Facebook Twitter はてなブックマークわずか一年足らずで、津和野での哲学勉強会や東京での「西周(にし・あまね)を語る会」などのイベント、さらには西周の新全集の出版準備など、精力的に活動している津和野町地域おこし協力隊の石井雅巳(いしい・まさみ)さん。 津和野に来るまでは研究一本で食べていくつもりであった石井さんだが、研究対象から離れたことにより、自身の研究に対する姿勢にある変化が訪れる。また、西周を研究し始めてから、普段何気なく使っている日本語への意識も変わっていった… 彼が津和野で活動してきたこと、そして地方で過ごした日々の中で生まれた自身の変化が綴られた、若き”哲学”研究者の全3編に渡る寄稿文・第2編。 第1編:博士課程に進めなかった”哲学”研究者。「森鴎外」「西周」の故郷・津和野へ行く 津和野では、大きく分けて三つの活動をしています。 一つ目は、主たる業務である町営塾で