発熱地帯: 市場価値のないユーザーを相手にするのは大変だ

コンテンツ業界の悩みは深いが、とりわけオタク業界は大変だなあ、とつくづく思う。もはや新しいネタもとくになく、過去の資産を強引に焼き直すしか手がないようだ。 「トップをねらえ２！（仮）」、製作発表！！ かつてオタクに受けた作品の「2」をいまさら制作する、しかもかつての制作者がすでにいなかったり、作品の方向性を根本からねじ曲げていたり。ひどいもんだ。彼らはもう何が当たるのか、まったくわかっていないし、途方に暮れているんじゃないか、と思う。 ここ数年顕著なのは、男性のオタクの市場価値がゼロに近づいているということだ。 その辺は、ギャルゲー市場の縮小、萌え系コンテンツの迷走、エロゲー市場の長期的衰退などに顕著に表れている。また、男性のオタクが中心になって”一定以上の市場形成をなしえた作品が、アニメや漫画に皆無、という事実からもうかがい知れる。ネット上では話題になっても、実際にはたいして売れていない

[setamise]

"オタク"がターゲットとして魅力がなくなっているという記事。かつてゲーマーだった人には既視感ありすぎ。

[shidho]

よく2年もったな。と思ったり。

[mizunotori]

ロングテール。

[p_shirokuma]

リスクを冒せないままおっさんになった能動欠如オタク達って、いっぱいいそうだ。とはいえ彼らもMMOに逃れたりする程度には能動的だから、どこかで何かを消費するんだろうな。

[lovelovedog]

製作者（クリエイター）と消費者（コンシュマー）との乖離が、オタク男子市場で顕著になっている件。