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口蹄疫(foot and mouth disease)とは、主に牛、水牛、豚、羊、山羊、鹿など、いわゆる偶蹄類(蹄がピースになった動物)に感染する病気です。原因は小さなRNAウイルスで、気象条件によっては200kmほど飛散すると言われています。このウイルスは口腔や気道の粘膜で増え、5-8日で発症します。その時点で既に大量のウイルスを体外に排出しており(特に豚)、それは快復後も持続してしまいます。多頭飼育している環境では接触感染の懸念もあります。 症状としては急に高熱が出て、口や蹄に小さな潰瘍ができますが、幼い動物でもなければ死亡することは少なく、通常は2-3週間で快復します。ただし、感染することによって成長が悪くなったり、牛乳を出す量が減ったりすることから、農家に経済的なダメージを与えることになります。それが1頭や2頭なら大したことないかもしれませんが、このように伝染力が非常に強い疾患では
「獣医学教育をささえあう会」は書評やニュース情報の共有を通じて獣医学教育を底上げし、サイエンスとしての獣医学とプラクティスとしての獣医療、双方の質をともに向上することをミッションとしています...つづき
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