以上を搭載した高級モデル以外はほぼすべてカメラ商戦から撤退しました。 高画素小型センサーというインチキ部品を使う限り、コンパクトカメラはスマホ並みの性能しか得られない⇒スマホで間に合うから売れない⇒利益が上がらないからコンパクト機の開発からは撤退する⇒高画質を実現するには価
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