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vibechant.hatenablog.com
鎌倉のカフェ・ヴィヴモン・ディモンシュのマスター、堀内隆志さんの自伝ともいえる「鎌倉のカフェで君を笑顔にするのが僕の仕事」を読んだ。日本史だけが得意科目の歴男で、大学時代はテニスサークルに所属していた“ミーハー大学生”(本人談)であった堀内さんが、歴史ある町・鎌倉でフランス語の店名のカフェをなぜ始めたのかから、グッズを販売する理由やコーヒーと音楽の関係、20年以上お店を続けてきて感じたことが、堀内さんのお話し方と同じように丁寧で、穏やかな文体で記されている(実は趣味がプロレス観戦の熱い魂を持った方なのだが)。 僕が初めてディモンシュに行ったのは1995年ぐらいだと思う。クラブを借りてDJをやっていた頃にフライヤーのデザイナーをしてくれていた娘が「鎌倉に好きそうなカフェがあるよ」と教えてくれ、遠足気分で行ってみようということになった。鎌倉に行ったのは小学生の遠足以来だったので、普通電車で行け
僕が大塚幸代さん(以下、幸代ちゃん。馴れ馴れしいが当時そう呼んでいたので)に会ったのは、1991年の8月の終わりぐらいだったと思う。アルバイト仲間のT嬢に「フリッパーズ・ギターのファンジン作ってる娘と知り合ったんだけど、会ってみない?」と誘われたのがきっかけだった。当時、僕はフリッパーズにはまっていて、バイト先のレンタルレコード屋でいつも彼らのCDをかけていた。 どこだったかは忘れたが、ファンジン「FAKE」を一緒に作っていたN嬢とともに幸代ちゃんに会った。T嬢とN嬢はすでに面識があったのですぐ盛り上がっていたが、初対面の僕は何を話せばいいかわからず、しばらくだまっていた。少ししてから幸代ちゃんが僕に向かって「あのお、失礼ですけど、誰かに似てるって言われたことありませんか?」と訊いてきた。僕が「あまり言われたことないけど…中学生の頃、水泳部のコーチに舟木一夫に似ているといわれた」と答えると
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