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大谷翔平
wandsmagazine.jp
「おいしくて値段の手頃なグラッパが手に入らない」。 「このごろ全く見かけなくなった商品がある」。 なぜそうなったか。理由の一つはグラッパに含まれるメタノールだ。 2011年6月、厚生労働省輸入食品安全対策室はグラッパのメタノール含有量を厳しくチェックするようにと各地の検疫所に通達した。輸入アプリコット・ブランデーから規制値を上回るメタノールが検出され、製品回収される事例があったからだ。通達の内容は、「果実を原料とした蒸留酒(ぶどうにあっては絞りかすを使用したもの(例:グラッパ)に限る)について、(中略)、輸入の都度、貨物を保留の上、メタノールに係る自主検査を指導する」というもの。その結果、食品衛生法の定めるメタノール濃度の規制値(飲用グラッパは1,000ppm未満)を超えるものは輸入差し止めか製菓用に回すしかない。うまく規制値をクリアしても高額な検査料がグラッパの販売価格に上乗せされる。そ
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