野村美月『“文学少女”と死にたがりの道化 (ファミ通文庫)』エンターブレイン,2006 太宰治の『人間失格』が絡んでくる物語。ちなみに『人間失格』を読んだときの感想はこちら。以下、ネタバレ全開なので、未読のかたはご注意ください。 スカートの奥が見えそうでみえない遠子先輩がエロいです。そんな遠子先輩に、主人公の心葉は半ば強引に文芸部へと拉致されます。 遠子先輩は、放課後に二人きりの部室で「むぐむぐ、こくんっ。」なんてかわいらしい音をたてながら、心葉くんのモノを美味しそうに食べます。 ソレはちょっと泥の味もするそうですが、そんな苦味もよいらしいです。私も作り出すことは作り出しますが、食べたことはないから味は分かりかねます。 心葉くんがラストスパートに励んでいるところへ、千愛ちゃんという妹タイプの少女がパンツを見せながら乱入してきて、物語は動き始めます。 クマパンツをはいてるものの、千愛ちゃんは