独立して間もないころは、 とにかく「場数」をこなしたかったぼくです。 「人前で見てもらえれば、きっと次につながっていく」 一生懸命演じていれば、経験は次につながる・・・はず。 そう信じていた甘々の頃のお話です。 ノーギャラで受けた仕事は連鎖します 「うちでやっていいですよ」 「お客さん多いから、きっと宣伝になると思いますよ」 ある人気ショッピングモールのイベントスペース。 お話をいただき、出演しました。 その時は30分公演を1日2ステージ。 当時は「和太鼓奏者」としてやっていく気満々でしたので 太鼓演奏メインのプログラムでした。 おかげさまでお客さんからは好評。 モールの支配人さんからも 「お客さん、よろこんでましたね」 「ぜひ、またお願いします」 でもぼくは、以後ここのステージには立ちませんでした。 なんで? ノーギャラだったから。 ノーギャラで仕事をすると 次もノーギャラにしかならない